FT65H、FT66H、FT96Hの繋ぎ方
初めて買ったフォステクスのユニットがこれらのツイータという人は多いんじゃないかな?
せっかく買ったからといって、低いところから繋いだり、レベルを落としていないと、煩いだけです。
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間違いのない繋ぎ方
コンデンサー1本ではレベルが合いません。
ボリュームを買って入れても、レベルが下がりきらない、インピーダンスが合わないのがほとんどです。
8Ωと1Ωの5W-10Wのセメント抵抗を上記のように入れれば、約20dB下がり、「下がりすぎか?」くらいで合います。
実際は、正面向くと、まだ高いレベルであることに気が付きます。
聴こえ具合は、コンデンサーの値で調整すればいいのです。
- 人によっては聴こえたり、聴こえなかったり、ソースにそもそも入っていなかったりする周波数を受け持たせるということをお忘れなく。
- 綺麗な音がしてくるのは、数年後です。
- 鳴っているのが良く分かるというときは、レベルが高すぎ、カットオフが低すぎです。
- ウーファと繋ぐなら、これは諦めて、ドームツイータにするべきです。
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FT65H
これがフルレンジなどと繋がりが良くて、一番美味しかったかったとおもいます。これはもう手に入らないので、以下の2つから選択するようになります。
ちなみに、これに入れているコンデンサーは、岡谷のVXコン、1.0μFです。
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FT66H
FT65Hの後継になるとおもいます。20khzを超えたところで、一段レベルが落ちるので、そこを使う手もあるでしょう。
もっとも、そんなところ聴こえないですが。
これに入れているコンデンサーは、EROの3.3μFです。
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FT96H
スーパーツイータです。
ウーファと繋ごうというものではないので、私のようなものには向いています。
これに入れているコンデンサーは、岡谷のVXコン、1.5μFです。
入れてるコンデンサーの値からわかるカットオフの周波数と、フォステクスのカタログに出ている周波数特性表を見比べれば、どこを使っているのかがわかりますが、それ以上に出力レベル差が大きいときは、高い周波数で、、レベル差が小さいときには低い周波数からつないで、「聞こえ」を調整しているのがおわかりいただけるとおもいます。
ホーンツイータは、胡椒のようなものなので、必要以上に高い周波数で繋いだり、セメント抵抗で一気に20dBくらいレベルを下げないと、塩になってしまい、元のシステムの味を損ねます。
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平成14年2月4日 de jp3exe ex je2egz, no limit.