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パソコンをAC3プロセッサにつなぐ |
いわゆるデコーダ入り5chアンプではなく、AC3デコーダ内蔵のプリアンプ、PIONEER SP-D07につないでいます。理由は、CDを聴くことが多いので、DACが外付けであることの意味のほうが大きいからです。
ドルビープロロジックでも、十分DVDは楽しめますし、YAMAHA DSP-1よりは、その点だけ優れますが、他のサラウンド(ホール、シアター)は、10年前の不燃物に近いYAMAHA DSP-1に「広がりの自然さ」で負けています。このへんがヤマハのDSPの凄いところです。
USBのデジタルオーディオアダプタ
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ローランドの販売品ですが、入力など要らなかったら、この半分の値段で買えます。入力とかだとデジタルコピーでうるさいことになってしまいますので、いろいろついて高くなります。
SPDIFを指定すると、デジタル音声の出力がWindows2000のUSBオーディオに回ります。ちょうどUSBスピーカ(YAMAHAでUSB入力のアンプ等、製品が多し)の繋ぎ方と同じです。
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何が嬉しいのか?
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ここまで苦労してドルビーデジタルにすると、「何が嬉しいのか?」といえば、音声の再生帯域です。ドルビープロロジックでもフロントは20Khzまで再生する筈なんですが、リアの7Khzまでとバランス良くするためか、あるいはオリジナルの素材がそうなのか、とても10Khz以上の音が入っているようには聴こえません。 逆にドルビーデジタルの音は、刺激が強すぎるときもあります。ここらへんは、作品によります。上記で再生している「テーミネータ2」(PIONEER初版のTHX)は、ドルビーデジタルを生かした収録がされているので、ドルビーデジタルで聴かないと「セリフが何言っているかわからない(特に警官のターミネータ)」「迫力(そこにあるというリヤリティ)がまったくない」ということになります。 居間にあるDVDプレーヤ+AVアンプ+テレビが、流行の「ホームシアター」だとすれば、これは、夜中家人に知られずに映画を観る 「こっそりシアター」です。なにが嬉しいって、一人で夜中に音出しても、家人に「映画を観ている」とさとられません。 |
※注記:PIONEER SP-D07(今となっては古い機種)
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音声96Khz(サンプリングレート)PCMのデコードができないため、手持ちの以下のタイトルは音声が再生できません。
「禁じられた遊び」のほうは、「96Khz/24bitリニアPCM」と、はっきりジャケット裏に「自慢」してあるので問題ないです。 ところが「展覧会の絵」のほうは、「リニアPCM」としか書いてないので、いまいちです。96kHzでサンプリングしてあっても、16bitがありえるのがAC3だとおもうので、とくにLDにもあったこのタイトルでは、同じマスターから起こしたLD/DVDで何が違うかが問題だと思うのです。 |