近頃我が家で流行るもの (仮題)

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2002/12/27

80mをほぼ毎夕聞いているのでこちらを更新する時間が取れていません。

80mのアンテナはあまりに飛ばないので垂直部を6m足して15mとしました。多少は飛ぶようになったような気がします。その様子については後日紹介します。今日は別のtipsを。

Icomの無線機は昔からマイクの中にアンプを組み込んでいた物が多く、普通のマイクを繋ぐとゲイン不足勝ちですが706も例外ではないようです。私も試しにHeil HC-5を繋いでみたのですがマイクゲインを最大の10にしてようやくちゃんと変調が掛かるようで、ちゃんとモニターしていませんがこれでも変調が浅いのではないかと思います。で、内部のマイクアンプのゲインを上げてやればいいわけで(昔740では改造しました)、調べてみたらIcom AmericaのWebにでていました。

Low mic gain.
Cure: Install field modification on main unit: Change value of R236 resistor from 27 k, to 68k-82 k. The higher the resistor value, the greater increase in mic gain.

とのことで抵抗を1つ交換するだけのようです。回路図で言えば(706MkIIの回路図です)、ちょっと見難いですが赤色の部分です。(ファイルに保存してから別のビューワで見ると見やすいと思います)

ということなので早速あけて見ました。回路図と実物を見比べながらIC22を探していきます。どうやら上部の基板のうらっかわのようです。

当該ICを発見、

ピンを数えていくとどうやらこの抵抗のようです。指し示しているのは0.5mmのシャープペンシルの先です。

これはがして別の抵抗はんだ付けするんでしょ? 怖気づいてそのまま蓋を閉めてしまいました。

勇敢にも挑戦された方がありましたらお知らせください(笑)

 

2002/11/20

相変わらず80m SSBのみを聞いております。ラジアルは3本から8本に増やしたのですが、condxの波による差が大きいので果たして効き目があるのかどうかは不明です。とはいえcondxに助けられ三浦さんとも59+でQSO出来ましたし、VKとは楽勝で出来ました。当面WAC+AJDくらいを目標にしようかと思います。

今までMPのありがたさを感じなかったのですが80mをやって初めてありがたさを噛み締めております。さすがEU、DXが出るとすぐにビートを掛ける御人が居られるのですが、DSPのオートノッチは重宝します。80mですからノイズレベルは高いのですがDSPのNRでかなり了解度が上がります。復調をアナログからDSPに替えるだけで高音成分が減ります。BPFも効果ありあり、80mにはDSP様様です。

で、聞こえるのは聞こえるんですが飛ばないんですよねえ。うちのインフレBird 43では750-800Wは出てるんですけどね。(230Vのお陰ですね)

 

2002/11/13

先日来、80m SSBをほぼ毎日聞いております。JA向けの時間にはEUのパイロット(になるような)局が毎日出ておりそれらとJAとのQSOを聞き、呼べるとき(聞こえていてなおかつ呼ばせてもらえるとき)にはJAを呼んだりしております。何とかJAの西の端っこのほうまでは届いたようで数局のJAとはQSO出来ました。でもJA3CZY三浦さんの所までは届いておりませんでした:-<

EUの局とJAとのやり取りを聞いていますが、緯度の違いのせいなのか、結構ビッグガンと張り合えるくらい聞こえています。(自信過剰??) ビッグガンが四苦八苦しながらQSOしている相手のJAがソリッドコピーだったりすると嬉しくなります。送りはまだまだで、JA5AQCはよく聞こえていたのにこちらからは殆ど届いていない様子でした。ラジアルをもう少し増やせば少しはよくなるかと思っているのですが、今年は雨が多く(週末も雨でした)なかなか作業が出来ません。

 

2002/11/3

ご無沙汰しました。というのが10月にうっかりメールに付いていたウイルスに感染してしまい、駆除とシステム再構成に2週間以上掛かってしまいました。データはそのまま使えたのでよかったですが仕事が忙しかったこともあり大変な労力でした。

さて我が家の裏庭がそれなりに広いのに使われもせず手入れもされず(笑)もったいないので75/80mの逆Lをあげてみました。手元にある9m長のグラスファイバーの釣りざお(アンテナ用に作られたものです)とありあわせのワイヤーで作りました。ラジアルは3本、裏庭にある物干しに釣りざおを2m高に固定できるようにしてラジアルを東、北、西方向に展開しました。とはいってもまっすぐ張れたのは奥行き方向の北のラジアルだけで、後は庭の生垣に突き当たったところで北方向に折り返しました。

エレメントの長さは適当、3V8に持っていった80mのダイポールにあわせてみて同じ長さで切りました。同調点(SWR最低)は3.75MHzくらいにあり思ったとおりのところです。SWRは最低で1.8くらいありますがラジアルの本数が少ないのも影響しているのだと思います。これは追々対応を考えてみたいと思います。

またエレメントの先端の高さが2mちょっとで水平部(水平になってない)の高さがないのでこれももう少しどうにかしたいと思います。

さて最後に今回の失敗談を(また失敗かい)。釣りざおを建ててエレメントを展開している最中に釣りざおを1本真中で折ってしまいました。エレメントのワイヤーは釣りざおの継ぎ目近辺で(だけ)テープで固定していったのですが、エレメントをひっぱると継ぎ目のところに横方向に力が加わってしまったような気がします。今回は特にエレメントに2mmIV線(相当)を使ったので重さも影響したようです。エレメントの固定の個所を増やしてエレメントをなるべく釣りざおに常に沿うようにすればエレメントを引っ張っても竿のしなり方向に力がかかり大丈夫だと思います。釣りざおアンテナをお使いの方はお気をつけください。

さてさて飛びのほうはどんなものでしょうか。

 

2002/10/3

先週末はWW RTTYでした。4U1VICから出ようと思っていたのですが、事情で自宅待機を強いられ、急遽自宅から出ることにしました。このノートPCにMMTTYをインストールし、MPにAF in/outをつなぐだけ、AFSKでスタンバイはVOXという超お手軽。いろんなところにレベルあわせの回路の作り方が書いてありますが、AFゲイン、マイクゲインにPC側のレベル調整をすれば何もなしで実用になります。うちの場合、マイクにはHeilヘッドセットのケーブルを使っているのでin/outどちらもミニジャックのケーブルだけでつなぐことが出来ます。7,14では回り込んだみたいなのでマイクのラインにカットコアを入れました。

MPはモードに関係なくIFフィルタを切り替えられるので助かります。しかもMMTTYでパスバンドの状態も見れるので、LSBで500HzのフィルタにしてIF shiftとWidthで300Hz前後のパスバンドをうまく作ってやることが出来ます。

と、簡単な割に至れり尽せり、すべて順調だったWW RTTYですが、400QSO程を楽しんだ最後の最後に失敗してしまいました。ログのファイルを全部失ってしまったのです。どうやらMMTTYは最初にログファイルをオープンして追加編集をし、プログラム終了時にファイルをクローズするようです。実はMMTTYを起動したままPCを放置していてPCがスタンバイ状態になったのですが、スタンバイからの復帰に失敗してしまい、何も考えず電源断・再投入してしまいました。ものの見事にファイルは跡形もなく消えていました。CTなどのログソフトのようにログ書き込みごとにバックアップをとったりはしないようです。あいたたた。お使いの方は(特にDXpeditionなどで)お気をつけください。DXpeditionでログが消えると泣くに泣けなくなります。

 

2002/9/23

 Inradから買って最後まで残しておいたFT1000MPキークリックに対する改造を行いました。

最初にお断りしておきますが、改造自身はR+Cを一箇所、Cを一箇所追加するだけの回路的には簡単なものですが、作業的には泣きが入りそうなくらい大変なレベルのものです。MPと心中する覚悟のない方は止めておいたほうがいいと思います。

R+Cを追加するのはIFユニット。これは以前にもAGC modなどでいじったことのあるボードです。詳細は割愛しますが、ひっくり返して

こんな風にCRをつけます。パターンが細かいので老眼が入ってくると虫眼鏡があるといいかもしれません。明るい明かりが必要です。

 

さてもうひとつのCはRFユニットにつけます。実はこのボード、ファイナルユニットの下にあるんですねえ。

まずねじをはずしてファイナルユニットをひだりっかわによけます。

これだけで筐体のかなりの部分をどけてしまいますのでゆがんでしまうみたいですねえ.(あとで戻すときねじが簡単に入らず大変でした。下に見えているガラスエポキシのボードがRFユニットです。こいつのねじをはずして、後ろに出ているジャックを(前にずらして)穴からはずして左側に立てかけます。

これで裏(半田)面が出てきました。出すだけならこれで終わりなんですがねえ。こいつに半田付けするんですよ、この状態で。半田付けするのは右側やや上。で、

こんな感じ。中央に見える表面実装のTrにくっついている黄色いCが追加分です。はじめて表面実装の部品に半田付けしましたが半田ののる部分が小さいので半田ごてでCをくっつけるのは至難の業です。予め半田を盛ってくっつけるわけですがなかなか大変な技です。あんまり時間を掛けてTrをお釈迦にしたんじゃ元も子もないし。なかなか神経を使いました。

 

でその苦労の甲斐があったかということになるわけですが…

 

事前にMPをダミーにつないでCWで短点の連続(約35wpm)を100W送信して、漏れる電波をIC706(CWモード500Hzフィルタ)で聞いてみました。かなり硬い音で、約1.34kHz幅のご本尊の信号の下約0.8kHz、上約1.3kHzにSは振らないながらもカツカツとキークリック音が聞こえます。成る程、実害はそれほどではないかもしれないけれど聞いて分かるくらいのキークリックです。

この改造では符号の立ち上がりを2.4ms→4.0ms立下りを1.0ms→2.2msになまらせることになるそうです。

改造後に同じように符号を聞いてみると信号の上下に聞こえていた耳障りなクリックは綺麗になくなっていました。またご本尊の信号自身もちょっと角が丸くなって耳障りでなくなったようです

耳で聞いて分かる位改善されるとは思っても見ませんでした。

尚、キークリックmodについてはW8JIのWebに詳しく出ています。興味のある方はご参照ください。

 

ところで今回IFユニットをじっくり眺めてみたのですが結構ジャンパーが飛んでますね。うちのMPは比較的後期モデル(2000年製)なので細かな改良が施されているのだと良心的に解釈することにします。

 

2002/9/20

4U1VIC(会社)でパケットクラスタとのリンクにIC706mkIIを2mで使っているのですが、この機械2mで10W(もっとも使用時には1Wに落としている)しか出ないのに3Aの電源では動かないんですねえ. てっきり動くと思って会社の3Aの電源につないだら、電源ON時の突入(?)で電源が落ちてしまい使えないんです。2m 1Wのパケットのリンクのために20Aの電源が必要とは… そういえば受信時の消費電力がでかいということがどこかに書かれていたように思いますが、ICOMさん、無駄な電力使わないように、2m10Wのときは3A電源で動くように作ってください、お願いします。

 

2002/9/6

 

JRL2000Fは買うには買いましたが日本滞在中に間に合わず折角買ったのにウイーンに持って帰れませんでした。その代わりといってはなんですが、以前使っていて日本に放置していたIC-2KLとIC-AT500を持って帰ってきました。(というか船便で送った) 

500Wしか出ませんがらくちんムセンは実現できます。8月にようやく到着したので電源の結線を変更、使えるようにしました。この2台、どちらかでバンドを切り替えるともう一台のほうも自動でバンド切り替えできるのかと思って(期待して)いたのですが、考えが甘かったようでどちらもスレーブ、Icomの無線機しかマスターにはなれないようでした。

仕方がないのでYaesuのバンドデータでコーダとIcomのバンドデータエンコーダを作ってMPから2KLのバンド切り替え可能にしようと思います。大した工作ではありませんが部品を入手、完成の暁にはここでお披露目いたします。

バンド切り替えが自動ではないとはいえアンプのチューンを取る必要がありませんから、適当にムセンするにはらくちんです。ついつい常時amp onにしてしまいます。これで自動バンド切り替えも出来るようになれば500Wトランシーバ状態です。

因みに現在机の上はYaesu FT1000MP+ Icom IC-2KL/AT500 + Trio SP-70(スピーカ)という混編成です。


2002/8/19

 

やってしまいました。仕事でMicrosoftのWebをごそごそと調べまわっていたらWindows2000のサービスパック3(SP3)が8/1付けであがっていたのでDLしました。仕事でもPCの管理のようなことをやっているので今使ってるPCにためしに入れてみたのですが、あいたたた、死んでしまいました。不具合があったらアンインストールすればいいと軽く考えていたのですが、Winlogin.exeがエラーを出すとかで立ち上がりもしません。自動リセットの無限ループに陥ってしまいました。苦労の末起動用FDを作成し、PCMCIAのCD-ROMを認識するよう細工しRecovery setupで何とか起動ができるところまで持っていきました。後は再インストールと行くところですが、まずは生きているうちにLAN経由でデータのバックアップ。コントロールパネルを調べてみたのですが、ソフトウエアのアンインストールのタスクは起動できず(エラーが出る)でSP3のアンインストールはできません。バックアップが済んで確認のためHDDの中を調べていると、偶然にもSP3のアンインストーラを発見。起動することによってSP3の削除に成功、無事元通りに復旧することができました。

というわけでSP3はどうもきちんと動かない(ことがある)ようですので、当分はWindows2000のSP3は当てないほうがよさそうです。 とはいえまともに動かないSP3は何のためのSP3なんでしょうか????>M$

 

現在まで約半年このページの作成にも使用し、現在私のメインマシンとなりつつあるFujitsuのノートを紹介しておきます。

Lifebook B2545という型番ですが、国内では違う名称で販売されているようです(ヨーロッパ,アメリカでの型番です)P-III 700(だったかな?)HDD20GBと特に目新しいものではありませんが、通常の使用には十分です。もともと計測器と一緒で使う目的で買った(というかその評価用 笑)もので、タッチパネルがついているのが特徴です。もっとも普段は使われることは殆どなく子供のお絵かきのいたずら用(ちょうど紙にいたずら書きする感覚で使える)になっています。また薄型の割にType IIIのPCMCIAカード(机の中にPCMCIA HDDが転がってたりします)が使えたり、ポトリをつけるとCOMポートがつかえたり(計測用にかなり重要)大容量バッテリで5時間くらいは持つなど、業務で使用するには十分の機能です。

ただひとつ気に入らないのはキーボード。前に使っていたのがThinkPad560だからということもありますが、キーボードがへにゃへにゃ。しかも3ヶ月ぐらいで印刷がはげ始めました。

(A,S,Dに注目、光の反射のせいではありません) いくらなんでもちょっとひどいぞ、富士通。

因みにこの製品、ヨーロッパではFujitsu Siemensのダブルブランドで売っています。

 

自宅からQRVを始めて約半年、ようやくQSLカードを印刷しました。デザインは前々から決めており、2色刷りの予定だったので、以前4U1VICのカードを2万枚刷ってそれなりに安かったUX5UOに頼むことにしました。(因みに4U1VICのカードは彼のWebにサンプルカードとして掲載されています)前回あれこれやり取りしたので様子も分かっています。彼はページメーカーファイルでの入稿を受け付けるので絵はフォトショップで加工、全体のレイアウトとレポート欄はページメーカーで作成しました。メールでファイルを送って見積もりを依頼すると送料込みで2000枚74EURとのことで(このうち送料がかなりの部分を占めているはず)発注することにしました。

前回頼んだ経歴があるからか、まず印刷、発送され手元に届いて内容を確認してから支払いという段取りになりました(それでいいのか?)今回はウクライナに直接送金、インターネットバンキングで済んだのでオフィスの中でQSL発注から送金まですべてが済みました。

出来上がりは下のとおり。自分が版下を作ったとおりに出来上がりましたし、紙質、印刷の質ともに満足の行くできでした。

 

2002/8/11

 

4U1VICのシャックはIAEAのビルの屋上にあります。コンテストをやる際にいつも苦労するのがパケットとの接続。どうやらウイーンには稼動しているパケットクラスタのノードはなく、ヨーロッパ全土に張り巡らされたパケット接続網経由でお目当てのノード(DB0BCCなど)につなぐことになります。ところがこいつが曲者で結構途中のリンクが切れていたりとなかなかつながらないことが多いのです。

そこでインターネット経由の接続を試みることにしました。自分の部屋ではインターネット接続できるのですが、シャックにはネットワークが来ていません。そこで自分の部屋からパケットで屋上まで上げてやることにします。セキュリティの制限からか、ノードへのtelnet接続ができないので、Webでは一番大きなOH1AQのDXsummitからデータをいただくことにします。Webでデータを読んでTNCに転送するためのソフトを作りました。一定間隔でDXsummitを見に行き、新しいスポットだけパケットクラスタ形式にデータを書き直してTNC(COMポート)に送るようにします。簡単なTNCの制御とターミナルスクリーンもつけました。おまけとしてレポーターのコールを見て使い物にならないスポットは捨てることにしました。レポーターの大陸を大まかに調べてどの大陸からのレポートを中継するか設定できるようにしました。

 

次にシャックとオフィスとの間のパケット回線の設定です。手持ちの機材を寄せ集めたのでオフィス:IC706mkII +PK232 +ハンディのホイップ, シャック:FT11R + KPC2+HFのロングワイヤというでたらめな組み合わせ、しかもFT11は電源を直接つなぐ方法がないので、チャージャーに接続しっぱなしのフローティング状態です。これでも2-3日のテストでは順調に稼動、うまくCTにDX情報を送ることができました。実際にコンテストになるとどういうわけかある時点でKPC-3が<DM>パケットを送るようになってしまい、コネクトしてもすぐにディスコネクトしてしまうようになってしまいました。原因はまた後日調べて対応しようと思います。とりあえずPK232側をconvでブロードキャスト状態(CQ)にしておいてKPC-3側で狸ワッチすることで対応しました。

 

ビル内の中継で1w以下でよそからは見えないだろうと適当な周波数(145.99)を使っていたら、どうもISSのアップリンク周波数だったらしく、近所(?)の局からクレームがきました。ちゃんとしたアンテナ使ってないのにウイーン市内からなら見えるのかな? 

 

ソフト自体はちゃんと稼動しており、WAEでは重宝しました。マルチのリストから取りたい局を一発選局。後は呼ぶだけ。ようやく最近の局らしい便利さになりました。これでJRL2000Fが揃えば本当にらくちんなコンテストになりそうです。

 

といいながらこれはWAEの最中に書いてたりします。面白くないんです。condxは悪いし、condxがあってもJAには呼ばれないし(参加局が少ない?) とはいえQTCは電信の練習にはもってこいです。誰か来年あたりWAEやりに来ませんかね? グアムサイパンあたりのレンタルシャック並の設備は提供します。宿、オプショナルパックは応相談(笑)。丁度夏休みの時期ですし。

 

2002/8/4

 

Xtalフィルタと一緒に買ってそのままほったらかしになっていたFT1000MPの改造情報(? 部品つき)をようやく施しましたのでご報告いたします。いずれも小さいパーツ1-2個、詳細をバラすとInradの営業妨害になりますので細かいことは書きません。

1つ目は70MHz IF ampにおまけでついていたAF filの改造。回路図ではCW時にはCRで若干ピークを持ったLPF気味になるようにAFでフィルタが入るようになっているそうですが、どういうわけか実際の回路ではもっと広帯域にフラットなんだそうです。(恐らく途中のロットから敢えて広帯域にしたのでしょう) そこでそのフィルタのCに抱き合わせでCを追加してLPFのカットオフを下げてヒスノイズを下げようというのです。回路的には1つCを抱かせるだけですが、最近の高密度実装ですから結構緊張します。ずぼらして部品実装面に追加したので尚更です。

上の写真の真中の緑色のCが追加したものです。最初びびって(右側)半田付けがいまいちかっこ悪いのが良くわかります。手直ししようと試みたのですが、周りが建て込んでいて無理でした。

さて実際の感じですが、確かに無信号状態で聞いてみてホワイトノイズがこもったように聞こえましたから、広域がカットされているのがわかります。CWが好きな、特に低いトーンでCWを聞く人にはいいでしょう。

 

もうひとつはAGCの改造。Fast時のAGCの時定数が早すぎてパイルがひどいとべったり信号が入っているように聞こえるらしく、AGCを若干遅めにするという改造です。これはK2KWらの6Yでのコンテスト運用からのフィードバックだそうです。普段は必要ないとは思いますが、WRTCの参加者のコメントで”やっときゃよかった”というのを見ましたし、2000年のTS7Nでのパイルもすごかったのであのクラスになると必要かと思い処置しておくことにしました。

CRを直列に回路に挿入します。上の黒いチューブの中がそれです。これはIF ユニットを取り外して裏側につけるのでさほど大変ではありません。どこにつけるのか探すのが大変なくらいです。まあもう少し年をとって老眼になってくるとこの手の細かい作業はかなり億劫になってくると思います。

 

さて今回IFユニットをはずす最中にまたまた不思議なものを見つけてしまいました。

中央やや左上のJ2010がそれです。端子があるのにどこにもつながっていないんです。回路図にもちゃんと出ており(どこにもつながっていないことも書かれている)”MONI"とあります。回路図からすると送信のIF信号を分岐してモニタに流すための端子なのですが、ここから取らないとなるとモニタはどこから取っているんでしょうか? DSP変調の時はDSPから取ってくればいいんでしょうがちょっと不思議。

 

2002/8/1

 

先日CQ WWのホームページを覗いたら2001年のWW CWのUBNレポートが出来上がっていたのでDLしてきました。恥を晒すようで恥ずかしいのですが初めてまともにシングルオペオールバンドに出て3000局やったので記念ということで(??)

最初に言い訳しておきますと(笑)当初予定されていたゲストオペのグループがキャンセル、急遽シングルオペででることにしました。どっちみちEUのトップにはなれっこないのでできるだけ多くの局数することを目標に出ました、とはいえ結構な時間寝たんですけどね、呼ばれないから。というわけで結構気を抜いてオペしてます。

BNで4%って言うのはどうなんでしょうね?このページをこっそりごらんのマニアの方はどのくらいありますか? 4%はあんまりいい数字じゃないですね。反省。今年はもうちょっと真面目にやります。減点も食らうのでトータル20%くらい得点が減ってます。結構な量ですね。(をいをいJE4VVMのNILがある、勘弁してくれよー)

それから見てて思ったのですが、結構4U1VICをミスコピーされてるんですね。やっぱり4U1ITUほど有名じゃないですから(泣)

8/11追記 VVMのBNは2%ちょっとだそうです。上出来ですね、って言うか4%は恥ずかしいぞ>俺。今年は頑張ります(ホンとか?)

 

9/20 FT897については教えてくれーに移しました。

現在某商業誌から某記事の翻訳を依頼されて作業に入っております。しかし、今回もそうですが時々”締め切りは1週間以内”て結構ハードな依頼があったりします。mmm 記事自身は面白くて参考になりました。

 

2002/7/30

直接無線には関係ないですが、諸般の事情でとうとう携帯を買ってしまいました。当然端末はただ同然で売られているもの(1ユーロでした)にしました。別に知っている人がたくさん勤めているからというわけではないのですが、Nokiaです(笑)

しかしつい最近日本で”写メール”などという最先端の端末を見た私としてはなんとも時代遅れに見えます。約130gの図体は偉く大きく見えますし、何せ液晶は白黒でしかもドットがでかい。SMSとか言うメールみたいなのはついてますが、インターネットのeメールではなく、SMSを採用している携帯電話に送るだけ(電話番号をアドレスに使う)、だし、日本語は当然通りません。WAPというプロトコルでインターネットのホームページもアクセスできるようですが、これもあんまり興味が湧きません。(とはいえ、i-modeとかJ skyとか言う日本の携帯用のホームページがどんな使い勝手かも知らないのですが)ゲームもダウンロードできるらしいのですが、電話つなぎっぱなしでゲームするのはねえ…

因みにGSM900/1800のデュアルバンダーらしいです。比較的最近の機種のようです。一応よその国(といってもスロバキア)で使えるのは確認しました。

ヨーロッパにカラーの”写メール”が上陸するのはいつの日か…

 

JRL2000Fですがとうとう買ってしまいました。が、帰国に間に合わなかったので実家においてあります。持って帰って来れるのは来年か(泣)ここに登場するのは暫く先です。お金払い終えた日に他の方から5万円も安いオファーを受けてしまいました(号泣)2台は要らんしなあ…

 

下で取り上げましたサードパーティー製のUX-14ですが、JR4ISF石井さんが人柱になって(!)購入されました。使い勝手などをお知らせいただいたので別ページに掲載します。

 

2002/7/3

小ネタ2題

そういえば昔まだ小型のスイッチング電源が一般的でなかった頃、海外運用をする人々の間でFT655の電源(DCモデル向けにオプションとして単体で売られていた)が持てはやされていました。 この間気がついたのですが、FT1000MPの電源も比較的小型で100/200Vがスイッチ1つで切り替えられなかなか使い勝手がよさそうです。おひとつ如何でしょうか? 確かもともとMPもDCモデルがあったので電源だけの購入も可能なのではないでしょうか?或いは保守部品としての入手も可能なような気がします。

最近Icom MLで話題になっていますが、IC706(MkIIGのみ??)はPactorに対応していないらしく、メーカーでの改造が必要らしいです。どこをどう改造しないといけないのかは不明。 Pactorは運用しないので特に興味はないのですが、情報として。

前からJRL2000Fの手ごろな中古を探していました。IC2KLに慣れてしまった身としてはFL2100やTL922のチューンをとるのがどうも面倒で、いろいろ考えていたのですが、VL1000やPW1はまだまだ中古でも高価ですが2000Fは価格が結構こなれてきて買ってもいいかなあという値段になってきました。さてさて

 

2002/6/24

IC706のCWフィルタを入れました。Inradが”706にあうような小さいフィルタは作れない”なんてWebに書いていたのでどんだけ小さいのかと思っていましたが、FL100を手持ちのFL63と比べている見るとおんなじ大きさ。半田付け用のリード線かプラグインの太い足かの違いだけ(足の位置はちょっと違う)今度細工してFL63を入れてみようかと思います。

さて入れてみたので試しに特性を測ってみました。といっても測定器があるわけではないので、S9になるようにキャリアを入れ(14.0MHz)、周波数によってSの変化を記録してみました。 ついでにFT1000MPも測ってみました。Sメーターでの計測ですから目安程度にしかなりませんが耳で聞いた感覚はある程度つかめるかもしれません。

第一印象は”おお、けっこうやるなあ”。FL100といえば以前IC729に入れて使った経験が1度だけあり、あまりの切れの悪さにCWフィルタが入ってないのかと蓋を開けてみたほどでした。聞いた感じ1kHz幅くらいに感じました。今回計ってみるとS9の幅が500Hz程度(-6dbに相当?)S0で(-60dbに相当?)800Hz程度となかなかいい感じです。

次にFT1000MPも測ってみました。カスケードの影響が出ないように測定していない方のIFは6kHzのフィルタにしました。Sub(500Hzコリンズ)のほうは8.2MHz IFがないので影響はありません。

こうしてみるとFL100が健闘しているのが良くわかります。さすがに455kHzのクリスタル(Inrad#703)鋭いスカート特性です。Yaesuの8.2MHzはスカート幅はFL100並ですがばたついて綺麗ではありません。(ただし測定がいいかげんですから当てにはなりませんが)コリンズのメカフィルはInradのWebに出ているとおりスカートがめちゃ広です。メインに入れなくて良かった。しかし普通のMPユーザーはこんなのをメインに使ってるんでしょうかね? 

 

2002/6/20

ご無沙汰いたしました。5/27-6/18まで日本に帰っておりました。

日本であれこれと買って帰ろうかと考えていたのですが、飲み歩きに忙しく(!)結局あまり買い物できませんでした。買ったのはIC706用のCWフィルタ。値段を比較する暇がなかったので秋葉原のロケットで買ったのですが、消費税を入れるとこちらで売っているのとあまり変わらない値段になりました。umm 近々いれてフィルタの切れ具合を1000MPと比べてみたいと思います。

普通のヘッドフォンを持っていないので買おうかと思っていたのですが時間切れで買えませんでした。ちょうどCQ-Contest MLでどこのヘッドフォンがいいかというのが話題になっていたので、候補をリストしておいたのですが、結構いい値段するんですこれが。結局どうしようかと思案しているうちに帰る日になりました。

5/23にUX-17について書きましたが記憶を頼りにでたらめなことを書いたら間違っていたようでご迷惑をお掛けしました。(ご連絡をいただきました) JR4ISF石井さんが購入されたそうで詳細をお知らせいただいたので後日まとめてここに掲載いたします。

 

2002/5/23

未だにIC750Aなんかを使っている人がいるかどうか知りませんが。当時のIcomの無線機はバッテリーでバックアップしてあるメモリにバンド情報などがかかれていて、古くなるとバッテリ切れで使えなくなってしまいます。Icomに修理に出せばバッテリを交換してデータを書いてくれるのですが、いくつかのサードパーティで代替のメモリーボードを売っているようです。これだと修理に出す必要がない(無線機が家からいなくならない)のでいいようです。周波数幅が若干広がったりもするようです。65-130ドルぐらいで出ています。

上のメモリーボードも出しているpiexx.comでは最近750用のレベルコンバータを発売しました。この頃のIcomの機械はCT17 CI-VレベルコンバータのほかにUX-17 CI-IV CI-Vが必要で、UX-17なんぞもうどこを探しても手に入らない状態でした。(CT-17はまだありますし下にあるように代替品もあります)そのUX-17の代替品をpiexx.comが発売、130ドル程度の値段です。今更IC750Aでもないのですが、小型にまとまった良くできた機械ですし、一台持っているので興味の湧くところです。

6/24 追記:piexx.comの名前が間違ってました。ごめんなさい。お詫びにリンク張ります。

7/30 追記:JR4ISFによる試用記

ようやくK2に100Wモデル(100W PA)が出たようですね。これでQRP以外の通常の使い方もできるようになりました。非常に評判の良い機械ですから興味を惹かれます。でも全部あわせるといい値段になるんですよね。ちょっと真剣に考えます。

 

2002/5/22

MPのキーヤーが時たまへんてこな符号を出すという話を時たま聞きます。ちょうど昔PCが遅かった頃、PCでのキーイングでCPUの処理が追いつかず符号が飛び飛びになるような症状のようです。今のところうちではお目にかかっていません。とはいえ最近内臓キーヤーを使っていません。パイル呼ぶの面倒なので外付けのメッセージキーヤー(下に出てくる奴)使ってるので :-P

ご存知の方も多いと思いますがHeilが20周年記念のスタンドマイクを出しました。外見は30年代のRCAのマイクのレプリカ、中身はHeilの業務用エレメントとHC4 or HC5。かなりレトロな外見で、放送局のようにマイクの上(又は下)にコールサインの入ったプレートがつきます。300ドルくらいだったと思いますがちょっとマニアックで欲しくなりました。一度HeilのHPでご覧ください。固定で普段のQSOに使うにはいいかも。といいつつ先日20年前(?)に買ったAstaticを引っ張り出してきて結線変更、MPにつないで使っております。ちゃんと動いててくれてほっとしてます。

 

2002/5/6 (5/22追記)

先月自宅にアンテナを上げて以来、ちょくちょく無線機の前に座るようになりました。折りしもVK9やKH1の運用が行われており、便乗組(?)も含めてsplitでの運用の機会も多くあります。前から思ってはおりましたが、splitの際のMPの操作性はかなりよいと思います。dual watchは勿論ですが、やはりダイアルが2つ周波数表示が2つというのはわかりやすいです。この点ではIcomの756Proなどを大きくリードしていると思います。

使ってみて気づいたことですが、やはりCollinsのメカフィル(455/500Hz)はスカートがかなり広いです。うちのはINRADから購入したものですが、Yaesuでも同じようなものでしょう。INRADのWebには特性グラフが載せてあり、それによるとXtalよりはかなり裾が広そうですが、聞いた感じもそのとおりです。Mainには400HzのXtalが入れてあるのですがそれと比べるとSSBのフィルタではないかと思うほどです。メカフィルはSubに入れてあり、パイルのリターンを探すにはこの程度の広さでも特に差し支えがないのですが、メインと同じように使うにはちょと難がありそうです。通常の運用では455kHz250Hzは狭すぎて必要ないと思われますので、500Hzのポジションにメカフィル、250Hzのポジションに400HzXtalを入れるのも使いやすいかもしれません。ハイバンドで普通にCWをやるには8MHz500Hz+455kHzメカフィルで十分だと思います。(普段は455kHzは2.4kHzにしています)尚、IFフィルタの切り替えの容易さではMPはMkVより勝っていると思います。CW時の455kHzは頻繁に切り替えるので実感します。

もうひとつ気づいたことは、Keyジャックが前後に1つずつあるのですが、どちらも同じ動作をします。これがIC760PROみたいに1つがKeyerもうひとつがストレートになっているとコンテストの時にPCをつなぎながら内臓キーヤーが使えて便利だと思います。改造しようかとちょっと回路図を見たのですが、裏のジャックは基盤じか付け、表からはフラットケーブルで基盤に刺さっており、パドルはキーヤー(その他の機能を含む)のLSIに入っておりキーヤーon/offはLSIの中で全部処理されているようだったので諦めました。この点何か良い手をご存知の方はお知らせください。

2002/5/22追記 上のキージャックの件ですが、WDXCに頼むと改造してくれるそうです。(10000円)後面ジャックをストレートキー専用にできるみたいです。資料を見せてもらったので自分でやるよう検討してみたと思います。

以前リクエストのありました、キーヤー ETM9COGの諸元を用意しました。 もっと詳しいことが知りたい方はお知らせください。

 

2002/5/1

最近書き込みしてないので、小ネタをひとつ。VA3CRの1000MPのホームページは有名ですが、ここに最近Yaesuのサービスブリテンがいくつかアップされています。数は限られていますが(自称)MPヘビーユーザーは一度チェックしておくべきでしょう。日本ではMPのmods関係の情報をあまり聞きませんが、流通しているのでしょうか?Wではmodsは一般的に行われているようですが。

 

2002/4/13

自宅にR7000を上げました。初期値にくみ上げてほぼ全バンドで使い物になるSWRでした。ちょうどJIDXコンテストの最中ですが、 ちゃんとJAまで飛んでいっているようです。これで自宅でちょくちょくMPを試すことができそうです。

 

2002/3/23 (4/13改変:下線部)

新製品情報です。

ヘッドセットで有名なHeilが新製品を出しました。 Heil Pro set Plus。”お気に入りに追加”でも指摘していたヘッドフォン部分が改良され(?)掛け心地がよくなったようです。(というかそう期待しています)見た目もごっつくなって、音響のプロ用のような外見です。マイクの入るブーム部分もごっつくなりました。というのもDual elementになっているからです。マイクエレメントについてはHC-4/5ですから以前と音質は同じと思われます。値段はPro setよりもちょっとだけ高いだけですから、dual elementに価値が見出せればお買い得です。これから新規に買うのであればこちらのほうが耐久性がいいかも知れません。なおPro setもまだ販売をつつけるようです。詳細はWebサイトでご覧ください。

 

2002/3/20 (4/13追記)

ようやく、MPにInradのフィルタを入れました。フィルタはプラグインなのでねじはずしてふた開けて、差し込むだけで終了,簡単なもんです。さて、フィルタのテストをしようとしてはじめて気が付いたのですが、サブレシーバのモードってデータをサブに送ったあとでは変更できないんですね。当然といえば当然なのかもしれませんが、気が付かなくてSSBの状態でサブRXをオンにしてモードをCWに切り替えて、サブのCWフィルタが動作しないとあれこれ悩んでしまいました。メインでCWにしておいてA→Bとしないといけないんですね。サブにモードスイッチがないから仕方がないのですが、これってちょっと使いにくいかもって思いました。

2002/4/13追記

上の記述は誤りでした。SUBボタン(10キーのところにある)を押すとsubのバンド、モードが切り替えられます。私が知らなかっただけでした。Yaesuさんごめんなさい。

さてInrad 70MHz ampもいっしょに入れました。これも差し込んで隠しメニュー(9-1)で8MHz IF ampのゲインを下げるだけなので簡単なものです。で、作業していて気が付いたのですが、このアンプを取り付けるスペースにはAF-FIL-UNITと書かれているんです。(写真参照)

勿論Inradは空いたスペースに基盤をねじ止めするだけで、回路的にはRF unitにつながるんですが、Yaesuは何のためにこのスペースを作ったのでしょうか?IF DSPがタコなので(?)AF-DSPでもオプションで発売する予定だったのでしょうか? InradによるとMkVでも同じスペースが残っているそうなのでまだその野望は捨てていないのかもしれません(???) (ただ単に開発費がなくってAF unitにまったくおんなじ基盤を使っているだけかもしれませんが。)なかなか不思議なスペースです。どなたかご存知の方教えてください。

 

おまけの情報をひとつ。MPではNB off時にもNBの回路が切り離されていないのでNBレベルを上げていると混変調の原因になるそうです。off時も必ずNBレベルは最小に回しきりましょう。でないとひどい目にあうようです。簡単に(ダイオード1つ増設?)でoff時には回路を切り離すmodもどこかで見ました。また探せたら試してみようかと思います。FT1000でも同じだそうです。

 

2002/3/19

という訳で早速家関係のネタから。

現在地下の倉庫に木の床を張ってシャックにしようとしております。ヨーロッパ全体がそうなのかオーストリアだけなのか知りませんが、この国では”日曜大工”が盛んらしく、日曜大工の店もいたるところにあり、いろんなものをおいています。中には扉や壁の断熱材などもあり、日曜大工の店(という区別はないのかもしれないが)に売っているものだけで家一軒建ってしまいそうです。

さて写真の床材ですが、素人が倉庫に張るものですから一番安いのを探して買いました。屑材をあわせたものに化粧板が張ってあるだけですが、なんと平米500円弱、約30平米分買って、電動ノコギリもいっしょにつけて2万5千円でおつりがくるというお値打ち品です。もちろんこの10倍する高級なものももちろん売っています。

 

床のあとに早速買ったのがオペレーションデスク。これもピンキリですがもしかすると2ついるかもしれないので、大きくて安いを目標に探しました。

これは160cm x 80cm、普通に探して一番大きいものです。もともとはコンピュータ用らしいですが、高さもちょうどいい。広さも無線機とアンプを載せても余裕がありそうです。お値段は8000円弱。(机の上の無線機、PCは含まれていません hi)見てくれもそんなに悪くなさそうです。

 

ついでにCQ誌他の資料を収めるために、これまた安さで勝負の棚を探しました。

もともと倉庫(ケラー)で使う用の単価の安いものを発見。これだけ組んで8500円なり(175cm x 80cm x3列)。パーツで売っているので自由自在に組むことができます。

これらの安い家具を買ってもスチールではなく木製なところが日本と違ってうれしいです。棚なんか質の悪い木ですが、1枚板です。

 

2002/3/15

ご無沙汰いたしました。実は2月に引越しをしまして、家が片付いてないのでデスクトップのPCが電話線につながっておらず、というかまだ床に転がしたまんまで更新できる状態ではありませんでした。ということで最近会社で手に入れた最新(?? P-III 700MHz)のノートにFrontpageとWS FTPをいれてこちらでwebの更新をすることにします。

ということで、購入したわけではありませんが、家を替わりましたのでその様子も近々ご報告します。今度はアンテナ建てて無線する予定です。

   

2002/2/15

元旦に注文したInRadのフィルターが漸く届きました.1月4日に発送はしてくれていたのですがなんと40日も掛かって到着. 箱の上の記述を見るとどうやらオーストリアには1月25日には着いていたようですが税関(?)で止まっていたようです.まったくいい加減なもんです.昨年の暮れ以来いろんなものをアメリカから送ってもらいましたがすべてにおいて到着が著しく遅れています.オーストリア政府の嫌がらせでしょうか?

このページを見た方から初めてメールを頂きました.友人以外から来たのは初めてで感激です. 下に紹介したキーヤーについてのお問い合わせがありましたのでまた詳細をupします.

インターネットを見ていたら面白いアンテナを見つけました.イカ物好きな私の食指をくすぐるような胡散臭さ(?) 値段が結構良かったのでまだ買う決心は付いていません. とりあえず近日中に紹介します.

  

2002/1/14

自分で買ったわけではないのですが最近受け取ったSASEに新しいIRCが同封されており,まだ珍しそうなのでupしておきます. 届いたものは日本で発行されたものです.

大きさはQSLカードくらい,紙質はマークシート用紙(共通一次試験の 笑)のような紙で,折り畳んで同封するにはちょっと気が引けます.スキャンした画像ではモアレがでていますが偽造しにくいように細かい印刷がされているせいです.

裏面は

と以前のものと同じような文面が印刷されています. 下にバーコードが印字されていますが,なんの管理に使うんでしょうね? 

気をつけないといけないのが赤文字の最後の段で,一段と細かく読みにくい字で次のように印字されています.

新しいIRCは期限付きみたいですね.5年間有効(最大で)のようです. これからはDX界の"通貨"として流通させるわけには行かないようです. 適当な段階で切手に交換する必要があるみたいです.

 

2002/1/1

あけましておめでとうございます.

もう締め切られていますが, INRADが元旦のWebでの申し込みに限り,filterを$20.02割り引いてくれるとのニュースを発見, MP用にfilter2つとmodsいろいろを注文しました. $20.02だと送料くらいにしかなりませんが, ないよりましです. どっちみちいるもんだし.

 

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