せっかく買った S3 Virge のビデオカードがWindowsNTではリフレッシュレートが低くて見にくいため、おりからのATVモニタ用のテレビも欲しいという
欲求から、テレビチューナ付きのビデオカードを買っちゃいました。
ただでさえややこしいビデオカードに、テレビは見えるは、キャプチャはできるはの多機能をつめこんだGA-DRTV4/PCIは、さすがに刺しただけでは使えませんでした。
相性などという曖昧は技術的でないと言われるかもしれないが、実在する。
究極の相性が、「スロットにうまく刺さらない」である。
他のアナログのカードと離して、熱の持ちそうなカードと離して、ネジ止めしてもカードに負担がかからないように止め金具を丁寧に曲げて、近くの電源コードにはトロイダルコアを巻いて、、と相性を良くするのは難しい。
いくらPCIがPnPだからといって、ISAのネットワークカード(NE2000互換)やサウンドカード(SB16)を避けてくれると思うのはあまい。
一旦ISAのカードを外して、それぞれのドライバ(サウンドカードとネットワーク)を外す。
しかるのちに、GA-DRTV4/PCIを刺して、正常に動くのをソフトウェアで確認してから、また、ネットワークカード、サウンドカードを刺し直す。
とってもめんどうくさいけれど、PCIのネットワークカード、サウンドカードを持っていないので我慢。
テレビを見るとき、ピーという強い発振音がする。テレビの音声を絞っても大きさが変らないから、ビデオカードとサウンドカードの間で拾っているのだ。この場合、元を断つという積極策と、混入を避けるという消極策がある。そうでなくても高周波元はたくさんあるので、楽な消極策として、ビデオカードとサウンドカードの間にトロイダルコアを入れる。止まらない。冷静になって音を良く聞いてみると、、、そうそう聞きなれた、垂直か水平かテレビの同期信号の音ではないか、、でみつけた対策個所がここ。
ビデオカードとモニタを繋ぐBNCケーブルの、モニタ側でRGBVに別れるところ。ここにトロイダルコアを入れたらぴたりと止んだ。
うそみたい。
とりあえず、Windows95では、完璧に使えてます。
ですが、WinNT4.0では、テレビのアプリが動かず、1280×1024の解像度ではこけまくるという、おまけつきです。
この値段なら、テレビ諦めてミレニウムを買うのが良かったかも??
GA-DRTV4/PCIをATVのモニタに使った絵は こちら
パソコンでDVDを見た絵はこちら