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免許というのは、あくまで「しばり」であって、本当は、4アマ、電話級で1KWオーバーのリニアを使いこなすとか、あるいは、まったくの無免許でも、無線で友達がいるというのが、美しいのです。
たとえば、知り合いのあの局をここ(総務省のウエブ)で検索してみてください。なーんと、アンカバーばっかりじゃないですか。移動とかで全国的にQSLカード出しまくっていた彼の局も、局免許切れているし、、
免許はともかく、コールサインは「名乗ったもの」の「もの」なのです。使ってこそ初めて価値の出る「ただのシンボル」です。
注:こういう考え故に、移動する免許が無いことをすっかり忘れていた、、

1アマの操作範囲は、1Kwまでですが、かような設備を維持する気力はありませんので、この範囲-100W、デジタル-CW、1.9MHz-1.2GHzで、ちまちま遊んでいます。それでも交信記録のとおり、世界中と短波でつながってしまうから、趣味の王様と言われただけのことはありますね。
国内免許が1kwになった時は、けっこうな数1kw局がいたとおもうんですが、今はさっぱりですね。やはり出力は問題の解決にならないのだと悟りました。
特徴といえるのは、宇宙無線を含む、30F1のデジタルモードと、A9とかのテレビモードですかね。このとおり、ちゃんと申請して使っている人は少ないはずです。(今はまったく意味無し)
  1. DX(1.9-28MHz、CW/Phone)  
    短波帯で、世界中と話をする遊びです。
    今のろくにメンテナンスしていない設備でも、春と秋のWPXコンテストにはヨーロッパの奥深いところとも、アメリカ西海岸とも楽に繋がります。これが短波の伝播のすごいところです。
    凝ると、「世界すべてとやった」という証がほしくなります。そのためにカードを集め出すと、それはそれで病的なところもあります。
    わたしは、おおざっぱな性格なため、200カントリーを超えても申請すらしていません。
    簡単に200カントリーと書きましたが、私が行ったことのあるのは12ヶ国でしかなく、200という国のハムには、一生かかっても会うことは無い話ですから、スケールが違います。
  2. TCP/IP寺子屋(144MHz-1.2GHz、AX25/G3RUH/Asm)
    これは、今のようにインターネットが常時接続で、ガスや水道のように使えるようになった現状では、ほとんど意味ありませんが、そうなる前のシステムだったことに意義があります。
    たとえば、低速で単純だったからこそ、仕組みを一から理解できたという点です。今はいろいろ便利なんだけれども、なぜメールが届くのかすら、説明できる人が少ないとおもいます。
  3. 衛星通信(144Mhz-2.4GHz、G3RUH/Phone/CW)
    特にやっていたのは、AO-13/10とKO-23/25だとおもいます。アナログモード、デジタルモードともに、それぞれの楽しみがありました。
    テレビなどの静止衛星と違い、楕円軌道を飛んでいるので、そのトラックの要素が運用スキルの要になるので、その点で他の無線と根本的に異なります。あと伝播のコンディションに左右されないというところが、純粋に技術的でした。
  4. 6m、2m、430、1.2Gカード集め
    技術の進歩に従って、6mでやっていたことが2mに、2mでやっていたことが430へと上がってきたものです。
    6mや2mには、あきらかなEスポがあり、国内すべてと交信するのに向いている反面、たとえば6mで台湾と交信できたようにDXも、まったくないわけではありません。設備を惜しまなければ2mでEME(月面反ヒ)でアメリカ西海岸と交信できます。
    430のFMで北九州と交信したことがあります。これはこれで自慢のひとつです。
    1.2GでATVをやっていたこともあるのですが、これは、まったくというほど相手がいませんでした。


電波という公共の資源を使うので、免許という制度が前提になるのだと思うのですが、たまにDXでも無免許の局が楽しそうに話(猫が子供産んだとかじゃないかな)をしているのを聞くと、免許無しでみんなが使えると、もっと良いとおもいます。
CWは運用できるようになると、まったく別世界が開けてきます。

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平成17年5月27日 de jp3exe ex je2egz