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新車の内装を壊す話

やりそこなった写真があります

フィットは、ドア埋め込みスピーカなので、内装を剥がして取り付けます。
これだけ売れている車なんで、内装の剥がし方を丁寧に説明したURLがあるとおもいますが、ここは、剥がし損ねた写真があるので、大変貴重です。
あと、当初考えていた以上に、フィットの内装のクリップは、「硬い」ものでした。つまり、取ったり付けたりを繰り返すようには考えられていないということです。
写真に写っているプラ製の内装剥がし(柔らかいので、失敗(抜け残った)したクリップを抜くだけでも空振りしてしまう)よりも、金属のタイプを手に入れたほうが、早く終わるとおもいます。実際数個のクリップは頭が欠けてしまったんで、元通りに戻したい人は、クリップを数個補修部品として購入してから臨むとよいでしょう。

いきなり苦労話になってしまいましたが、悪戦苦闘してF160を4つ付け替えて半年後、ふとFMを真剣に聞いてみたら、けっこういい音してます。
正直な話、取り付けた直後は、

これがロクハン?

と疑うほど、さっくい音(どんしゃり)していました。ところが、足した吸音材やパッキング、もちろんユニットなどが馴染んできて、半年後には、

中押しのある音

に変わっていました。
あと、意外でしたがグラスウールの断熱から、厳寒期の寒さが和らぎます。車買ったら、必ず入れたくなるくらい。
ひとつ問題があって、遮音性が高すぎて、緊急車両に拡声器で誘導されるときに、窓開けないと聞こえないというのがあります。
以下取り付けの苦労談です。

右後ろだけ、何故か失敗してしまった

スピーカのついていない後部座席ドアから取り掛かりました
   
後部の扉は、以下のピラーを外します。これこそ本当に、隙間につこんで、力任せに「ぺりっ」と外すだけで。普通に外せて、普通に戻せます、普通は。ところが納車後(=塗装後)一週間のため、あっけなく塗装が剥げたとこができてしまいました。後でタッチペイントで修正せねば、、

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次がドアノブで、ネジ一本です。外して前にズラすと、簡単に、、

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このようになります。青の外れ防止のカラーは、左だと茶色になります。

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初公開?走行距離500km未満の新車の内装を、間違えて壊したところ
   
いろんな意味があって、写真撮りながら作業するんですが、今回は右後ろだけ、やに汚く隙間が出来てしまったんで、写真で見直したら、以下のとおり、本来外すべきでない取っ手の上部を根元から抜いてました、、

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上部ごと外しちゃうと、内装取り付けてるネジが良く見えますね、、    
で、これを直すのは、内装からハンドル部分の基台を外す、つまり、内装部品をさらに部品に分解して、やり直すことになります。    
一見、パワーウインドウのスイッチを外せば、内側から取り付けなおせるように見えるんですが、ダメで、内装表からタップネジ数本で止めている、以下の黒いハンドル部分を外して付け直します。

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内装止めているネジを外したら、あとは隙間からクリップを外すだけですが、けっこうぴったりついています、、というか、とても硬いです。3つくらいクリップを探り当てて外したのちに、力いっぱい引っ張ると、残りのクリップも一気に外れます。ここで、一個くらい頭が割れてもひるまないことです。

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これが、内装を剥がしたところ。オーディオレスタイプは、後部扉のスピーカユニットは実装されていなくて、左下に見えるグレーのスポンジで穴が埋めてあります。そのスポンジの内側に、配線された(生きている)スピーカケーブルがコネクタ付きで貼り付けてあります。

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ふさがれた穴をアップで見ると、こんな感じ。塞いだのは、防音のためと思われる。百万円ちょっとの車のわりには、静かで、扉を閉めるときに気密性が感じられるのは、こうした小技の積み重ねにあるようです。

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スピーカの取り付け
   
わざわざ自分で内装を外したのは、それなりに音響的な処理をしたかったからです。以下は内装の内側ですが、これはそもそも共振しにくい、スピーカ向きの素材でったので、そのままにしました。

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PIONEER TS-F160を選んだ理由は、他でもなく、以下の取り付け部品(バッフル?)が、最初からついていたからです。普通は、スピーカユニットの他に2500円くらいで、この「輪」を買うことになるんで割高、とりあえずリアから音を出したかったがため、一式になっているTS-F160を選びました。
防振と気密のために扉がわに、幅広の3分割のスポンジを貼り付けます。

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穴を塞いでいたスポンジを剥がします。剥がさずに、穴をくりぬけば、先のスポンジは不要です。見えているカプラは、オーディオレスでも最初からついています。

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せっかくですから、扉内にグラスウールをつめます。以下東急ハンズで買ってきたものですが、たぶん大工用(家の屋根裏に敷く)のを、細かく切り売り売りしているみたいで、厚みがあり、グラスもでかいので、断熱効果も期待できそう??

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以下のように詰めました。こうすると、オーディオっぽいです。

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TS-F160には、ホンダの配線カプラが付属しているので、刺すだけで配線は終わります。繋いだだけでで音が出てしまうのは、オーディオレスのタイプに、純正外の4チャンネルアップをもつカーナビを接続してあるからです。ベーシックな純正CDプレーヤだと、アンプは2チャンネルなんで、リアは繋いでも音が出てきません。

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わりとまともな音が出てほっとしました。ボリュームを目一杯あげでビビリが出てないか確認します。裸だと抜けのよい(どんしゃり)音がするんですが、内装を取り付けると、グリルガードが効くのか、おとなしい音に豹変します。

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フランジとバッフル?の間に気密のためスポンジを張ります。細いスポンジが付属していたので、それを「取り付け輪」側に貼りました。扉内から内装内側に漏れてくる音の吸収です。これでも内装は触ってビリビリわかるほどに共振はします。

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あと、以下の隙間テープで、スピーカの淵と内装の間を埋めているんですが、ちょうどスピーカの淵にぐるりと貼り付けた写真が無くて残念です。

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内装を戻す時に、以下のグラスウールを、内装と扉の間に入れ(残し)ます。

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前席は、純正スピーカと入れ替えることになります
   
前席の扉は、以下の謎のスチロパールの柱?が扉内にあります。
このためか、構造の違いかわかりませんが、同じTS-F160を4つ(2セット)を入れたにもかかわらず、前席の扉のほうが、圧倒的に良い音がします。

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あと、運転席には以下の大きいカプラがあり、これを外すので苦労した人が多いとおもいます。写真の親指のところにロックをしている爪があるので、それを押してマイナスドライバなどで「こじる」と抜けてきます。

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扉そのものの穴を塞いで、密閉型の構造を作る「デットニング」というのが流行っているらしいです。
まぁ、人それぞれですが、私の場合、予算で買ったTS-F160が、とても密閉でドライブするユニットに見えなかったので、背面開放の箱に近い処理となりました。
TF-F160は、さほど強いコーンでも、磁気回路でもないですが、純正はさらにその上をいきます??
以下、前席から取り外した純正のユニットです。驚くべきはその軽さで、キャンプや学校給食のメラミン食器並です。例えも例えですが、このスピーカユニットのプラスチックフレームは、内装扉同様、音響的にはメラミン食器そのもので、共振しますがQ0が低くて聞こえる悪影響は少ないです。よって、ことさら防振材など貼り付けて重くすると、この車の持ち味と反することになります。リアのスピーカユニットも、ケーブル配線するコスト考えたら、最初から全タイプ実装して良さそうなものですが、無しにしているのは、軽量化のため(いくら軽いユニットでも、質量がないわけではないから)といえます。

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典型的なカマボコ特性の部品ですが、とにかく、たったこれだけ(とにかく、めちゃくちゃ軽い)のもので、一週間役に立って(ビビリもせず、割れもせず、単調な音を奏でてきた)きたのだから、それだけでも驚くべきことです。
よーく見てもボイスコイルから、接続用のカプラまでの配線が見えていないですね。どう繋がっているんだろう?
この純正のユニットは、いまひとつパッとしない不明瞭な音ですが、もし扉内装のスピーカグリルを切り取れたら、高いほうが伸びて丁度良いかも。あと、この車の場合、後部の扉だけは何故か良い音がする気がしないんで、前の扉についていたのを後部に回して、前の扉に高い社外のユニットつけたほうが効果的かもしれません。

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右後ろの扉の取っ手に、深い痛手を残した(完全に直すのに、さらに一時間かかりました)スピーカ入れ替えでしたが、自分で処理したのだから、目で確認した分、音響的には納得というか、諦めがつきます。これ以上というのは、扉埋め込みではなく、箱のスピーカ使ったほうが楽なんですが、そうすると車の重量が増えてしまう、、軽いというのは、この手の車の命ですから。
とにかく、ハッチバックなどで箱がリアに置けるならともかく、扉にユニットを埋め込んで、まともな音を出そうというのは、所詮無理がありますね。やるなら、もっと小口径(8-10cm)のユニットに、バスレフの箱をつけて、箱ごと扉に埋め込むとかです。
このように、ユニットを直接扉に取り付けた場合は、ビビリなどを抑えたとしても、背面からの音圧や音をどうするかですが、扉内に閉じ込めると、f0が急上昇せざるおえない容量だとおもいます。まったく扉を防音してしまうと、外の音(例えば遮断機、警報機)が聞こえなくて危ないし。
極端な話、中域ならば、純正スピーカでも良く出ていました。違いは、純正ユニットはあまり高い音が出ないので、TS-F160に入れ替えると、楽器の数がグッと増えるような、情報量の増大が感じられました。あとは、シビックEG4との比較になりますが、フィットそのもの静かな車なんで、TS-F160の小音量時の応答のよさが効いて、シビックでは走行中聞けなかったピアノソナタなんつーのも聞けるようになりました。
低域は、グラスウールが利いていて、そこそこタイト、F160の特性か?分離も良いですが、さすがにあまり低いところは、F160+扉では無理なようです。
個人的には、コアキシャル(同軸2ウェイ-)は、タンノイでもあまり良いと思っていない(低域の伸びとか、大音量での崩れとか)ので、普通のダブルコーンか、センターキャップがドーム兼ねている(純正はこのタイプ)、いわゆるフルレンジユニットが市販されると嬉しいです。コンデンサー一個かまして、インピーダンス4Ωといわれても、、なぁ。
なにはともあれ、後部座席でもテレビの内容が、音声で追従できるようになったので、かなりの進歩です。
前席にしかスピーカの無かったときは、後部座席は、カーナビ(テレビ、DVD、CD、MD)から孤立無縁で、寂しかったですから。
遅れましたが、オーディオレスのタイプでも、後部扉にスピーカの配線だけ、完璧に生かしておくというホンダの姿勢は、ありがたいですね。あと、この超軽量の純正ユニット、音響的には、帯域が狭すぎるけれども、そういった、純オーディオ以外の用途であれば、軽くて余計な振動しないという点で、けっこうすごい部品(航空機の部品並?)だとおもいます。
4個替えたため、これだけで2kgほど車重が増えました。シビックのTypeRなんかで、内装外してる人からみれば、「なんともったいない」ことか、、



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