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TU-874の直流点灯化


マルチアンプの高域用に使っていた2A3シングルが、実はとてもいいものだという再認識に至り、フルレンジ(普通の使い方)で常用するようになりました。
そのかわりに、このTU-874(KT-88シングル)を、マルチアンプの高域に持っていったところ、、本来ビーム管であるKT-88に換えることにより、さらなる超高域へ再生が伸びるものと思いきや、、

ハムが多すぎるぅ


ことがわかりました。
通常ツイータはコンデンサーを介して繋がれるので、まずハムはそこでカットされます。ところがマルチアンプの場合は、アンプの残留雑音すべてがツイータに流れ込むので、ハムによりクリップした、非常にざらついた音が出てしまいます。
そこで、徹底したハム対策を行いました。

  1. 配線をしなおし
  2. tu898-1
    交流の線と信号線を張りなおしました。すると、ぽっかり電源トランスの前に空間が、、
    回路図を見ると、6.3Vの巻き一箇所で、すべてのヒータを点灯していることに気がつきました。
    となると、考えることは一つです。

  3. 10000μFが2本も入る
  4. 300B
    直流点灯にも、いろいろやりかたがあるでしょうが、とりあえず手持ちの10000μFが2本入ることがわかりました。
    あまり容量が大きいと、ヒータの点灯が遅れて、その間プレートに高電圧がかかり続けること、同様にその前後に、オリジナルの設計時に考えられなかった電圧がかかる問題が出てきますが、、、
    2本入るので2本入れました。

  5. ブリッジダイオードの取り付け
  6. 300B
    同じく手持ちの、100V/4Aのブリッジダイオードを、ケースの脇につけました。上の写真で、真ん中左側に、赤と青のリード線が出ているのがそれです。

  7. 基板の交流6.3V端子には極性がある
  8. 300B
    交流6.3Vは、ヒータ点灯のほかに、整流して発光ダイオードを点けています。よって、その整流と極性をあわせる必要があり、それは、手前の端子が+(プラス)です。この逆に繋ぐと、LEDが光りません。それだけ。
    こうして聴いてみると、ハムはまったく無くなりました。


とはいえ、残留雑音がまったく無くなったわけではなく、トランジスタアンプと同様の「シー」というのは、あいかわらず残っています。ツイータ「ここにあり」といった感じです。KT88そのものがシングルよりもプッシュプルのほうが遊べるものなのか、あるいはドライバ段の品質の問題なのかは、まだわかりません。ただし、高いKT88のアンプは、トランジスタアンプなみのS/Nであるのを、いくつか聞いたことありますが、それらはプッシュプルでした。
これ以上手を入れるのは止めときました。
結果として、低域駆動用として使われることになりましたが、その場合はハムがきれいに無くなったので、すっきりした低音が出るようになりました。

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平成13年10月30日 de jp3exe ex je2egz