6N-FE88ESが2発のバックロード
FEシリーズの最高傑作だとおもいます。
「最高」や、「もっとも」がいっぱいあるようになってしまい、それらを集めて組みなおすことを考えました。
ひとつは、偶然うまくいったFE-88ESのダブルバスレフに、F120Aを入れました。
もうひとつは、以下のD-10バックロードの箱にFE88ESを2つ入れたものです。
そもそも6N-88ESは、バックロード用の設計だとおもったからです。
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2つつくの?
現物あわせで、12cm用のグリルを使いました。なぜ12cm用のグリルかは、はめるときに写真をつけます。10cm用のグリルも使えます
左右で違うとかっこう悪いので、パッキンを使ってセンターを出しました。
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まじめにケガキ
とにかくこのユニットだけは、フランジの外径と、マグネットの外径が近すぎて、取り付け穴を細密に加工しないと、取り外しがきかなくなります。
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配線の取り回し
取り付け穴を通しやすいように配線します。端子を折り曲げているのを見ると、参考になるかも。
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2つ並びました
穴がユニットのマグネットぎりぎりに開いていて、ケーブルがやっぱり引っかかるので、ユニットを取り付けるというよりも、叩き込むに近いです。
以下、12cmのグリルがどうつくかを見せます。グリルのパッキンをはめたところ。
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出来上がりの見てくれ良し
側板の木目を見てやってください。
作者吉澤氏の苦労が伺えます。
今度は、どういう「最優秀」かというと、8cm-10のFEシリーズの中での最優秀です。どこまで低いところまで再生できるかは、大口径に勝てませんが、その中でも低域の切れは一番です。
8cmユニットというのは不思議なところがあって、これだけ比較するものがあると、小口径にもかかわらず、ツイータが欲しくなるところです。ホーンのドライバとして使って、相対的に低域が強まると、逆に高域がさびしくなるようです。
管の出口に階段をつけました
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5段の階段を積み上げました
見た目のために、5段積み上げました。
張りあわせば、木工ボンドを薄めて使い、ニスがけもしました。
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音は?
見た目の満足のために追加工したのですが、低域が延びてすっきりしました。効果あるので、お勧めできます。理由は??重石とか、前後の重量バランスが効いているのかもしれません。
これ以上のものは、、-
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平成13年11月29日 de jp3exe ex je2egz, no limit.