イコライザ部分は、まだ検討中ですが、フラットアンプ部分は所詮LSI4個なので、すぐ音は出ます。
問題は、このフラットアンプで、10万円以上するプリアンプと、どうちがうのか?CDを直結できる環境で、
プリアンプは必要なのか?あたりにあります。
主要な部品の調達は、オーディオQさんからです。そのまま使うわけではないので、以下の写真のうち余る部品が多いですが、個人で集めるよりも手間と費用が節約になります。
手持ちの部品は上記の回路で「抵抗」だけでした。高い抵抗は持っていないのですが、本数はあったので、数本測って揃えました。
ポイントは、以下のとおりです。
整流コンデンサーの一発目は、元からあった(この前換えたばかり)のを使いたかったので、大きすぎます。二発目は、このくらい大きくしないと「シー」というノイズが聞こえてしまいます。
そこで問題なのが、電源のOFF時にこれらの放電で、ものすごい音が出る(ギュルギュル、ビー)ことです。
上記音が出るまで数秒のタイムラグがあるので、ACコンセントを連動にして、先(というか同時)にパワーアンプの電源を落とすことにしました(=なんにもせんのと一緒)。
部品名 | 大体の値段 | 入手先 |
Dual,DIP,8pinのOPアンプ | 100円- | オーディオQ |
8Pソケット | 30円くらい | オーディオQ |
蛇の目基板 | 150円くらい | オーディオQ |
抵抗 | 20円×6 | 手持ち |
電源の電解コンデンサー | 500円×4 | 手持ち |
カップリングのフィルムコンデンサー | 100円×2 | 手持ち |
7815、7915 | 120円×2 | タケイ無線 |
電源トランス | 5千円くらい- | 流用 |
ケース、ボリューム、スイッチ他 | ピンきり | 流用 |
新規合計 | 約500円 | トランスが高い |
とにかく、トランジスタより、数値的な出来上がりが良く、電解コンデンサーがなくて、先々の修理も楽そうです。
工作のしやすさは真空管並(ソケットだし)ですが、乾電池でも動いてしまうのと小ささで、オペアンプに分があります。
このオペアンプとボリューム一個というのが、私の探しているプリアンプのような気がしてきました。