目次
- スリットを開ける
- スリットを狭める
- 試聴
センタースピーカの調整
市販のセンタースピーカを見ても、下は60Hzまで出ていれば良さそうなものですが、他のフロントやリアと鳴き合わせる意味で、ポートを開けました。
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まずは大きく開ける
20mm×220mmを開けました。
これだけ開けると、逆に100Hzくらいの低音が盛り上がって、こもったように聞こえます。心配していた(密閉を前提としていたため、トタンとか共振が酷いと容易に予測された)ほど、箱から出てくる音はひどい音ではありません。
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スリットを狭めていく
穴あけで出来た余り板、実は20mmから1mmづつ切りしろが出るので、ちょうど90度まわしてはめると、18mm厚の板なので穴を塞ぐのに使えます。適当に塞ぎながら調整。50Hzあたりからフラットになるところを選びました。
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聴き比べてみる
LSF-777という、おそろしく能率の悪いけれど広帯域なフロントとは、音色が似てきて、まぁまぁ。
リアはFF-225Kという高能率だけれどもレンジの狭いものと、能率だけ近づいたといったところ。
あらためて、「実はすべてFF-225Kにすれば良かったのでは??」と思うところあり。こうして聞き比べたときに、FF-225Kのセンターキャップは、あきらかに煩いが、定位というか、音像の結びとか、解像度は特筆すべきところがある。音楽を聴くわけではなく、あわせるべき原音もわからないのなら、やはりフルレンジ一発というのは良い選択に思える。
さらに映画用途に限れば、TANNOYのmercuryのシリーズが新しく、「硬くはっきりした音」になったけれども、これが流行りなのかもしれない。個人的な好みでは、こうした硬いコーン紙の音は、疲れるのでいただけないが、映画の効果音には向いていそうな気がする。
とりあえず、ポートを開けることにより、フロントとリアの中間のセンタースピーカになった。
AVアンプに繋いで聴いてみる
続きの改良
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Now JJ0WAJ
平成13年11月28日 に作ったきり、、