世界の芸術  
   
美術館  

Roma

Firenze

メトロポリタン美術館

ボストン美術館
9月4日


ワシントン
国立美術館
10月6日


ダヴィンチ展
国立博物館
4月22日



フィラデルフィア
美術館
6月18日・NEW

 外国の美術館に行くと嬉しいことが幾つもあります。もちろん本物のモナリザに会えることも
ですが、私は次のようなことでいつも心が弾みます。

 まず建物がすばらしい、芸術は雰囲気がとても大切です。ルーブルやエルミタージュ美術館
は古典的な建物でその姿の美しさに見とれますが、特にその内装がすばらしいのです。
 内装の壁から天井までぎっしりと見事な絵画と彫刻で埋まっているのが普通です。展示され
ている有名な画を見るだけでなく天井画を見ていても時間を忘れます。

 モナリザの画の前はいつも混んでいるようですがほとんどの美術館があまり混んでいません。
 日本で西洋美術展を開催するとひどい混雑で人の頭越しに画を見るようなことがあります。ひ
どいときには立ち止まらないで下さい!とまでアナウンスされてしまいます。これでは鑑賞にな
らないですね。外国では有名な画が常設展示されていることと美術館の部屋が広いことからだ
と思いますが自分の気に入った画の前でゆったりと心を奪われて画の中に入りこむことも可能
です。

 もちろん有名な画や彫刻が沢山ありますし、それぞれの美術館に特色があります。ルーブルの
「モナリザ」、「ナポレオンとジョゼフィーヌの戴冠」や「ミロのヴィーナス」なら誰でも知っています。
 ウッフィツイ美術館の「ヴィーナスの誕生」、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」などなど数え
上げられないほど無限の宝庫です。描かれたときの時代の雰囲気で原画を見ることができるの
は最高です。

 嬉しいことに撮影が自由です。フラッシュと三脚を使わなければ自分のカメラで好みの画を
撮ることができます。たまにフラッシュが光って係員に制止されている人が居ますがオート撮影
になっていてうっかりしたのでしょう。照明が暗いところが多くあまり良くは写りませんが。

音楽ホール  
カーネギーホール
4月8日NEW
 美術館と違い有名なホールで演奏会を聞くのは旅行者にとって至難です。なんと言っても入場
券を手に入れるのが大変です。ウイーンのオペラ座やミラノスカラ座でオペラを見たいと思うの
は私だけではないと思いますがまだ果たしていません。日本で入場券を予約できるホールも増
えましたが、何ヶ月も前から旅行の日程とチケットの手配をするのはなかなか大変です。
日本の美術  
   西洋の美術についてばかり書いてしまいましたが、もちろん日本の美術もすばらしいものが
沢山あります。私は京都と奈良の寺院や飛鳥の古代遺跡をある時期よく見に行きました。仏教
美術や建築は日本人の心に直接うったえる何かを持っています。精神的なもの、日本人の性格
それに仏教の持っている慈悲の心でしょうか。法隆寺に見る半跏思惟像などの仏像の美、薬師
寺などに見る仏教寺院建築の美などは日本の美術のすばらしさを示しています。

 私が西洋美術に惹かれるのは、日常自分の身の回りにない非日常の美しさにあこがれている
のかも知れません。外国人に言わせるとなんともったいないと言うかも知れませんね。
   

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