目次
- 使えているもの
- 使えていないもの
- 使っていない
PIONNER VSA-D6TXを一ヶ月使ってみて
発売後3日目から一ヶ月使ってみました。その間、このD6TXがHaviのベストバイに選ばれて、似たような質問のメールが来るようになったので、よく質問のあった「使える」「使えない」を以下にまとめてみました。 個人的には、LDなどのサラウンドの経験が無かったので、このアンプを使うことにより、VHSテープのドルビープロロジックがサラウンドで聞けるようになったのが、一番改善された点でした。ステレオとの決定的な違いは、フロント2個のスピーカの外側からも音が聞こえる点で、なんか大きな部屋に引っ越した気分になりました。
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使える
- 14年経っても使っているのだ(jp3exe all right reserved)
購入13年後でも居間で使っている
もちろん、地上波録画をブルーレイレコーダなどで一時停止などすると、AACのデコーダが音切れしたりするけれど、停止して再生すれば元通り!!
- THX規格
THXは幅広いのと、中身がわかっていないので、とくにこのアンプについてはっきり言える点を上げると
- 操作性が良い
リモコンや説明書がなくても、正面パネルの操作で、たいがいのことが出来る
- セットアップの手順がわかりやすい
特定の機能を選択しての調整は辛いが、逆になんでも最初から一通りを設定するので、相互の副作用に関する手順の間違いが起き難い。
- THXモードのとき、部屋の「こもり」が消える
すべてのソフトに有効ではないが、THXモードというのはそういうものらしい。
などが上げられます。
- デジタルノイズリダクション(PIONNER独自)
大昔のVHSデッキで録画した音声も、びっくりするくらい静か(シャー、プチがなくなる)になります。古い録画を見たい人にお勧めです。
- MIDNIGHTモード
子供が寝た後に映画を見るためには必須。
- スタンバイの発熱が少ない
たぶん消費電力も低い。
- アンプがまとも
普通(5-8万円)のステレオアンプと遜色がない。
- 表示がわかりやすい
エンコードのモードや、入力の表示が離れていても見易い。
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使えない
- PHONO入力がない
家庭用のステレオアンプの置き換えならあるべき。
- FMチューナがあればいいのに
ちょっと音だしとか、レベルあわせとかにあると便利だし、FM放送も捨てがたい。
- チャンネルのレベル合わせのホワイトノイズが大きすぎ(0db-)
90db/Wm以下のスピーカではいいかもしれないが、93db/Wm以上のスピーカだと、近所迷惑だし、夜中に調整できない。
- マニュアルがわかりにくい
なぜそうなのか、中でどうなっているのかなどの理由や、因果関係が書いてないので、サラウンドなどの機能による効果は半分くらい理解できていないままである。マニュアルに頼らず、いきなり、いじり倒して理解できたことの方が多い。
- 奥行きがありすぎ
ラックの後ろのパネルをカッターで切り抜いて収めました。
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使っていない
- AACデコーダ
BSデジタル放送に興味が無いので。
- dtsデコーダ
dtsのソフトが高くて変えないので。
- 学習リモコン
勝手にこれまでの操作が変わると、家族にいじめられるので。
- コンポジットのビデオ入出力
勝手にこれまでの操作が変わると、家族にいじめられるので。
- DSPサラウンドモード
いろんな効果が確認できたが、どれがいいのかわからなかった。
以上、個人的な感想です。まとめると、アンプが入力にあわせて選んだエンコード(ドルビープロロジック95%、ドルビーデジタル5%)で、テレビのアナログ出力とDVDプレーヤのデジタル出力の2系統で満足しているので、
- DSPサラウンド
- AVセレクタ
は要らなくて、かわりに
- レコード
- FM放送
が聴けたらなぁ、、とおもいました。
これまでテレビ用にしていた、ステレオのアンプ(DENNONN
PMA-1500R)とスピーカ(KENWOOD LSF-777)がお払い箱になったのは、ちと寂しい気がします。売るのも惜しいし。
所詮道具だ!
Now JJ0WAJ
平成13年11月29日 de jp3exe ex je2egz, no limit.