近頃我が家で流行るもの (仮題)

戻る

2005/12/14

年末といえば連盟の会費振込み+免許更新の時期です。どういうわけか年半ばで加入しても連盟の会費更新は1月です。

日本では再免許申請料が高いとか、JARL会費が高いとかよく槍玉にあがりますが、こちらはその比ではありません。

 

今日払った連盟(OeVSV)の会費は116EUR!! 最近のレートでは16000円あまりになります。JARLの倍以上でしょ? ちなみにQSLは郵送してくれません。事務所まで取りに行きます。これだけ高いと入らない人多いでしょうね。どうしてこうも高いのかよく分かりません。

 

免許手数料は、出力によって違うのですが、大体20-60EURくらいの請求書が来ます。毎年。こちらの免許の場合はどうなのか分かりませんが、少なくとも相互運用協定(私の場合)の免許は1年有効です。

 

日本からの海外向けの郵便料金も割高だという議論が随分前に起こって、それ以来値下げ傾向にあります。でもこれも考えてみたら"アメリカと比べたら"なんですよね。ここでも何度も書いていますが、ここから日本までの航空郵便の最低料金は180円弱。日本よりはるかに高いのです。やはり日本で海外との比較といえばアメリカ、外国=アメリカなんですね。

 

QSLギャラリーで知られる、K8CXのサイトで7P8の信号の録音を見つけました。結構よく行っていたみたいです。それほどのパイルにもならなかったので信号が弱かったのかなと思っていたのですが、そうではなく単に誰も聞いてなかっただけのようです。SASEのQSLを見てもW6あたりから100W+GPでもできていたようです(40m)。

他でも書きましたがQSLはSASE分は既に発行済み。今来たら即日発行状態です。

 

2005/12/2

早いもので今年もあと1月残すのみ。

 

InradのWebを久々に覗いたら、IC765(=760PRO)対応のルーフィングフィルタが新発売されていました。775にも対応しているようです。ICOMで初めて対応ということはまだまだIC765の人気は高いってことなんでしょうね。確かにいい機械だと思います。今のところ手放そうとは思いません。とはいえ今は現役ではなく、シャックの片隅に転がしてあるので$170も払って買おうという気にはなっていません。MPの時のことを考えると効果はかなりあると思います。(特にQRMの激しいローバンド)

またこの前にはFT1000対応のルーフィングフィルタも発売になっています。こちらもコンテスト業界では引き合いが多いことでしょう。ほかにTenTecのOmniのものもありますが、これは日本で使ってる人は少ないだろうなあ。

興味のある方がInradのWebで。

IC756Pro(III)対応のはでないのかなー

 

最近160に居ます。ProIIIを160で使ってみての感想はProIIIのページに書きます。

 

2005/11/28

WW CWが終わりました。今回がEUで最後のWWの可能性が高いのであれこれと予定していた(端的に言えばIH9Pに呼ばれていたので参加する予定だった)のですが、諸般の事情で自宅待機になりました。とっても残念です。

このCONDXですから普通に遊んでも面白くないので、取り残しの160WACと80で珍しいところを探すのを目標にあれこれバンドを聞いておりました。

160WACで残りはSAとOC。4W3ZZはコンテスト前に聞こえていました。ピークでは耳Sで559といったところですが、いかんせん飛んでいきません。SAはさすがHC8N、夜明け前から夜明けくらいに掛けて長時間よく聞こえていました。弱いながらも安定して聞こえていましたがやっぱり飛んでいきません。umm。80mではさすがに1コールで取ってもらえましたが160にはパワー不足か? もう少しチャンスがあるはずなのでこの冬じゅうになんとかしたいのですが。

あいた時間に160でCQを出しているとOJ0Jに呼ばれてびっくり。

OJ0BとR1MVCはご祝儀ということでなるべく探して呼んで回ったつもりですがあまりactivitiesが高くなかったような…IH9Pも探して呼びました。6バンドでQSOできました。10mでできるとは思ってなかったな。

 

IC706を修理に出しました。EA6に行く前から周波数コントロールが不調で、丁度マイクのDOWNボタンを押しつづけているように周波数が変わりつづけます。自分でなおそうかとも思ったのですが、部品が小さくて大変なうえ、セパレートケーブルがないとフロンとパネル部分が通電したまま開けられないので断念。ICOM Europeに訊いてみたところ、近所のディーラを紹介されました。ここは、前回(FT1000MPの件)の処置が満足できるものでなかったので止めて、いろいろ探した結果ドイツのディーラに修理を依頼することにしました。ここで聞いたのですが、ICOM Europeはユーザーから直接修理の受付はしてないそうです。ディーラがまず修理を試み、手におえないときはICOMに送るとのこと。日本とはちがうのね。

 

7PのQSLがようやく届いたのでSASE処理を済ませました。コンピュータ処理なので250枚ほどのQSLの発行は2-3時間といったところ.便利な世の中になりました。

写真はめったに見ることができない(??)ウクライナのゆうパックの箱です。これでQSLが届きました。

 

2005/11/21

QSLにはつきもののIRCですが、ご存知のとおり現行のIRCには有効期限があります。以前にここで画像入りで取り上げたこともあるのですが、有効期限は2006年末。これは登場したとき(2002年??)から変わっていません。出た当初は発行時期に従って有効期限が遅くなるんだと思っていたのですが、そうではないようです。

某所(出所忘れました、すいません)の情報によると、現行のデザインのIRCはすべて2006年末まで有効なんだそうです。UPUでは来年から新しいデザインのIRCを発行する予定だったらしいのですが(まあこの辺が国際機関らしいというか)諸般の事情でデザインも決まっていなく、発行開始も未定だそうです。現行のデザインのIRCは2006年末まで有効、それ以降は新しいデザインで、という方針だったのでしょうが、その目論見は最初から崩れてしまったようです。

有効期限切れ対策というわけでもないですが、受け取ったIRCはなるべくこまめに使うようにしています。なにせ、ここオーストリアでは1枚で航空郵便の切手と交換してくれます。1.25EUR=約170円の金券として使えるわけです。日本で買うと150円のIRCが170円として使えるのですから単純に日本で買ってこっちで使っても得な勘定になります。無線家同士のやりとりだと随分値引かざるを得ませんからそれに比べれば使ったほうが得です。

日本だと更に切手を"チケット屋"で現金化することもできますから、IRCを売りさばくよりは切手に替えて更に現金にするほうがお得になるはずです。

引出しの中でIRCを眠らせておかないように、来年じゅうには使ってしまうようにしましょう。

因みに古いIRCには有効期限が書いてありません。通用しない国は多いようですが、日本では古いタイプのものも受け付けてくれたと記憶しています。ここOEでも使えました。

 

2005/11/14

最近blogが大流行でDXをされている方にもかかれている方がたくさんいます。参考になるのでいろいろな方のを拝見しています。特に7Pから帰った直後はどのくらいでJAで聞こえていたのか興味があって注意して読みました。

80mで耳が悪いとのご指摘数件。ノイズのおかげで確かに耳は悪かったと思います。他方それなりにこちらの信号は届いていたことが分かりました。

JA0某氏は、呼んだら"応答があった…ような気がした""空耳"等と書かれています。この局よく覚えています。こちらから3回くらいコールバックしたのにまったく返答がなかったのです。DXの基本ですが、"聞こえないなら呼ばない"でいただきたいです。

ちょうどこの日は9/30、唯一ノイズが切れてJAがそれなりに80mでできた日です。80mは開ける時間が限られているのでなるべく多くの局と更新したかったので非常にいらいらしました。この局に3回コールバックする時間であと1-2局は多くできている可能性があります。

所詮ムセンは遊びですからとやかくは言いたくないですが、"空耳"なんておちゃらけてやってるくらいだったら、真剣にやっている人々の邪魔にならないように心遣いして欲しいものです。少なくとも毎朝早朝から起きて真剣に探してくださった方が多くおられたのですから。

 

2005/11/11

職場に税関申告書が到着、ウクライナからなので7PのQSLが出来上がってきたのでしょう。

税関で1-2週間留め置かれて、うまくすれば今月中に受け取ることができそうです。来月には出張の予定がある(未定)なので、現在受け取っている分のSASEの返信はがんばって年内に片付けるように努力する、というのが現実的なところです。

 

SASEの到着もそろそろ一段落してきました。発行の下準備のために受付リストを作ってみました(7P8のページ参照)。思ったよりは少なく、局数ベースで200ちょっと。もう少しくればSASE分だけ写真の豪華(!!)カードでも作ろうかと思いましたが数が少ないので見送ることにしました。JAからのSASEは20ほど。こちらも80/40でがんばったつもりの割には少なかったです。まあ何人かの旧知の方々に喜んでもらえたので良しとしましょう。

 

ここでぼやいても伝わらないのですが、JAからBUROで送ってもらっても多分受け取れない(JAから届くころにはOEに居ない)ので返信できないのですがねえ。

 

2005/11/7

仕事が忙しくてこちらの方の更新が随分久しぶりになってしまいました。

今日は面白い写真をお見せします。

 

7P8の運用のおかげで最近SASEを結構な数受け取っていますが、その中に中身(US$かIRC??)の抜き取られたものがありました。しかもはっきりとした痕跡付きで。

表はこんな感じ。他のSASEに比べてかなりしわしわになっていたのですが、受け取った時にはそれほど不審に思いませんでした。

裏はこんな感じ。

開封してみると(上部をカッターで開封しています)カードと封筒のみ。最初は返信料は入れ忘れたのか、入れる石がなかったんだと思いました。ところが裏面のコールサインには見覚えが。RTTYのQSOの仕方について質問のメールを送ってきた人だったのです。そのメールにはUSDを入れてSASEを送ったこともかかれていました。封筒をよく見てみると、

ちょっとだけ開封したあとがありました。

私はカッターで上を開けるので明らかにこれは配達途中でだれかがあけた痕跡です。普通に考えると透けて見えていたUSDを抜き取るためにあけたのでしょう。確かにこの封筒は航空便用の薄手の封筒で、直にUSDが入っていれば透けて見えていたでしょう。

 

このSASEはHB9から送られてきたものです。当日複数のSASEが届きましたが抜かれていたのはこれだけだったので恐らくスイスで投函直後に抜かれたのではないかと思います。治安のいい、経済状態のいいスイスでもこういう事は起こるのです。オーストリアでも起こる可能性は高いでしょう。(嫌というほど郵便事故を経験している)

 

みなさん、SASEを送るときには内容物の返信料が容易に外から見えないように注意しましょう。返信料が抜かれたりSASE自身がとどかなる可能性は常にある(しかもかなりの確率で)のです。

 

因みにこの方にはメールでお知らせしたら、今度は厳重なSASEが届きました。

 

2005/8/2

CY0AAを探してみようかと20mSSBを聞いていると191に強い信号発見。どうも北米らしい。昨日はCY0AAが192にいたらしいのでCY0かと暫く聞いてみる。コールも言わずにエリア指定で延々とさばいている。個人的には好きではない運用スタイル。ようやくコールをいったとおもったら、VC9某。IOTA運用らしい。かなりのパイルになっていたので多数の局がCY0と混同している模様。

RTTYにもパイル発見。ようやく087にCY0を見つける。結構強い。これから信号がだんだん強くなってくるはずだから暫くやっているだろうとTVを観に上に上がる。小一時間後、バンドはしーんとしていた。(泣)やってしまった。

それから20mをくるくる回してみるがVC9某以外に面白そうなところは聞こえず。

 

ここのところ20mは結構CONDXがいいようです。CQを出しても呼ばれるほどではないんですが、それなりにいろいろ聞こえてきます。先日はなんとなく呼ばれている局を呼んでみてあとからコールをちゃんと取ったらET3だったりとかHF0POLだったりとか。

 

IC731を先日のハムフェアーで売りに出そうと思ったのですが、電源を入れると受信音が何もせず,電源ON OFFを繰り返しているとそのうちヒューズが飛んで電源が入らなくなりました。

ハムフェアーには間に合わなかったのですが、そのまま放置するわけにも行かず、最終的にはうっぱらいたいので修理することにしました。内部のヒューズがきれいさっぱり飛ぶからにはどこかでショートしているんだとテスターひとつで修理に挑んでみることにしました。電源スイッチ以降の13.8Vが供給されている個所を1つずつテスターであたってみます。PLL基板とメイン基板の3箇所に供給されており、思った通り1ヶ所はショート状態。このラインからはAFアンプと8Vのレギュレータに電源を供給しています。最初の挙動からAFアンプのあたりが怪しいとあたりをつけました。電源フィル多様と思しきタンタルコンが入っていてこれが怪しいような気がしますが、念のためシリーズに入っているコイルをはずして、AFアンプのICと切り離してテスタであたってみるとやはりタンタルコン.早速取り外して、近所の部品屋で代替品を買ってきて交換しました。

組み立てて(これが結構めんどくさかったりする)電源を入れてみるとちゃんと受信するし、とりあえずパワーもでているみたいです。

修理完了。テスター1つで修理できるとは結構やるじゃんと、自画自賛。

(因みに簡単にまとめてありますが、休み休みでここまで約1月かかっています。その間にねじが1つなくなりました 泣)

 

書き忘れていたようなのでIARUの感想を少し。

出張に出かける直前だったので土曜の夜少しだけHQを追っかけてみました。CONDXはあまりよくなかったようです。JAのHQも探しまくりましたが結局できたのは20mの裏表、8N2HQ@7J2YAFと8N3HQ@JH3AIUだけでした。40mくらいはできるかと思って探していたのですが見つけられませんでした。

印象深かったのがVR2とBYのHQ。どちらもJAのHQより強く、長時間聞こえていてJAより見つけやすかったです。BYのHQは40mCWでもできました。トータルではJAのHQは局数を昨年より伸ばしたそうですが、JAの局数が多かったようでDXはそれほどでもなかったとか。VR2やBYの方がよく飛んでいたような印象でした。せっかくのDXコンテストですからもう少しがんばって飛ばして欲しかったです。

 

2005/7/28

EA6に来週から(もう来週なんだ!)遊びに行くので、"706をだまして、TUNEボタン押したらキャリアがでるようにするアダプタ"を作りました。元ネタはこちら。以前ProIIIのページでもICOMのTUNE端子の解析資料として紹介しました。

元ネタによると470uFで約8秒、1000uFで約15秒とのことだったがやってみると470uF x2 (940uF)で5-8秒程度。こんな感じ。

ジャンク箱から取り出したケミコン(恐らく20-30歳)なので容量抜けかと思って念のため同じようなジャンクを測ってみたのですが(この間買った安物容量計が200uFまでしか計れないので)表示と誤差の範囲程度しか違いません。470uFを3本直列にして計ってみても150uF程度を指すのでまあパーツは大丈夫でしょう。これで良しとします。

恐らく最大で13.8Vくらいがでてくる可能性があるので余裕を見て手持ちの25V470uFで作りました。かなりかさばる外見ですが、なんとか706の後ろに収まります。これと(売れ残りの 笑)706MkIIをEA6に連れて行くことにします。

 

2005/7/26

最近CONDXも悪く、モチベーションがあがらず今ひとつネタがありません。

 

HamRadio(ドイツのハムフェア)の話を少し。

 

話題のFTDX9000はアンテナがつながっていて実働展示されていました。で、でかい。メインダイアルの大きさなんか想像をはるかに越えてでかかったです。最近日本ではご購入された方がたくさんおられるようで羨ましい限りですが、その一方初期不良?か修理中も多いようで。写真などで見るとかなり横長の印象だったのですが、実物はそんなふうには見えませんでした。

ちょっと触ってみましたがさすがにメインダイアルは大きさの甲斐あって非常にいい感じです。フライホイール効果もよく効いています。

 

IC-7800は相変わらずアクリルの箱の中に入ってぐるぐる回ってました。ICOMはあんまりやる気なさそうでしたね。IC-7000のモックアップ(?)もアクリルの箱の中にはいってました。

 

フォーラムは去年に比べて興味が湧く物の数が減っていました。VU4のプレゼンではチームがGDXFから表彰を受け、またそれにあわせて在ミュンヘンの総領事が出席して挨拶するなどかなり大掛かりでした。偶然とはいえチームが離島での非常通信で重要な役割を演じ、CNNでも報道されるなど一般からも高く評価され、アマチュア無線を広く知らしめるにはとてもいい話題だったと思います。

 

その他最近の我が家の話題は…

イタリア製の電源をテスト方々ProIIIにつないでいます。取り合えず変なノイズは出していないようです。端子が小さいので太いケーブルをつなぐのにはちょっと不自由かな?

 

2KLはたびたびプロテクトで電源が落ちる不運に見舞われあれこれやっていたのですが、どうやら去年の9Hの706同様、後面下部の電源コネクタが接触不良気味だったことが判明。差し込みなおしたら不具合が減りました。これはMolexのコネクタを使っている以上宿命でしょうか? その後、あったまってくるとCWのセミブレークインの突入時にプロテクトがかかる現象が発生。根本的にはスタンバイのタイミングをちゃんとしてやればいいのですが、サブのファンで吸い出して冷やしてやると現象が出にくくなるようなのでその方向で行くことにします。

以前もらった12Vのファンを直列につないで回転数を下げ、13.8Vにつないで使っています。3つのうち、内部抵抗の差によるのか、つなぐとファンがまわらなくなる組み合わせがあったので選別しました。SWをつけてがんがんに使うときだけ2KL上部から吸い出すようにします。

 

夏休みは8月上旬に1週間EA6に行きます。6月のHB0とあわせてQSLを作ろうと思っているので750QSOくらいはやらねば。

仕事の出張が10月のGJ行きのど真ん中に1つ予定されていることが判明。あれれ困ったな。秋の分も含めてQSL刷ったのに…

 

2005/6/30

最近新しいおもちゃで遊んでいるのでこちらに書く記事が余りありませんでした。

先週末のHamRadio(ドイツのハムフェア)に行ってきたのでそこで買ってきたものを紹介します。

 

移動用にいいかなあと思い、Spider BeamのキットをWiMoで買ってきました。ベーシックのトライバンダで300EURなり。WARCが入ると大きくなるのでこちらにしました。当初は庭に上げてみようかと思っていたのですが、会場で実物を見るとちょっと大きすぎるような気もしてきました。気が向いたら夏休みにでも開けてみることにします。

 

次に買ったのが、(恐らく)イタリア製の13.8V25Aの電源。もう随分前にJA1WPX下市氏の頒布でイータの電源を購入して以来ずっと使っていたのですが、電源が1台だけだと不自由するし、ProIIIが1台占有するので買ってきました。大体イータのものと同じ大きさ。ファンがついてます。80EURだったのでお買い得かな?

 

最後にKentのパドルを買ってしまいました。BV9PでBV4MEが持ってきていたのですが、軸受けがボールベアリングで非常にしっかりしていて打ったときの感触も微動だにしないような頼もしいものです。たまたま販売店で見つけたのですが、110EURと手ごろな値段だったので買ってしまいました。使う予定もないのに…

 

あと気になったのがグラスファイバーのポール。12.9mのものが49EURでした。日本で幾らするのか定かでないですが、割安感を感じる値段です。

 

今年は去年に比してあれこれと買ってしまいました。特別安いものはありませんがそれなりにいい買い物だと自画自賛しています。

 

2005/5/23

ProIIIはウイーンまでは届いているようですが、通関待ちです。どうやらWPX CWには間に合いそうにありません。ProIIIについては以降、こちらにまとめることにしました。

 

WPXには80mシングルで出ようかと昨日アンテナを上げました。この時期80mもないものですが、我が家で最もまともに近いレベルのアンテナを上げれるバンドですし、去年のまぐれを再び狙ってみようかと思っています。

 

デイトンはにぎやかに盛り上がっているようですが、注目はIC7000でしょう。うちにもIC706MkIIが移動用にあるのですが、期待の割に今ひとつのできで満足できていません。受信部の不満はDSPで解消の可能性もあるのでIC7000のできに期待しています。とはいえ発売になっても暫くは手にすることはできないでしょうけど(ProIII買ったばかりだし)値段は如何ほどなんでしょうね? →1595USDとアナウンスがあったそうです

一方DSPの受信音がどうなのかという不安もあります。(これはProIIIでもそうですが)以前一度だけ756Proを使ったことがあるのですが、ちょっとデジタルな音になじめなかった記憶があります。この辺がどこまで改善されているのか(ProIIIも含めて)あるいは耳が慣らされていくのか…

 

2005/5/11

BAに粉砕されたMPですが、ウイーンの販売店から見積もりが届き、修理部品代だけで1600EURかかるとのことだったので修理をあきらめました。500EURで引き取るので新品を購入したらといわれたのですが、MkV Fieldが2400EUR(払うのは1900EUR)756PROIIIに至っては3500EURなのでここで買うのを止めました。MkV Fieldでも悪くはないのですが、他のところでも書いているとおり個人的にはMPの方が好きですし、MkV Fieldではちょっとかわり映えしないかなと思い。

 

幸運にも日本の販売店でこっちまで送ってくれるというところがあったので(T電子)そこで買って送ってもらうことにしました。送料が安くて済むし、756PRO以降のICOMのDSP機を使ったことがないので試しにと思い756PROIIIにしました。今売値で30万円切ってるんですね。スーツケースにいっぱいつめてこっちで行商すれば小遣い稼ぎになりそうな価格差です。(まあ捌けるかどうかは別にして)

 

というわけで早ければ今月末か来月早々に、約20年ぶりに買った新品の無線機が我が家にやってきます。わくわく。

 

2005/4/11

先週末はJIDXでした。

本気で顔を出そうかとも思ったのですが、自宅にあるのは40mバーチカル(これがまた飛ばない)のみ、ためしに聞いてみてもあんまり聞こえないので、おなじみさんのみにお声がけで終えてしまいました。

 

感想をちょっとだけ。EUからかもしれませんが、JH4UYBは飛び、耳ともに抜群でした。へなちょこアンテナで聞いていても信号の強さが頭2つくらい他のJAと違う感じです。

驚くほど耳がよかったのはJF1SQC。20mで無理やり40mのアンテナに乗せて呼んだのですが、あちらの信号がかすかすで無理かなと思っていたのですがフルコールで帰ってきました。ローパワーエントリーらしいので信号が弱いのは当然かもしれませんが、受信はかなりよさそうです。

一方40mでEUのドパイルになりながらCQ連呼のクラブ局もありました。

 

あまり長い時間聞いていませんでしたがJAの参加局数が少ないなあという印象でした。こちらの夕方、40mを聞いていてドパイルになっているなあと思うとJAだったりします。JAから出てパイルを浴びられるコンテストという意味ではその目的は達成していそうですが、あまりに参加局数が少なく、ごく一部のBig Gunが楽しんでいるだけのような感じがします。これではJA外からがんばって出ようという気がしないのではないでしょうか。

 

というわけで10局程度QSOして今年のJIDXは終了しました。

 

2005/4/5

GJから戻ってきました。Heilは壊れることはなかったのですが、MPが粉砕してしまいました。(泣)

壊れることがないようにと”高級"Z社アルミケースに入れて、クッションの緩衝材もきちんと切って梱包したのに、ZHはフレームから変形、MPはメインダイアルから強烈な力がかかったようでフロントパネルが内側に変形してしまいました。

もちろんお約束のようにバックパネルのアース端子は曲がり、どういうわけか側面まで傷になっていました。幸い旅行保険が適応されるのでとりあえず修理に出してみようと思いますがどのくらいかかることやら…

 

さて本題のGJでの無線のほうですが、どうもCONDXがちょうど悪かったころだったようで、JAはほとんどできませんでした。直前に出た40mCWで2,3局。WPXでは初日はどうしようもなくCONDXが悪く、2日目にようやく多少JAができました。それでも20mで70局ほど。15mでは数局呼びに周りQSO.

 

事前にもらったリクエストもほとんど応えることができず、秋に再訪するかどうか考えていることころです。

 

160のアンテナはGJ行きの直前に下ろしたのですが、まだまだ160のCONDXがよいらしく悔しい思いをしています。

このアンテナについては自分なりにあれこれ試行錯誤したと思っていますので今までやってきたことをどこかにまとめておきたいと思います。

 

2005/3/16

HeilのProSetを使い始めて随分になります。最初に購入したものが97年のVK9LRの際にスーツケースの中でカップラと喧嘩して(笑)壊れて買いなおしたので、今のものは使い始めて8年近くたつことになります。

もともとのつくりがちゃちで強度的にはかなり不安なのですが、他に適当なものがないので使いつづけています。2003年のTS7Nの時に(恐らくメンバーの誰かの耳がでかかったのでしょう)パッドの部分が擦り切れ、中のスピーカの前に挿入してある薄いスポンジも破れてしまいました。

 

HeilのWebによると補修部品を頒布しているようなので随分前ですが、問い合わせのメールを出してみたのですが返事がありませんでした。ヨーロッパには代理店があるので直販はしないということでしょうか? 

 

そんなこんなで半分忘れかけていたのですが、ドイツのWiMo(アンプやアンテナを作っている、販売店でもある)のWebを見ていてHeilの補修パーツを発見。オンラインで発注できるので早速注文。在庫がないとのことで1週間ほど待ちましたが、さすがドイツ発送の次の日には到着。見事うちの使い古したProSetが(掛け心地だけは)新品同様に蘇りました。

 

イヤパッドは昔のものは表面に光沢があり,使っていると割と早い段階でひび割れが入ってきたのですが、今のものは改良されているのかマットな外見でした。開封してみてはじめて分かったのですが、イヤパッドを本体に固定するために必要なプラスチックのフレームは付属していなくて、これは古いものから取り外して付け直さなければいけませんでした。窮屈なところにやわらかいプラスチックの部品を押し込むのでちょっと勇気が必要です。

 

それから、最近になって腕の部分のHeilのロゴを覆っている透明なラバーがはがれてしまいました。両方とも。ラバーが硬くなって沿ってきたようです。これも部品交換で直せますが、必要ないので購入しませんでした。

 

HeilのWebで見ると価格は合計で$10。WiMoでは15EUR+送料が5EUR。今の為替相場を考えるとかなり割高なのですがこのくらいは仕方ないかもしれません。まあヘッドセットの補修部品にこれだけかけるくらいだったら安い新品を買うのも選択肢のひとつでしょう。

 

 

FP/VE7SVのQSLがようやくとどきました。160の強力な信号が毎日定時に聞こえ始めていたのが忘れられません。

 

2005/3/9

昨日ようやくCQ3月号が届きました。普段だったら気にも留めないのですが、今回はちょっと違います。昨年のWPX CWの結果が掲載されているのです。まあそれでもそんなに気にも留めない筈なのですが。

1週間くらい前にロンドン在住のG氏よりメールがあり、彼のところには既に届いていたのですが、私の運用した4U1VICが部門で世界1位になっているというのを知らされていたのです。この1週間首を長くして到着を待っていました。

来た来た。おなじみの表紙にCWの結果が掲載されていると書かれています。

逸る心を抑えてページをめくると、(24ページ)

部門(トライバンダー・シングルエレメントの40m)の1位ですから本文でも触れられています。(黄色の囲み)

拡大すると、

本文で名前が出たのはかなり久しぶりなので嬉しいものです。

 

で、結果のリストのほうを見てみると、

 

なーんだ、3人中の1位か。ちょっとがっかり。

言い訳しておくと、このスコアで40m全体のベスト10にあともうちょっとの成績です。(10位が2.5Mくらい)

でもマイナーな部門なので、Top Scoreの囲みの中に出ていないのがちょっと残念です。

 

因みに知らせてくれたG氏はQRPで世界3位でした。おめでとう。

 

2005/2/24

会社のFujitsuのノートPCの話はここでも以前書きました。使い始めて1年くらいでキーボードの印字が薄くなってきたことを書いたように思います。

このPC、使い始めて3年弱なのですが最近のPCは3年程度で壊れて使えなくなるように設計されているのでしょうか?

 

最初の故障は、ここでも書いたかもしれませんがキーボードの不調。F2キーだったので暫く気づかなかったのだと思いますが、使い始めて2年くらいで壊れたと思います。CTでも使わない限りF2キーなんて普段使いませんから。

 

暫くはほったらかしにしておいたのですが一念発起、昨年暮れに修理に出しました。どういうわけか無償修理であがってきたのですが、よく見ると新しいキーボードはドイツ語… まあオーストリアで修理に出したので仕方がないですね。

 

修理からあがってきて心機一転、OSからきれいに入れなおそうと思ったのですが(新しいPCも手に入れたので用途が変わってくるためHDの掃除もしようと思ったのでした)作業をはじめるとなんとHDにバッドセクタの山…確かに毎日のように持ち歩いていたのですが、それでも3年弱でHDって壊れるものなんでしょうかね。

 

何度か失敗しながらOSがようやく入り、動かしてみると今度はマウスが動かない… もっともこれはハードが悪いのかドライバのせいなのかは分かりませんが、PS2マウス(外付け)トラックポイント、タッチパネルすべてが動きません。仕方ないので、まあどうせ出張中にも使うし、小さいUSBマウスを買ってきてつないだらこっちは何とか動きました。

 

3年で満身創痍です。普通の人ならあっさり捨ててしまうのでしょうが、アマチュア無銭家の悲しい性でなんとか動かしてしまおうと無駄な(?)努力をしてしまいました。

とはいえHDが不安な状態ではフィールドで怖くて仕事に使うわけにも行かないし、代替機は既に入手済みだし、なんに使うか思案中です。 

 

2005/2/18

これも新しい話ではないのですが…

 

引出しの中から出てきました。数ヶ月前にもらったSASEの請求だったのですが…

JD1ではアクティブで超有名な宮崎さんからのカード。カードはさほど珍しくはないと思いますが、目に止まったのは同封のIRC。わざわざ購入されたらしく、小笠原の消印が入っています。(見えにくいかもしれません。写真をクリックすると大きな写真が見れます)

JD1のQSLはそれほど珍しくはないでしょうが、JD1のIRCはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか? 記念にQSLといっしょにとっておこうかと思います。

 

続いては最近のネタ。

昔からの友人が石垣にコンテストシャックを作るというので、かなりの確立で近いうちに日本に帰る可能性があるので、仲間に入れてもらうことにしました。もう工事は着々と進んでいるようです(参加できなくて申し訳ないんですが)。

1kWの免許を関係者でまとめて設備共用で受けるというのでとりあえず沖縄の免許を取っておきました。

普通に局免許が下りただけならどうってことはないのですが、出した時期がちょうどよかったのか幸運にもサフィックスにRHFをもらうことができました。

どうせすぐに変更申請するので簡単に書類の作成できる構成です。50Wの固定局は開局申請料をケチるために最近よく使う手です。

 

2005/2/9

特に新しい話ではないのですが…

 

ローバンドに出ていると時々JAからSASEをもらいます。こっちもがんばってがんばってやっとこさJAまで届いているので、JAとのQSOはうれしさひとしおなのですが、たまにはJA側でもそうらしく、1週間もしないうちにQSLが届いたりします。いろいろとメモ書きが添えられていたりして。こういう時は無線をやっててよかったなあと思います。

左上は75mSSB、あとの2枚は160mCWでのQSO。

 

以下は無線とは関係ないネタです。

出張に行く飛行機の中の新聞で見つけた写真。思わず笑ってしまいました。Financial Timesからの転載です。

 

次はルーマニアのお金。ルーマニアはすごいインフレなので、なんにしても金額がでかい。誰でも一夜で百万長者(ミリオネアー)になれるという写真です。100万円札(円じゃなくてleiでした)でないのが残念です。

これだけあっても1万5千円ほどにしかなりません。

因みに4月には新札になって0の数が減るそうです(デノミ)。

 

2005/2/1

あっという間に2月になってしまいました。現在出張でルーマニアの辺地にいますが、まあそれはここには関係ないので。

 

出張に出た週末がCQWW160だったので出発前の土曜日だけちょっと運用しました。寝ながらやったので正味の運用時間は5-7時間程度ですが、結構楽しめました。残念ながらJAへは開けませんでしたしそれほどCONDXがよかったような感じはありませんが、その分、CQを出せばレートは60-100くらいまで行くのでコンテストの充実感はあります。こちらの夜の間はずーっとEUががんがんに聞こえるのでDXをやろうと思うとかなり大変です。W(もっとも東海岸)はCQを出しているとぽろぽろと呼ばれます。JAからも呼ばれないかと開けそうな時間にがんばって1824.5に居座って1時間ほどCQを出してみましたがだめでした。DX Summitを見てもJAはその時間に聞こえていなかったようです。メインストリートあたりはQRMがひどくてレートが上がりませんが。1850以上に出ていれば結構EUに呼ばれます。

呼ばれ方やこちらから呼びに回ったときの反応から見て、このアンテナはとりあえず人並みくらいには飛んでいるような気がします。とりあえずあげた甲斐はあったようです。

またバンドの"こつこつ"いい具合から考えて、ルーフィングフィルタの効果もそれなりにあったと思います。250x2のフィルタとも相まって、充分にクリアスポットを見つけてCQを出すことができました。

懸案だったAFはD4Bができたのですが、OCとSAができていません。まあ1シーズンでWACは虫が良さ過ぎでしょう。

 

2005/1/19

まずはトラブルネタから:

11月の強風で倒れて以来、特に必要としなかったのでそのまま放置していたのですが、Peter IのこともあるのでR-7000を立て直そうと思って起こしてびっくり、いろんなところから水が出てきました。オヨヨ

よく見ると給電部のマッチングボックスと2つ目のトラップから水が出ています。

給電部は開けてみると、どうやら雨が入って水浸しになっていたらしく、中半分くらいが氷漬け(!)になっていました。どうやら最近の寒さで凍ってしまったようです。とりあえず湯を注いで氷を溶かし、水切りをして(!)中をばらしてみたところ、特に錆びなど劣化したところが見当たらないのでそのまま組み立てました。

トラップの方はあけてびっくり、なんと燃えてました。これは水とは関係なく、それ以前に何らかの原因で燃えたものと思われます。

よく見ると、トラップの外筒を止めているねじから中心部へ向かって燃えたようで、トラップのC部分に異常な高電圧がかかったようです。水によるコイルの錆びもなかったのですが、気持ち悪いので代えのトラップを購入することにします。

コイルのボビン共用のプラスチックのねじ部分がよく燃えているのが分かります。上から見ると一部穴があいています。

 

R7000は防水すべきところに、水抜きのせいかいろいろと穴があいています。トラップの下もそうですし、給電部のマッチボックスにも穴があいています。水抜きとしては必要なのかもしれませんが、うちではここから虫が入って大変なことになっています。給電部にはよく蜘蛛が入り、中が蜘蛛の巣と卵でぐちゃぐちゃですし、今回開けたトラップの中にも蜘蛛の巣がいっぱい張っていました。どうしたものか…

 

日本で買ってきたスイッチング電源(イータ電機FHH36SXU)をIC2KLにつないでテストしてみました。これは36V29Aの電源ですが、取説には10%電圧を調整できるとかかれており、実際に試してみると43.5Vくらいまであげることができました。IC2KLは定格では40Vかけるようになっていますが、電圧降下を考えて42Vくらいに設定しました。

手持ちで済ませようと思い、DC電源供給には余っているICOMのDC電源ケーブル(13.8V20-25A用? HF機のもの)を半分に切って+/-2本ずつ使いました。IC2KL-PSのものより太いようなのでこれで十分だと思います。

2KLにつないでみて、

(写真の背景がうるさいのはお許しください)

765Proで恐る恐る押してみると、とりあえずうちのインフレBird43で700-750W、内臓パワーメータで650Wくらいでるので動作確認はOKとしました。気になっていた線材の太さですが熱を持つこともなかったので大丈夫でしょう。

電源の概観はこんな感じ。

後ろには冷却用のファンがついています。

これで14kgもある付属の2KL-PSから開放され、電源の重さは4kgと軽くなります。本体は7kgなのでトータル11kgとかなりフットワークが軽くなりそうです。手持ちのぺリケースの1550に2つそろえて入りそうです。また、ちゃんとデータは取ってませんが、電源の安定度は2KL-PSよりだいぶよさそうです。

 

問題は電源の入出力どちらにもまだプロテクション(ヒューズなど)をいれてないこと。出力側は内部に入っているようなので(説明書によると?)AC側にはつけたほうがよさそうです。2KL側のパワースイッチが使えない(配線してない)のでスイッチも兼ねてブレーカーでも入れようかと思います。230V16Aのものが3EUR程で売ってました。こんなに安いものですか?

 

* 尚、この電源、直並列運転できるようなのでうまく組み合わせればJRL2000Fも軽量化可能なように思います。

 

年が明けてから"OE50xxx"というコールサインを時々聞くようになりました。これに関連する記事をOEの連盟の機関誌で見たような気がするので探してみたのですがどうも見つかりません。(最初に目にしたときもドイツ語が読めないので飛ばしていた) インターネットで検索をかけると出てきました。

Austrian State Treatyの50周年記念でOEの局は今年いっぱいPrifixをOE50にしていいらしいです。Austrian State Treatyって.…??? 平たく言うと戦後の占領から開放され独立して50年と言うことみたいです。

ややこしいので普段160mなどに出るときはOE1のままでますが、ハイバンドなどで捌けそうなときはOE50を使ってみようかと思います。

2005/1/15

早速FT1000MPのルーフィングフィルタを入れてみました。

これは、ドキュメントにもあるとおり、

70MHz IFに6極、4kHz幅のクリスタルフィルタを挿入するものです。特性のグラフによると、ちょうど455のメカニカルフィルタとクリスタルフィルタの違い程度の改善が期待できそうです。回路図によると、

クリスタルフィルタの挿入損失を補償する為に2石のアンプが入っています。

概観は以下の様。

 

取り付け手順は"Front end mods"の時と同様、空きスペースに基板を立て、IF信号をこの基板を経由するように差し替えます。取り付けは蓋をあけるところから含めても5-10分もあれば済みます。装着後はこんな感じ。

 

さて、効果のほどは…

最近は160mを中心に聞いているのですが、ローカルのEUの強力な局によるカブリや抑圧は減ったような気がします。

 

蓋を開けたついでに、オプションのクリスタルフィルタを全部挿入した写真を撮ってみました。(自己満足)  その時々で"最適"なものを入れているのでメーカーがばらばらです。(笑)

 

2005/1/13

あけましておめでとうございます。

このページも放っているうちに年が明けてしまいました。それでも時々見にきていただける方があるのは幸いなことです。

最近blogなるものがはやっているようで、ここのページの用途にはそれもいいのかなあと思っているのですが、なにせやる気になっておりません。

 

更新はたまにですが、ちゃんとネタはそれなりに用意してあります。中途半端ですが今日も盛りだくさんです。

 

年末年始に日本に帰ってきました。飲み会関連のネタは他のWebに既にアップされているのでお買い物関係を紹介します。

 

まず最初はIC2KL用に買ったスイッチング電源。イータ電機のFHH36SXUという36V1kW出力のものです。"なんちゃって" の皆様も使っていますし、JH1ROJ沼口さんからも話を聞いていたので欲しいと思っていました。店にふらっと行って買える物でもないので(多分)友人に頼んで事前に買っておいてもらいました。送料etc込みで6万円弱。まあこんなもんかな? まだ通電していませんが、次にどこかに行くまでには2KLを移動用アンプに仕立てたいと思います。

 

次はInradのFT1000MP用70MHzのルーフィングフィルタ。これも日本で買ったわけではないのですが、以前Inradからオーストリアに送ってもらって通関でもめて受け取れなかったことがあったので日本に送ってもらいました。帯域は6kHz(だったかな?)で、InradのFront End Modsと差し替えて使います。Front End Modsは早速岡山のG氏に格安で引き取られていきました。これでMPもIMD特性がIC7800並になるはずですがいかに?? まだ箱に入ったままです。

 

実際に日本で買ったもの(無線関係)はポリバリ。160mをやっていると受信アンテナが欲しくなって、ループアンテナ用に買ってきました。さすがラジオデパート、探せば打っている店があるんですね。1つ190円だったかな?

 

買ったのはこれだけ。そういえば無線機屋には一度も行かなかったな。

 

160mの話題。

3週間ぶりに日本から帰ってみると我が家のバーチカルはステーロープが1本切れてくにゃりとまがって庭の立ち木に突き刺さっていました。帰ってきたのが土曜だったので早速日曜に下ろして、直すことにしました。

この伸縮ポールは見上げたことに、どんなにしなってもちゃんと下ろしてあげなおすとちゃんとまっすぐ立ってくれます。これまで2回倒れましたが同じポールを使いつづけています。

 

さて下ろしてみてわかったことがありました。これまでも本気になってやっているとどうも接触不良くさくなってパワーを入れられなくなることが何度かありました。帰国直前にSteu PerryコンテストをやっているときもJAが開く時間の直前にその現象が起こり、途中で運用を断念しました。今まで2月原因が分からなかったのですが、今回昼間作業をしたおかげで解決しました。

なんと、ローディングの部分のワイヤー(導体1.5mm径、外寸2.8mm径の被覆単線)が伸縮ポールに触れてそこで放電、被覆がこんがり焼けてポールとショートしていました。1kWごときでこんなことになるんですね。ちゃんとポールに触れないように細工して即日上げなおしました。

 

アンテナは完全復活したものの、時差の影響で早く眠くなりなかなか160mを聞くことができなかったのですが、12日夜(JA13日早朝)大オープンに遭遇。JAとの大量QSOすることができました。アンテナ上げた甲斐がありました。

 

12日20z前にバンドを聞き始めるとヨーロッパのどパイル発見。聞いているとご本尊はJA4LXY、よく入っています。早速呼びにかかりましたがなかなかのパイルで抜けず。1811にQSY、バンドをワッチしながら呼んでいると一瞬パイルが途切れた瞬間がありそこでQSOにこぎつけました。

その後バンドをワッチしてもCQを出しているJAはなく、JA4LKBを見つけるも呼びに回っている様子 (よく聞こえてました)。バンドはJA目当てのEUのCQでいっぱい。聞いていてもJAが見つからないので21z過ぎ、空いていた1821あたりでCQを出すとすぐにJAからコールバック。以降22z前まで1時間弱で17局のJA+UA9.UA0から呼ばれました。時間がちょっと遅かったせいか、JA7,8,9の局からは呼ばれませんでしたがJA1からJA6までの全エリアとQSOできました。信号は数局を除いて安定して強く、ほとんどの局に5NNのリポートを送りました。ほぼソリッドコピーでした。こちらがもらうレポートは大体559あたりで(Big Gunの方々からは599-589をもらいました。耳がいいんですね)まあ何とか人並みに飛んでいるという感じでしょうか。

 

ともかく、リニアローディングにして初めてJAまで飛びました。これに気をよくしてもうしばらくがんばって160に出てみようかと思います。

 

Webに好き勝手なことを書いておくもんですね。JA0RYN中島さんからJRL2000Fのコントロールの資料を送っていただきました。シリアルでのコントロールコマンド一覧表があるので時間のあるときにMP-2000Fのインターフェースを作ってみようと思います。

しかし広帯域アンプの癖に細かい周波数を入力してやらないと動いてくれないところは今ひとつ釈然としません。

 

会社のノートPCのキーボードが壊れたので新しいPCをもらってきました。しかしこいつがポインティングデバイスがタッチパッドで使いにくいし、おまけにキーボード打っている最中に手が触れてカーソルがどっかいっちゃうし、不満だらけです。

 

戻る