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FE87Eの試聴

FE83を2発のバックロード6N-FE88ESのダブルバスレフと聴き比べました


箱がテンポラリ(E82をFE103で使ってしまったため)なので、高音域の印象しか比較になりませんが、、

以下、ずっと繰り返し、違う表現をとっているだけで、同じことを書いていますので、端的に以下一文にまとめます。
FE83-FE103は、ハイコンプライアンスの設計をされているので、f0近辺の音がまとめて入力されると、振動が頭打ちになって「ボン」が「パコ」という音にかわりますが、FE87E-FE107Eでは、それが目立たないように抑えられています。

  1. テンポラリの箱

     
    「ゥ作しましょう、、」シリーズの8cmバスレフの箱を使いました。FE83、87用を流用したのがまずかったようです。

  2. 記念ハ真

     
    ここで、吸音材を入れなかったのが、高音域のみの比較になった敗因です。純正のE82だと、もっと中低域が聞けたとおもいます。

  3. 他の箱の比較(外観)


    てっぺんの小さい箱が、FE87Eです。その下が6N-FE88ESのダブルバスレフ、その右がFE83を2発のバックロードです。  

  4. 6N-FE88ESとの比較

     
    6N-FE88ESのような、硬く細くすっと伸びた高音域とは違い、ゥ然で聞きやすい高音域です。よくできたソフトドームツイータのようです。いわば、FE87を対極として、6N-FE88ESをマイルドにした感じです。中域の張り出し方は、タイトで、ポートを細くしたバスレフか、バックロード向きで、この点がFE83からの伝統だとおもいます。

  5. FE83との比較

     
    人によっては、「紙くさい」と言われる、芯のある高域が無くなった感じ。逆に、バックロードなどで低音域が強化されたときのことを考えると、バランスが悪いかも。とにかく、強烈な個性だった「張り」が消えて、よく言えば、ゥ然になった、悪く言えばエージングを通り越したFE103に中音域が似ています。

  6. おまけ


    増えたスピーカの切り替えをヒノで買ったんだけれども、一応東海から東京まで出かけたんだから、買うときに「音的にどうですか?」と聞いたところ、困った顔をしていた。ちゃんとつっこんでくれないと関西の人が困るがや。
    補足(関東人からソ問があったので、模範解答を以下にヲします)  
    「音的にどうですか?」「まぁ2A3で十分じゃないでしょうか、、(30点 ぼけtoぼけ)」  
    「音的にどうですか?」「そりゃ、買ってみにゃ聴けんで!(100点 ぼけtoつっこみ)」  


専用の箱を考えてみたいけれど、このところ増えすぎたのでいましばらく静観。
歪感は無いのだけれど、たとえばFE83を2発のバックロードと入れ替えようとは思わない。もはや別ユニットというべきか?
HiFiという意味では、コストパフォーマンスがずば抜けているが、6N-E88ESのように、一年で聞き飽きるような個性ではないし、FE83のように、そればかり聴いていると病気になりそうなところも無い。おそらくFE83よりも、バスレフでFE103相当の低域が出ると思われる。
FE83を2発のバックロードも、エージングが進んでくると、だいぶおとなしくなるが、ESコーンのFE87Eは、歪感が、かなり少ないです。これは、6N-88ESと比べてもそうです。良く聞くと、6N-88ESは、10Khzの上当たりに、ピークが立っているようです。
どれがいいかというと、音楽を寝付く前に聞くとすれば、FE87Eがいいです。
ただし、この8cm、10cmのユニットで聞けるのは、原音のわからなくなった録音、

SONYのSBMや、グラムフォンのデジタルリマスターだけです。
アナログ(テープ)をそのままの

とかレコードは、聴くに耐えません。
これ以上の結論は、音楽鑑賞用アンプに譲ります。

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FEシリーズの小型ユニットの概観比較

FE87E,FE107Eの概観比較

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平成13年11月29日 de jp3exe ex je2egz, no limit.