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あなたが作った発振回路が発振しているかどうか? QRPの送信機の調整はこれで良いか? 高周波の電圧がどの位あるか?
こんな時RFプローブが一本あると非常に便利です。
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使い方は、このRFプローブをテスタにつなぎ、レンジをDC電圧計とします。 高周波電圧の存在する場所にRFプローブの針の先端を触れれば、そ
この高周波電圧によってテスタの針が振れます。 高周波電圧のマイナス側はつなげなくてもメータはちゃんと振れるのです。
しかし、高周波の場合、正確な電圧を計るのはなかなか大変な事です。このRFプローブの場合でもテスタの針が1.5Vを示したからその場所の高周波電圧
が1.5Vであるということではありません。 あくまでも、高周波電圧の目安になる値であると考えてください。
このRFプローブを取り付けるテスターにはアナログ式のものをお勧めします。 例えば、コイルの共振点をチェックしたいとき、アナログテスターならコイ
ルのコアを回して針の振れが一番大きくなるようにすれば良いのですが、ディジタルテスターの場合は数字がパラパラと変化するのでどの位置で共振が取れたか
の判断が付けにくいからです。
注意 テスタのチップの太さには、「細」(2mm)と「太」(4mm)とがあります。 チップ購入の際、気をつけて下さい。
RFプローブと呼ぶべきところを、RFブローブ(Brobe)と呼ぶ人がかなり見受けられます。かならず、Probeと呼んで下さい。