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マランツ7T風プリアンプ



マランツの#7という有名な真空管プリアンプのトランジスタ版が7Tです。
7Tは、今でも中古で4-8万円で売られていたりするのですが、これはそのコピー(自作品)です。
自作の参考回路として有名な#7の外観や機能について、ここでは見てみたいとおもいます。

MARANTS 7T
上記自作品は、写真の写りはいいのですが、そのシャンパンゴールドのもとは、タバコのヤニだったりする、オリジナルに負けないくらいの大変古いものです。。
これにも問題があって、方チャンネル音が出ないのと微小なノイズが出ている点です。
このクラスでは、単にS/Nといったスペックよりも最終的に音質まで満足できれば、いじった甲斐があります。

  1. 概要
  2. MARANTS 7T
    右から、電源、フラットアンプ、イコライザーです。
    プリの出力レベルをLow/Highに切り替えられるのですが、そのスイッチのセンターで断線していました。これが音が出なかった要因で、ひとまず解決しました。
    音は、今のプリアンプに比べると帯域が狭くてカマボコ型かもしれませんが、レコードを聴く分には、中押しのある真空管だった#7に負けない音作りだとおもいました。
    オリジナルがどうなっているかは知りません。

  3. イコライザ、フィルタ切り替えスイッチ
  4. MARANTS 7T
    上記4つの切り替えスイッチのうち、左から2番目の

    1. col.
      RIAAで統一される前のコロンビアが出していたLPの特性
    2. RIAA
      いわゆる今のLPの特性
    3. OLD78
      SPレコードの特性
    に切り替えられるイコライザであることが、この機種の特徴です。 右2つのLPF/HPFのカットオフもレコード時代ならの周波数です。
    おそらくオリジナル(このアンプでは省略されている)では、左のテープモニタのスイッチで、ヘッドアンプの回路に繋がったのだとおもいます。初期の頃のテープデッキは、出力が小さくて、その増幅部分をプリアンプが受け持って、早送りに出る「キュルキュル」音でツイータを飛ばさないようにカットする機構までついていたもの(ONKYO P-303)がありました。

    MARANTS 7T
    前記の切り替えスイッチを裏からみたのが上記の写真で、今では手に入らない機構品です。

  5. セレクタ、ボリューム、バランス
  6. MARANTS 7T
    PHONO入力が3つあります。
    他は今のアンプと似たようなものです。

  7. 左右独立トーンコントロール
  8. MARANTS 7T
    トーンコントロールは、あまり使わないほうなので、この左右独立というのは、すごい贅沢に見えます。2連ボリューム/スイッチが高いからだけだったりして、、

    MARANTS 7T
    これが上記トーンコントロールの裏側で、ボリュームではなくてスイッチで、プラスマイナスそれぞれ4ステップまで調整できます。



好みは置いておいて、プリアンプが入ったことがはっきりわかるので、そこをなんとかしようとおもいます。
あと方チャンネルから微妙なノイズが出ているので、これも直さないといけません。

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平成14年4月8日 de jp3exe ex je2egz, only for life.。