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(2)TU-898 組み立て前編



組み立ては、一台目は休憩を入れて、6時間、2台目は4時間かかりました。
かなり疲れましたので、一日一台の作業をお勧めします。
半田ごてを取り替えたところで、前編/後編としました。
前編は、基板の部品付け、後編は、シャーシの組み立てです。

  1. 面倒くさいピン立て
  2. parts list
    ピンがホールよりも太めで、力を入れてピンを立てるTU873はいいのですが、このTU898と、TU874はピンが細いので、一本一本支持しながらハンダ付けすることになり、非常に時間がかかります。そこで考えたのが、上記写真のように、数本刺して、厚紙で頭を押さえて、ひっくりかえしてまとめてハンダ付けです。

  3. オーディオ用抵抗
  4. card
    秋葉原では店頭売りされているけれど、名古屋では手に入らない、金メッキリードの抵抗。これど比べると、コンデンサーは、基板実装の、どちらかというとオーディオ用ではあるが、音質より実装面優先のケミカルコンデンサーが使われています。

  5. 出来上がりのパターン面(上側)
  6. a card(1)
    TU874のように、やたら薄かったり、ジャンパと組だったりということはない、立派な基板ではあるが、TU873のように、抵抗の放熱用に穴が開いているような、最新の取り組みはされていない。放熱のため、ソケットと基板はメッキリード線で結線するタイプ。
    多層のスルーホールの基板になれてしまうと、こうした普通(単層?)のときに要注意です。パターン面でしかハンダがつかない(スルーホールでついていることがない)ので、丁寧にハンダづけする必要があります。

  7. 出来上がりの部品実装面
  8. a card(2)
    TU873ほど、キットとしての完成度(完成品も売っている性格上?)はなく、それなりにスタイルも古い。たとえば、TU873などは、2W以上の抵抗は、基板から数ミリ放熱のために浮かせることを明示しているが、これはない。ここらへんのノウハウ(キットをいくつも出しての経験で得た技術)は、この頃のキットには、当然反映されていません。とはいえ、モノラルアンプなので、熱源は半分ですから、これでも十分なのです。
    コンデンサーも製造後5年以上経っているので、バーンインに注意が必要。



ラグ配線がよろしいとなる前の基板で、基板でやっていることが、まだ少ないので、2時間ほどで、ここまでできてしまいます。実際は、これからの機構組み立てと、リード配線が山場です。今のエレキットから見れば、どちらかというと、三栄無線やトライオードの類に近いです。

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平成13年11月30日 de jp3exe ex je2egz, only for life.。