レコードを買いつづけていた理由は、聴きたい曲がレコードで出ていたからであったが、最近は、以前レコードでしか聴けなかった筈のものが、CDで再販されるありがたい傾向にある。アナログ録音がCDで再盤になったものは、いずれも廉価で手に入る。
探すのには以下のURLが便利。
こうしたCDの中には、それまでのレコードでは有り得ない、とんでもない拾い物があったりする。
上記写真は、ビルエバンスとジムホールの「UNDERCURRENT」のレコードとCDである。このレコードそのもの何度か再盤になってはいるが、初回プレスの上記ジャケット裏面（右側）の写真の入っているレコードは、希少価値がある。何度か再プレスされたもののうち、上記右側の写真がジャケット裏面に無い物が多く（これで初回プレスと見分ける）私は、約10年前再プレスされた国内盤で、初めて手にした。CDは、ライナーノーツの裏表紙にこの写真が使われている。
インタープレーって何？という質問に、このレコードを聞けばわかります、と答えるという、元祖インタープレーの一枚であるが、この録音が売られなくなったら、インタープレーを、なにがしかの方法で説明しなければならなくなるという貴重な一枚である。
ん百枚あるレコードのうち、一枚を選ぶとしたら、ベーム指揮の「レクイエム」モーツアルトである。
が、(× しかし、このCDがいまだ見つかっていない。)
カラヤン指揮のものは、どこの店にも置いてあるが、ベーム指揮のものは(× 何故か無い)。
上記録音のCDを昨年インターネットの通信販売で入手しました。413 553-2 独盤です。
他に、
そのベーム（＝ウィーンフィル？）のモーツァルトのレクィエムですが、 僕は１９７１年４月録音（Ｂｏｈｍ＝ＶＰＯ）のものを持っているので、お手紙を出す次第です。そのＣＤは、ＤＧのNEW BEST 100 の９番（国内版 ９３年９月発売）で、今はBEST100とは別に再販されているようで、ＣＤ屋に置いてあります。ＨＰにありましたレコードが５５年録音（ＶＳＯ）のものでしたら、それは分からないのですが、その再販らしきＣＤの解説書表紙が、レコードのカバーと同じもののようですので、 恐らく、そのレコードのＣＤ版と思われます。僕が持っているのはＰＯＣＧ-７００９ですが、本でお調べになるか、ＣＤ屋でご注文されるかすれば、多分見つかると思います。
と、泉さんという方がメールで教えてくださいました。
平成11年11月29日 de jp3exe ex je2egz
