Roma

ローマは永遠の都と言われているだけに街中が美術と遺跡でおおわれています。
このような環境で育てば美術などと意識しなくても美的感覚が身に付くのでしょう。
イタリアが世界でデザインの最先端を行くのもうなずけます。

私がお薦めの、ローマでどうしても見落とせないところはヴァチカン市サンピエトロ大聖堂の
ミケランジェロ作「ピエタ」と「フォロロマーノ」です。

フォロロマーノの全景ならぬ半景ほどです。フォロロマーノは古代ローマの政治の中心地で
市民広場でした。ここにローマの政治を決めた元老院の建物があり、ローマ軍の凱旋門
などが残っている。かのシーザー(カエサル)が演説し、暗殺されたのがこの元老院でした。

   
写真右側にある三角屋根の長方形の建物が
元老院、シーザーが暗殺された所
  イタリア統一を記念したエマニエル2世建造物とトラヤヌス帝の勝利を記念した円柱   トラヤヌス帝の円柱の部分拡大

ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂

   
ヴァチカン大聖堂のトップから広場を俯瞰   システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作
最後の審判壁画
  システィーナ礼拝堂の天井画
天地創造
   
ヴァチカン美術館・ラファエロの
アテネの学堂
  ヴァチカン美術館・地図のギャラリー   ヴァチカン大聖堂の傭兵
スイス衛兵
   
ローマ共和国広場の向かいにあるサンタ
マリア・デリ・アンジェリ教会
  パンテオン   パンテオン内ラファエロの墓


そのほかにもカピトリーノ美術館、ボルゲーゼ美術館、パンテオンなどなど数え切れないほど見所が
あります。1ヶ月居ても全部見ることはできないと思われるほど美にうずもれています。
「ピエタ」はミケランジェロが23才から2年間かけて作った死せるキリストを抱く聖母マリア
の美しい大理石像で、その若さでどうしてこのような迫真の像を刻むことができたでしょう!
1970年、変質者に傷つけられてからガラス越しに遠目で見るようになりとても残念です。


   
ボルゲーゼ美術館   ボルゲーゼ公園松林の中にあるラファエロの別荘  

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