近頃我が家で流行るもの (仮題)

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2003/12/30  

40m2エレの成果なんですが、あれ以来時期嵐が散発し、CONDXがぱっとせずうまくいってるんだかいってないかわかりません。とりあえずちょこちょこと40mは聞いております。

 

JRL2000Fは2つに梱包して郵便小包でJRCに送り返しました。まあ修理は済んだらしいんですが、JRCのサービスにはがっかりです。調べてみるといろんなところで言われていますが、JRCのサービス料は高いですね。さすが業務用のメーカー、サービス料はプロ並です。製品のクオリティはアマチュア向けですが。そのほかにもいろいろありうんざりしました。やっぱりアマチュアメーカーのほうがいいですね。

 

TS7Nで面白いものをいろいろ見てきました。最近いろんなところで話題になっているHEXビームを初めて見ました。なかなかコンパクトで軽そうで、庭にちょっと上げるにはいいかなあと思っています。基本的にはワイヤーの2エレでエレメントをW型にして向き合わせてある格好です。同じようなのでスパイダービームというのもありました。HEXビームを1回り大きくした感じで、基本的には同じようなワイヤーヤギなのですが10mは4エレです。ごちゃごちゃしていて組むのが手間ですが、狭い庭に上げるのにはいいかもしれません。

 

1/16-18に行われるContest Club Finlandのミーティングに呼ばれて講演することになりました。自分の話でないので恐縮ですが、講演は2本、1つはJAでのコンテストについて、もうひとつはWW SSBでのKH0AAとAH2Rでの対決(M/2)について。頼まれたのが11月末だったので間に合うかどうか不安だったのですが、殆どの方に好意的に資料を提供していただきました。知ってる人よくしらない人区別せずかたっぱしからJAのコンテスタにメールを書いて、写真や設備、ロケーションについて資料を送っていただくようにお願いしたのですが、思った以上にたくさんの方から写真等を送っていただきました。特に面識のある方からは1クラブをのぞいてすべての方からお返事をいただきました。いろんな方とお知り合いになっていてよかったと思いました。AH2R KH0AAからはかなり込み入ったデータも送ってもらいました。2つともかなり見ごたえのあるものになりそうです。CCFでの口頭発表でしか使わないのが残念です。


2003/10/27 

WWは時期嵐でCONDXは随分悪かったようです。こちらでは金曜の朝に雪が降り(5cmの積雪)VICの屋上にアンテナを1人で上げる元気が出ず、自宅でコチョコチョっと遊んでおりました。JAを中心に探してみたのですが、どのバンドでもあまり聞こえませんでした。

 

40mバーチカルを2エレにして見ました。

こんな感じ。物干しの両端の距離が6.3mくらいあったのでMMANAでシミュレートして設計してみました。ラジエタとリフレクタ、位相給電なんかはしていません。単純に垂直のヤギ状態で、ラジアルは2本、ビーム方向にV字(約120度)に展開しています。シングルのバーチカルと比べると5dBくらい取れるはずなんですがどうなんでしょうか?

 

FT1000MPにつけるリモコンパッド(FH-1もどき)を作ってみました。外付けのキーヤがあるので必要ないと思っていたのですが先日JRL2000FをRemote端子に繋ぐ細工をして、なんとなく作ってみたくなりました。近所の部品屋にいってスイッチを買ってきてあとは手持ちの部品で作ってみました。

こんな感じ。後ろにJRL2000Fが繋がるのでシリーズに繋げるよう、メスコネもつけてあります。

メモリーキーヤとして使うと全部で6CH使えるのですが、大きいのも必要ないので3CHだけつけました。これでコンテストをする気もないのでシリアルナンバーの変更用のキーもありません。右からメッセージ1,2,3(#1,#2,#5)メッセージライト(#9),チューン(#12)。最初は4CH+ライトだけにしようと思っていたのですがチューンもつけることにしました.キーの色、青と黒には意味がありません。単に店に黒の在庫が2つしかなかったためです。

抵抗の値は取説の値を参考に大体そのくらいの値のものを使っています。10-20%くらいの誤差は多分大丈夫だと思います。お見せする程のことはないのですが、裏面はこんな感じ。

手持ちのジャンク箱から引っ張り出してきたので大半が古めかしい1/4W。形もばらばら。

 

早速繋いでみて気付いたことをひとつ。

繋いでみたところ当初まったく動作しませんでした。最初は抵抗の値が微妙に違うので精度の問題かと思っていました。ためしにキーパッドをVFOモードに切り替えてみると動作するボタンもあります。あれこれやってみているとそのうちキーヤ自身が動かなくなりました。リモコンパッドをはずしてみてもだめ。他にできることがないので電源をOFF/ONして(コンピュータでいうところのハードリセット)みると何事もなかったかのように動作し始めました。

 

成る程、最近は無線機とはいえコンピュータみたいなものです。困ったときは電源OFF/ON。(それにしても…)

リモコンキーパッドの動作確認はテンキーモード(周波数の直接入力)にしておくと分かりやすくていいです。

 

それにしても日本語の1000MP関連のWebではこの手の記事を見ませんね。このくらいのものを作っている方は多いと思うのですが。今回のようにちょっとした発見があることも多いと思うのでシャックの無線機の自慢だけでなくこんなちょっとしたこともWebで公開するといいと思うのですが。

 

2003/10/24

更新が途絶えがちになっております。他の遊びの方が忙しくそちらに掛かりっきりです。

 

日本からようやくJRL2000Fを持って帰ってきました。箱に詰めると結構な重量でどきどきしましたが、超過料金なしで持ってこれました。こちらの税関もノーチェック。

FT1000MPとの結線を画策しておりました。STBYとALCはそのままですが、2000F側でSETボタンを押した際にMPを短時間送信状態にする細工が要ります。別項で詳細はまとめますが、MPにはRemote(外付けキーパッドをつけるとこ)があり、CWモードでキーパッド操作でモードに関係なくリニアチューン用のキャリアが出せる機能を使います。

 

あとはバンドチェンジをどう連動させるかをあれこれ考えていたのですが、それどころではなくなりました。どうも電源が逝ってしまったようです。初期ロットの製品で、電源電圧の調整だけで1kWに変更してあったので、電源が死んでしまいました。どうやら初期ロットは電源の手直し(強化)が必要なようです。早く言ってくれよー。 それだったら日本から持ち帰る前に修理に出しておくのにぃ。日本で無駄に1年寝かせておいたのにぃ。

 

なので写真は載せません。不良部分を探すために早速ばらしてそのまま積み上げてあります。

 

9月末にフルサイズの40mバーチカルをあげました。やっぱりR7000よりはよく聞こえます。近々2エレに増設の予定。

 

IC706のDSP版はガセネタだったようです。IC7800は年内に出るらしいですね。どうやら定価100万円ということらしいですが、こっちだと1万EUR以上になるんでしょうね。誰がかうんや。平均月収2000EUR以下やのに。

 

TS480ってえのも出るみたいですが、あの大きさで200W要るかな? 100Wと200Wじゃ3dB(S 1/2)しか違わんのに。僕はリニアを持っていくので必要ありません。それよりはIC2KLの小型電源だ。

 

2003/08/18  

SV5で使った際のIC706MkIIの印象から。

  • どうもフィルタがすっぽ抜けているような気がする。(CWにて)普段はちゃんとそれなりに切れているんだが、大信号(といってもS9程度)の信号があると帯域外からでも抜けてきて聞こえてくる。これじゃだめだ。

  • RITはやっぱり使いにくい。もともとがメモリーCH用のロータリースイッチなのでカチャカチャとクリックがあるのは違和感がある。しかも1ステップが細かくてぐるぐると回す必要がある。

  • RITのクリアーが欲しい。いちいち元の位置(0)に戻すのが面倒。特にRITのオフセット値が常時表示されてないので。(でもこれは贅沢ですよね。昔はボリウムを使っていたので毎回中央にもどす必要がありました。クリアできるようになったのはロータリーエンコーダを使うようになってからです)

てな感じです。

 

ハムフェアで(今度こそ)706のIF DSP版発表の噂がありますね。(ほんとかな?)残念ながらハムフェアの翌週から日本に戻ります。そういえばハムフェア今週末ですね。

 

2003/08/10

休暇でSV5に行ってきました。予想して以上にロケーションの悪いところで、しかもノイズが高く苦労しました。1週間、リフレッシュをメインに夕方以降の数時間の運用で約700QSO、まあこんなもんでしょうか。

前回に続いてSV5の準備で見つけたネタなどを。

CT Winを試してみたのですが、どうもCWのキーイングがスムーズにでません。普段はいいのですが何かのはずみで符号の間隔がへんに開きます。恐らくCPUタイムをシステムに取られたときに符号が乱れるんだと思います、がこんなことじゃ困りますねぇ。他の方のところではうまく出ているんでしょうか?因みにPCはPentiumIII800MHzでWindows2000なんですけどね。No-GUIモード(そんなのありましたっけ?)で立ち上げるとかしないといけないんでしょうか?

ずっと寝かせていたIC706MkII用のDSP UT106をようやく装着しました。装着面から反対の面へケーブルをはわさなければならないので、ケースを全部はずさなくてはいけませんが装着自体はさほど大変な作業ではありません。一応写真も撮ってみました。

左側のシールドケースにスポンジとシリアル番号のラベルの貼ってあるのがUT106です。そこからでているフラットケーブルは裏面に通してあります。UT106の基板は両面テープで他のユニットのシールドケースに貼り付けてあります。

 

さて効用ですが、ノイズはそれなりに消えます。SV5では人工ノイズが高かったのでそれなりに使ってみました。ノイズはまあ落ちるのですが、所詮S9++のノイズがあるところでは少々ノイズを切った所で信号が聞こえるようになるはずもなく、まあちょっとした気休め程度です。

 

2003/06/25

ご無沙汰しております。久々のupです。

DXnewsにも書きましたが、7月後半にSV5に休暇で出かけるので、そのために706の準備をしています。買ったのはかなり前ですが、初めての本格使用です。

まずHeil Prosetを706に繋ごうとしたんですが、そのままでは繋がらなかったので注意点を書いておきます。市販の8pinモジュラージャックを使ってアダプターケーブルを作ったのですが、そのままピン同士を繋いだのではだめで、マイクラインにDC成分をカットするために適当なCを入れる必要があります。

次に下にも書いてますが、706シリーズはトークパワーが低いことが言われています。内部でALCを調整してトークパワーを上げる方法が www.qsl.net/g0fvi に出ていました。調整個所はR511で、

 

ここ。これをまわして見ます。確かにトークパワーは増えますが、HC-5との組み合わせではこれだけでは不十分で、マイクゲイン=10、COMP=ON、で何とかフルパワー得られるような状態です。HC-5には外部アンプを追加した方がよさそうです。 -> 2004/1/31

 

ついでにCTとの接続も試しました。最新のバージョン9.90.007をダウンロードして使ってみました。下にも出てくる、760PROで使っていたCT-17互換アダプタを使用しました。v.9.90ではIC706MkIIGがサポートされているのでそれを選択するだけでOK。706側は通信速度は自動追尾ですが、CT側は9600で動作しました。

但し、v.9.90.007では完全には動作しませんでした。706側でバンドモードを変更した場合にはCTに反映されましたが(但し30mはだめ)CT側でバンドモードをチェンジしても706には反映されませんでした。とりあえずその点だけを理解しておけば多少は使えそうです。

 

ついでにCTWin(Windows版)も試してみました。DOS版と同じように使えます。COMTSRをロードしなくていい分楽かもしれません。-vgaスイッチも使えます。が、どうやらマウスが使えない様子です。-vgaで立ち上げたのに、マウスでウインドウが動かせないのでは… まだまだ発展途上の様子です。


SV5に行くまでにCTのパドルサポートも試してみたいと思いますがどうなりますやら…

 

2003/04/07

下にも書いたようにネタはあるのですが、どうも公表までこぎつけることができず気に病んでいます。とはいえここを楽しみに読んでいる人もそうそういないからいいんですが。所詮自己満足ですから。

IcomのML(USの)ではIC706PROの噂が流れていました。随分前から噂(というか願望)として話は流布していましたが、Daytonあたりで発表されるのでしょうか? 706の筐体で受信にIF DSPを採用するというコンセプトのようです。うまく動作するようであれば欲しいけど、mkII買ったっきり殆ど使っていないんだよなあ。

4/2にはCTをフリーソフトウエアにするとの発表がありました。CT9になって10年近くになりますから最近は売上も少なくなってるでしょうから大した収入減にはならないんでしょうが。でも自分が購入したソフトが無料になるのも複雑な心境ですが。そういえば以前にも購入したWF1Bが無料になり同じ思いをしました。購入して2-3年のうちに無料になったので尚更です。もっともMMTTYのおかげでPK232+WF1Bもすっかり使わなくなりました。

そういえば最近、ようやく(マニュアルには最初から記載されていた)パドルサポートが実装されました。現在はNAと同じピン配置なのだそうですが近いうちにTRのピン配置もサポート、SWで切替になるそうです。早速ためしてみたいところです。そういえばCTWINもインストールしてみようと思って随分時間が経ちますなあ。WF1Bも使わなくなったことだし、CTWINをインストールすればDOSともようやく縁が切れるようになるんですが。

75mのバーチカルを下ろしました。垂直部を5mかさ上げしてから多少はとびがよくなりましたが、年明け以降JA向けにはあまりCONDXがよいことがなく、寒かったこともあってほとんどQSOにはいたっていません。せめてWACぐらいは、とWPXの時に南北米をやっつけておきました。75mでのJAはなかなかしんどいので次の冬は40m垂直2エレで遊んでみようかなと思っています。

 

2003/02/27

YaesuからFT857, IcomからはIC703と小型HF機が相次いで発売されました。それぞれはコンセプトが違いますが、共通するのが1st IFが70MHz、2nd IFはいきなり455kHzと以前のFT850のようなシンプルな構成になっていることでしょうか。2nd IFを9MHzではなく455kHzにするのはフィルタの切れをよくしようと思うと順当な発想です。(値段は高くなりますが) とはいってもYaesuはメカフィルのようです。折角455なのにスカートの広がりまくったメカフィルとはちょっとかわいそうな気がします。Inradのクリスタルフィルタが入るのであればそちらのほうがいいでしょう。

そういえばどこぞで業務用受信機NRD-371のスペックを見ました。構成は1st IFが70MHz、2nd IFは455kHzと同じなのですが、455からはDSPで処理なんだそうです。

 

2003/02/16

寒さと忙しさにかまけて更新が大幅に遅れています。

年明けてからcondxが悪いのと寒いのと(シャックは地下室で暖房がない)で75mもあまり聞いておりません。JAが聞こえたのも数度だけです。40mくらいだとまだまだ大丈夫なようですが。こうしてみると11月ごろが一番condxがよくてだんだん悪くなっているように思われます。

このページのネタも実はたくさんあるのですが準備を怠っているので公表に至っておりません。現在までに準備可能なネタをとりあえずリストにしておきます。

  • FT1000MPに2kHzSSBフィルタ(2本)入れました。またフィルタ特性を見てみたいと思います。
  • FT1000MP-IC2KLのバンド制御の回路を作ったのでお披露目したいと思っています。
  • ヘッドフォンを買いました。日本ではあまり見ないゼンハウザーのもの。
  • IC706MkIIのトークパワーが足らない件、他の解決法があるようです。  ->2003/6/25, 2004/1/31
  • 75mのバーチカルを6m足して15m高にしました。

あと、職場でポケットPC(iPAQH3950)を買ったのでそれで遊んでいます。それについては別のページで。日本語化には苦労しましたし、快適に遊ぶためにソフトも書きました。

 

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