理科教室
久里浜の3日目、ゲルマラジオ工作の製作指導補助に行って来ました。参加児童生徒数は12人で、今日は保護者も一緒でした。 まずは1日目に完成しなかった電鈴(ベル)製作の続きから始めました。 残りは配線を半田付けするだけでしたので、1時間もかからず全員の電鈴が完成しました。 子供たちは電鈴よりも、半田を溶かして机に落とすと半球状になる事の方に興味深々でした…(^_^;)。
10分弱の休憩の後、ゲルマラジオの工作に入りました。
午前中はベース(木の板)に木ネジで前面パネルを取り付け、そのパネルにアンテナとグランドを接続する端子を取り付けたところでお昼となりました。
午後からはアンテナとなるコイル巻きから始まり、各パーツをネジで取り付け、最後に半田付けを行いました。 ここまで来ると、飽きてしまう子供も居て、保護者が頑張って工作されていたりもしました。保護者の方々も、半田付けにはてこずっておられましたので、見て回りながら私が半田付けした物もありました。 それでも自分で作ったラジオから音が聞こえると、喜んでくれていました。
私が行った作業としては部品の配布、外の花壇から工作で使った3階の部屋までグランド線の設置、各作業の補助、動作不良ラジオの点検・修理、などなど多岐に渡りました。
ただ残念ながら2人の子供のラジオは音が出ず、太田さんの持ち帰りとなりました。音が出なかった子供は、すごくガッカリしていましたので、動作不良の原因を突き止められなかったのがとても申し訳なかったです。
今日は昨日とは逆に予定の15:00には終わらず、16:00頃まで作業をしました。後片付けと清掃、机配置の復元は、保護者の方々も手伝ってくださり、早く終わりました。
「来年もまた来る。」 と言って帰って行く子供が何人も居ましたので嬉しかったですね。
その後、太田さん、本日の支援者の2人(電気通信大学の中嶋教授、産業クラスタの田渕さん)、教育委員会の方々と私で、今日の反省も含めた雑談をして、17:00過ぎに 解散となりました。
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