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TU-898を眺めよう



外観は?
構成は、300Bシングルのモノラルと、この上ない贅沢!

  1. 構成
  2. tu898-1
    初段・ドライバが6SL7のSRPP構成。SRPPなのは、カソードフォロワによる低インピーダンス出力狙いというところ。落とし穴が、上下2段になると、6SL7の最大規格であるプレート・ヒータ電圧差90Vを、軽く越えてしまうのをどう解決するか?ですが、それをバイアスをかけて規定内に収めています。
    最初回路図見たときには、「なんじゃ?」とおもいましたが、やっていることに気がついたときは感動しました。
    一度真似してみたい初段です。
    他にも、電源切った時にコンデンサーのチャージをブリーズする抵抗とか、シンプルな回路に、おもわぬ工夫が込められています。

  3. 正面から見たところ
  4. tu898-1
    一直線なので、良いも悪いもないですね。
    よくある市販の300Bアンプと違って、出力を6Wに抑えています。
    市販の300Bは、KT88のプッシュプルと比べられたりしたらたまらんので、普通は8Wくらい出るようにしています。
    どういうことかというと、シンプルな回路構成により、単純に音質優先の設計です。
    NFBをかけた時は、おとなしい素直な音なんで、300Bとしては寂しいくらい。
    しかし、半導体アンプなどと比べても、典型的な良い音です。
    一般家庭で、なんであんなに出力が必要なのかと思われるくらいのハイパワーが多い今日この頃、出力を捨ててきた設計は、見事です。

  5. 横から見たところ
  6. 300B
    焼付け塗装ののサイドパネルがついています。
    高級品=良い音=長持ちする、というのを表しているのだとおもいます。
    実際、プレート電圧が低いので、週に一度は電源を入れていれば、20年以上は持つのではないかとおもいます。
    3極管だから音が良いなんてことはあり得なくて、音を良くすることに徹したときに良い音が出る見本だとおもいます。

    300B
    RCAターミナルは高級品がついてますが、スピーカターミナルは、一組なので、内部で4Ω8Ωを配線し直します。



ここまで書いて、一言。

外観は、寂しいですね。


まだ中国管でも300Bが高かった頃の設計ではないかとおもいます。プレート電圧なんて、TU-873よりも50Vくらい低く、そっと鳴らす感じです。
初段の6SL7はSRPPで、これ以上部品は減らせないというくらいのCRの少なさです。
このため、300Bのみの音になり、300B聴き比べには重宝しました。
JAZZな人には大人しすぎるかもしれませんが、よーく聴くと、レンジが自然に広く低歪なので、高級真空管アンプという音作りです。
電源がチョーク入力なのも、このキットが最後になりました。

続き:TU898キット概要へ


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平成14年6月3日 de jp3exe ex je2egz