
| SPレコードの音 | 
| 装置
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	 ターンテーブルは、デンオンのDP-DJ100。   45回転と33回転のスイッチを同時に押下すると78回転になる。   カートリッジは、オーディオテクニカのAT-MONO 3/SP。   針圧が5gなので、ウェイトの移動は、一回転+1g。     
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| 音質
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	 レコード盤の状態や録音が良ければ、LPと比べてジッタが多いのと高域が伸びない程度の違いで、一面聴けば、あとは気にならなくなります。RIAA補正がかかったままでも特になんてことない。ホールの響きも、コントラバスの音も聞き分けができます。ポータブルのMP3プレーヤの再生帯域を10Khz低くして、スクラッチノイズをまぶした感じです。   たぶん、テレビや映画に出てくる竹針/鉄針の蓄音機のイメージから、多くの人はSPはもっと音が悪いものだという先入観ができあがってしまっているのではないか? すくなくとも「てんとうむしプレーヤ」で擦り切れたLPを聴くよりも、はるかに聴きやすい音がします。録音の良いSPは録音の悪いLPに勝ります。    | 
| とりあえず聴いた盤
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	 BEETHOVEN, Symphony No.5, 4.mvt, part2 Karl Bohm, Berline philharmonic orchestra KVM 20014a グラムフォンの国内盤 打楽器やコントラバスもちゃんと聴ける。もっとも、CDやLP同様に、グラムフォンの国内盤は録音が悪い。しかし、グラムフォンが一番タイトルが多いので、国内盤の音の悪さを嫌っていては、こうした趣味は成り立たない。   WEBER, averture(アガーテ), part2 BRUNO WALTER, Orchestra de la Societe des Concerts du conservatoris 21A 2531 COLUMBIA モノラルLPと同等の音質。元祖ライナーノーツが残っていたので、以下の写真に注目。   BACH, Brandenbrug concerto, No3 1.mvt, part 1 Adolf Busch,The Buch chamber players これもモノラルLP同等の音質、といっても3枚聴くと音質のこだわりはなくなり、音楽だけ聴くようになる。  |