1.3 パスポート
 海外に旅行するためには、何はなくともパスポートを取らなければならない。大人の場合だと5年間有効のものと10年間有効のものがあるが、僕のパスポートは1995年に取った5年間有効のやつだ。この時はまだ10年間有効のものが無かったのだ。
  さて、オカミサンと子供たちのパスポートだが、それぞれ5年間有効のものを取った。子供たちには10年のものがないので、(成長して顔が変わりますからね)致し方ない。
  ここでパック旅行だと、旅行社が代理でパスポートの申請をしてくれるんだろうが、代理申請してくれるだけで、現物の受け取りには、本人が出向かなければならないので、我が家族は自分たちで申請しに行くことにした。代理申請料の節約もさる事ながら、これは結果的に行ってよかったのだ。
  申請には3/31に行った。場所は名古屋駅前松坂屋の上である。この日はまだ子供たちが春休みなので、学校を休まずに済んだ。僕はというと、有給休暇を取ったのだ。どうせ4/1からの新しい年度になると、古い有給は切り捨てられちゃうんだからというのがこの日に行った理由である。
  事前に旅行社からもらった申請用紙に、家で全部記入を済ませたものを受け付けに出した。すると子供のサインの欄でイチャモンがついてしまった。下の子供はまだ6歳なので、自分の名前だけをひらがな3文字で書いたところ、
  「簡単すぎる」
  という理由で却下。上の子供も名字名前をひらがなで書いたので、
  「まあ、これでもいいですけど、、、」
  と言葉を濁すので、
  「じゃあ、書き直します」
  とオカミサン。売り言葉に買い言葉で書き直す羽目に。で、オカミサン本人のサインも、
  「見てください、ここ重ね書きされていますね。」
  というわけで申請者全員かき直すことになってしまったのだ。
  旅券センターは春休み後半ということで、閑散としていたので、(当たり前だけど、パスポート取る人は休み前に取るから、休み中は空いている)書き直す場所はたくさんあった。で、僕も手伝って、せっせと子供たちの申請用紙に書き込んでいき、
  「さあ、ここに名字名前をサインしてごらん。」
  と、やさしく言ってあげたのに、何と、枠をはみ出しちゃったじゃないか。サインだけは修正印が効かないから、またまた書き直しだ。で、まずサインをさせて、うまく書けたら後を埋める方法に作戦変更だ。結局何枚申請用紙書いたんだろ?!

  なんとか無事に申請が済み、はがきが来て、受け取りに行ったのが、5/2だった。子供は学校があったが、ゴールデンウィーク中ということで早く帰れるということと、この日は金曜日で、受け取りだけは6時半まで店開いているということなので、この日の午後再び旅券センターに行ったのだ。
  受け取りは何もトラブルなしで受け取ることができた。これでみんな海外へ出かけることができる。

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