ベンチマークの数字からすると、パッとしないし、いかにも安物のイメージがありますが、これはこれで、
一番肝心なコンパイルなどの作業時間が半減し、ビジュアルスタジオなるものも使ってみようというところまで
+一万円の投資で実用的な処理速度が得られたので満足しています。
97年秋、小遣いが有効に使われたか心配になり、ベンチマークをしてみる 。
98年夏、MMXがそんないいものか疑問に思い、 同一構成で測ってみる 。
窓の杜 からHDDBENCHの新しい261だかを取ってきました。
注意:これで出る「ALL」の数値は、241だかの「総合」より低いので比較は出来ません。
Aは、DECのCELEBRIS,GL,6200にDIMMを32Mbytes,VRAMを2Mbytes追加したもので、A'はそれにadaptecの2940で外付けしたSCSI3のHDDで測り直したもの。
B-B''は、内蔵のEIDEのパーチションを2つに切り、Win95とNT4.0をデュアルブートにしたもので、それぞれのファイルシステムを測り直したもの。
C,C'は、同じ構成のWin95について、IntelのMMXPentium166MhzをAMDのK6-233Mhzに差し替えて測り直したものである。
構成 | ALL | 浮動
小数点 |
整数
演算 |
Memory | 矩形 | 円 | テキ
スト |
スク
ロール |
Direct
Draw |
Read | Write | |
A | DEC,PentiumPRO,200Mhz,64Mbytes,
NT4.0,NTFS,EIDE,Millennium,4Mbytes |
6435 | 10733 | 14502 | 16989 | 11990 | 4530 | 982 | 24 | 2 | 3373 | 5352 |
A' | DEC,PentiumPRO,200Mhz,64Mbytes,adaptec2940
NT4.0,NTFS,SCSI3,Millennium,4Mbytes |
6908 | 10739 | 14498 | 17042 | 11999 | 4542 | 762 | 24 | 2 | 6431 | 6274 |
B | ASUS,SP97V,AMD K6,233Mhz,64Mbytes,
NT4.0,NTFS,EIDE,Trident9682,4Mbytes |
6159 | 16271 | 20873 | 14565 | 2909 | 2028 | 1513 | 15 | 2 | 2887 | 2778 |
B' | ASUS,SP97V,AMD K6,233Mhz,64Mbytes,
NT4.0,FAT16,EIDE,Trident9682,4Mbytes |
6583 | 16267 | 20873 | 14556 | 2907 | 2030 | 1510 | 15 | 2 | 4544 | 4524 |
B'' | ASUS,SP97V,AMD 6,233Mhz,64Mbytes,
Win95,FAT16,EIDE,Trident9682,4Mbytes |
6630 | 14523 | 18068 | 9181 | 5242 | 3690 | 2416 | 21 | 3 | 4550 | 4530 |
C | Tekram,P5T30-B4,P55C(MMX),160Mhz,48MBytes,TekramDC390
Win95,FAT16,SCSI2,S3VirgeDX.4Mbytes |
5079 | 9910 | 10345 | 9954 | 4516 | 3571 | 2336 | 11 | 2 | 4833 | 5112 |
C' | Tekram,P5T30-B4,AMD K6,233Mhz,48MBytes,TekramDC390
Win95,FAT16,SCSI2,S3VirgeDX.4Mbytes |
6883 | 14574 | 18134 | 9150 | 5464 | 4121 | 2828 | 14 | 2 | 4656 | 4877 |
これだけ見ると、CPUの演算だけ特に速くなってI/Oは変わらないのだが、その演算こそが衛星のトラック では最重視され、それこそ10年前にSun4/260(SatTrackというキャラクターベースのトラックソフト)で味わった「どひゃー」という快感が味わえた。