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DPF-7002を外付けDACとして用いる


  1. <プレーヤDP-7020>

  2. KENWOODのDPF-7002は、外付けのDACとして使えるように、DAの入力があります。たとえば、私は、MDプレーヤのDMF-7003なんかは、通常MDからのデジタル出力をDPF-7002に入れて聴いています。良し悪しは後で書きますが、単体のCDプレーヤでこういうことが出来る機墲M稀(CD再生機だから)で、普通はMDデッキ側で同じことが出来ます。DP-7020を、チェック(普段使わんとこ壊れてたら大変)するついでに、

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    デジタル出力をDPF-7002に入れて

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    聴いてみました。DP-7020は10年前の18bitDAC(音の傾向はフィリップスのDAC7などに似る。)で、だからといって悪いわけなく、勢いで購入したものの、置き場所に困ったので古い順に押し出されたのである。@際スタジオで現役で使っているのを見たことがあるくらいの優れものであるが、そのままの内蔵のDACから出てくる音色が私の好みでない。これをトランスポータとして、DPF-7002のDACを通すセパレート構成で聴くと、音色の傾向がDPF-7002に似る以上に、セパレーションが、かなり良くなり、定位が明確になりました。ここで気にとめておくことは、

    DACが別物だからここまで音が違うのか、DACが封燼体だから音が違うのか?

    DP-7020単体では駄目なのか、セパレート構成で得られた音が良いのか?

    などの疑問点です。

  3. <プレーヤDPF-7002>

  4. 何故かDPF-7002を2台持っている(目的がミエミエ)貧乏人の私は、めったにできないDPF-7002のデジタル出力を、もう一台のDPF-7002のDACを通して聴いてみました。

    last desk top
    「何を?」と聞かれないように、閧L内を明かすと、ひとつは、20bitデジタル録音を16bitにしたSONYのSBM(SuperBitMap)による「ワルターのブラームス交響曲1番」と、もうひとつは、マルチポイントのマイク�^による、ホールの伝播差(それぞれのマイクへの到達時間差)をデジタル補正したGramphonの「カラヤンのベートーベン交響曲5番、6番」です。
    装置としてはとても面白いDPF-7002ですが、単体だとワルターの交響曲1番は、弦が走りすぎというか、打楽器が見え隠れするところがあります。同じマルチビットのDACであるTEACのVRDS-7は、その反対で打楽器による力強さがあります。
    さて、DPF-7002の2台によるセパレート構成で聴くとどうかといえば、YAMAHAのCDX-993に似た管と弦のバランスと、同じくYAMAHAのCDX-993のサラウンドまがいの音の広がりを小ぶりにした感じになりました。ここで気にとめておくことは、

    いったいどれが本物やねん?

    という疑問です。

  5. <プレーヤVRDS-7,CDX-993,DP-7PROこれで全部>

  6. どうせだから全部DPF-7002を通して聴いてみました。VRDS-7はTEACらしからぬ音で単体のDPF-7002に近い、CDX-993は広がりがなく窮屈に、DP-7PROは力強さが加わりました。傾向は、

    1. 私はたぶんビットストリームのDACの音を好む
    2. DACにより音は変わるが、それは個人の好み
    3. DACにより本来の録音に無いものも聴こえるようだ
    4. トランスポートにおけるジッタの減らし具合は、本-にかかわる

    ということでした。
    CDX-993は、出力が豊富(アナログ2、デジタル2)なので、普段も半分半分くらいDACとして使えるプリアンプで聞いていますが、あまりぱっとしません。それほど内蔵DACが良いということです。

  7. <なにも解決していないけれど>

  8. DACは議論に持ち込みやすいのと、個人の電子工作で試せることが多い。この点が、アナログプレーヤのカートリッジと異なる点だとおもいます。CDのトランスポートは、アナログプレーヤに例えれば、ダーンテーブルとアーム、DAC以降はカートリッジかなぁ、、とにかく、あらためて認/したのは、

    CDは、ジッタにより悪影響が出やすい

    ということでした。アナログレコードに比べてジッタは無いに等しいCD、原理的に歪の少ないことで一時はやった1bitのDAC、同一電源のほうがジッタが打ち消せるDACとトランスポート、などなど、輸入CDの物理的バランスの狂いや、国産CDの変な録音など、まだまだ難しいところがあるようです。
    とにかく、DACもトランスポートも選べる身分ではないし、とっかえひっかえして楽しいとは思えません。

ところで、最近はDVDのプレーヤのCD再生が、96khzにアップバートしてマルチビットDACを通して、44.1khzに戻すということをするそうです。そっちを聞いてみたくなりました。DVDには、「朝比奈隆」という世界に誇る録音/録画もありますし。
そうしたDVDプレーヤに内蔵(共用)されたCDプレーヤも、今後は良くなってくるでしょうから、プレーヤ以降、つまり、アナログ出力以降で解決できるところを、試行中です。
これはプリアンプのフラットアンプでローインピーダンスに�/ることにより、CD内蔵のDACの負担を軽くするという考えです。
プリアンプなど使わず、アッテネータで直結してDACの良し悪しを決める費用の1/10くらいで、半分くらいの盤-の悪い(ジッタの多く出る)CDで効果があります。有名どころのDACは数千円-ですが、オペアンプは100円-です。

このくらいにして、お金ためてDVDプレーヤ買おう、、



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