エプソンからレーザー光源のプロジェクターが発売されました
プロジェクターは、球が古くなって埃をかぶったり、つけるのが面倒くさくなってやめた人が多いとおもいます
ところが、エプソンのレーザー光源は、オンオフ一瞬、消費電力、設置場所、お値段もやさしいのです。
つけるたびに滲みを調整していたバルコの3管がレコードだとしたらCDみたいなもんです。
三度目の正直ということで、面倒くさくなってやめてしまわないように、スーパーウーファなし、スピーカーケーブルは直接はんだ付け、スピーカーは劣化のないものを選びました。
大画面、大音量で映画を見直すと心が揺さぶられます。
ネットの買い物、届いたら本体が小さくて不安になったが
EF-11は、ハイビジョンをハイビジョンで見るとして、昼間の投影でなければ十分を越えた解像力と明るさです
明るい会議室の業務プロジェクターに慣れた人でも十分なコントラストが得られます
さて、あえて明るさをもとめないプロジェクターをエプソンが出してきたかというと
映画は、まっくらい部屋で見るべきだからです All Rights reserved JJ0WAJ(C)
- EF-11
EF-11は、これまでのドリーミオと見比べるとおもちゃみたいですが、このクラスでは最高の映像だとわかります
これまで明るいとされていた2000ルーメンの半分の1000ルーメンですが、部屋が広いので暗く、真黒が鑑賞できます。
明るさを欲張らなかったおかげ(おまけ的表現)で、即オンオフ、ファン静かと良いトレードオフになっています。
光学的な設置調整ができない、もしくはデジタルの処理では画質が落ちるので、ひたすら小さいEF-11の位置を動かしてベストな表示を探りました。
カメラでいうと単焦点レンズとズームレンズの違いみたいなものです。ひたすら足腰を使って、奇麗に映るところを探します。
天吊りならともかく据え置きならリモコンで操作よりも手の届くものを動かすほうが優れたUIです。つまり、EF-11は天井吊りには向きません。
しかしながら、もっとも映画向きな真黒映像が鑑賞できます。
- TX-NR676E
TX-NR676Eは、オンキョーのAVアンプで、7.1chで6個アンプが入っているんですが、フロントにアンプを2個使いしてバイアンプの4chで使っています
なんかいろんな新しいネットやらLANやらの機能がついていますが、見落とされがちなバイアンプが使えたのが自慢です。
- フロント FF125WK
フロントスピーカーは、端子を使用せず、直接ユニットにはんだつけしてます
FF125WKのバックロードに、ホーンツイータをバイアンプで載せてます。塩が効いてます。
ホーンツイータは、バランスとりが難しいですが、自動で調整されてしまうので、目を凝らせないとホーンツイータとは気が付きません。
箱がバックロードのため、ある程度入力がないと迫力が出ないのが難点です。
- センター FF125WK
センタースピーカーは、端子を使用せず、直接ユニットにはんだつけしてます
FF125WKをバッフルに天然素材を使った、ちょっといいバスレフに入れました。
スクリーンの両側に同相で二個置いてます。これでスクリーンの真ん中から口元のセリフが聞こえます
自慢はこのセンタースピーカで、これもよくある下置きのセンタースピーカーはなしで、普通のスピーカーを二個両側に置けばどの位置で聞いてもセリフがスクリーンの真ん中から聞こえて、本来の狙い通りになります。
市販のホームシアターのセットは2ウェイにするために6オームがほとんどで、二個パラでつなぐとアンプがトリップします。
こういうときフルレンジは有利です。
センタースピーカーはいろいろ作ってもみましたが二個が上下の位置を合わせられてよいです。
位相合わせは、気になるなら上下逆相でつないで聞き比べると効果ははっきりわかります。
なにはともあれ、スクリーンの俳優の口元から声が聞こえると、説得力があります。
- リア FF125WK
リアスピーカは、端子を使用せず、直接ユニットにはんだつけしてます
FF125WKを、どうでもいいMDFのバスレフに入れました。
リアスピーカなどなくても後ろから音は聞こえるのですが、音圧があがるので足してあります
市販ソフトがないのに7.1chとかいってる理由はよくわかりません。フロント2個でも後ろから聞こえるので、もっぱらフロントとセンターに注力しました。
以前6個置いたんですが配線が汚くなるだけで効果はさっぱりでしたので。
- OSの手巻き100インチスクリーン
スクリーンは、OS製ではありますが、一番安い100インチスクリーン、引っ越しが大変でしたが捨てずにもってきてよかったものです。
昔と違ってプロジェクターが良くなっているので安いやつでも十分、もし狙うならさらに大きいサイズかな。
↑スクリーンを手で巻き上げる(なれると一分)とテレビがでてきます。ただただテレビが見たいだけの来客もありますので、スクリーンを巻き上げて普通の居間に変身させます。
古いテレビですがスピーカーをつないであるので、これだけでも十分なサラウンド(後ろから聞こえます)で楽しめます。
- LFEの受け皿として NS-SW500B
たまにパイプオルガン、たとえばコープマンの5.1ch放送をNHKが再放送するときがあって、そのときのためにだけあるヤマハのサブウーファ。
電源手動、正相、7割ボリューム、60Hzクロスオーバー、音楽設定、5.1ソースの時だけ裏側に手を伸ばし電源を入れる。
これ込でセットアップすると、他のスピーカに対して60Hz以下がカットされるので、さらによし。
簡素で、長持ちが長続きします。スーパーウーファとか無いほうが、入ってる入ってないで気にしたりする心配がなくなるので、ナシを強くお勧めします。
映画館でボコボコの低音聞いたことありますか?気持ち悪くなるだけですよ。その分フロントスピーカを良くしたほうが効果あります。
なんだかんだで位相やら(距離ですが)レベルまでアンプのマイクが測定して調整してくれるので、同一ユニットで揃えたら、最適化しやすくなります。
多少の差をいろいろ言うよりも、簡素にして見たいものを気持ちよく見ることが大切です。というほど安いシステムでもありません。
これまでとの違いはホーンツイータをバイアンプで入れたこと、FF125WKで統一したことですが、これはもう40年来の作っては比べの結果です。
たったの12cmのスピーカ一発ですが、箱でパイプオルガンが聴けないなどということがないように、ケーブルの接触不良などで悩まないように直付けの配線をしたなどの成果です。
音楽を聴くだけなら二個でいいので文句の出ないF120Aという選択肢もありますが、数が多くなると安くて経年劣化のないFF125WKがめんどうがないです。
スピーカーの経年劣化は、同じシリーズの10年使ったFF225WKが、問題なく使えているので、そういえます。
出来上がりは結果論ですが、コイズミ無線の通販に10個FF125WKを注文し続けた結果、このシリーズでも12センチのFF125WKが中広域が奇麗に出て、箱(スリム、コンパクト)次第で低域もいかようにもでると、とかく設置の厳しい多チャンネルでは高い評価点をつけました。
昔からの例ですが、かのニューシネマパラダイスはモノラル音声、それがスクリーンの俳優の口元から聞こえることが重要です。
灰になるまで
Until it's reduced to ashes.
過去の遺産↓
Now JJ0WAJ
令和4年7月30日 に作ったきり、、