Whiterook productsのミニパドルです。値段の安さにつられて購入しました。($12.95 +$5.05送料) 基台の中にTiCKエレキーを組み込めます。Whiterookでは、MK-44にTiCKエレキーを組み込んだものをMK-64として販売していますが、$37高くなります。
7月15日に$18分の国際為替をエアーメイルに入れて、Whiterook宛てに送りました。総費用は、切手代を含めて約\2,600かかりました。
21日にWhiterookのJohnからE-mailでエアーメイルが届いた旨の連絡が入りました。当日すぐに品物を発送したとの事。
我が家へは、25日に届きました。 お金を送ってから11日で品物を受け取る事が出来ました。
MK−44を斜め前から見た写真です。
手前に見えるのは、ステレオ・ミニ・ジャックです。
基台はプラスチックのケース。パドル部分もプラスチック。接点はビスが使われていて、いかにもおもちゃといった雰囲気です。
ところが、パドルの感触は、それほど悪くありません。高級機のようなクリック感はありませんが、慣れてしまえばそれなりの感触を得られます。
コストパフォーマンスは、抜群で携帯性も良好ですので、私としてはお買い得かな、と思っています。勿論、器用な方なら自作できるレベルの出来ですが・・・。
後ろから見た写真です。パドルの指があたる部分は、ゴムが貼ってあります。
底から見た写真です。ふたを開けるとエレキーを入れるスペースが見えます。
6(D)×5(W)×4(H) cm(突起物含む) の小ささです。では、この小ささが、MK−44を目で見た時にどれほどの感じかというと、
これくらいです。上がカツミのマニュピレーター(一般的な大きさです)。右は、ミズホのBK−3ミニキー。
この2つと比べると、MK−44の大きさが分かって頂けると思います。
MK−44が届いたので、早速TiCKキーヤーを組み込みました。
電源スイッチは、ジャックにプラグを差し込むとSWが入るようにしました。
MK-44の内部は 45(W)x45(D)x15(H)くらいの広さがあるのですが、写真でも分かる通りミニジャックと端子が立っていて、意外と部品の配置に苦労します。
特にパドルに付いている端子に組み込んだ部品が当たると、パドルの感触が悪くなります。(写真参照) 私は、MK-44が届く前にTiCKキーヤーを組み立ててしまったので、余計に手間がかかったのかも知れません。(せっかちな性格です・・・)
写真は、苦労して(?)バッテリーを組み込んだ様子です。バッテリーはジャンクで買ってきた3.6Vの電池(直径15mm 長さ20mm)を使いました。
端子から出ているリード線が、引っかかっているだけでも感触が悪くなるので、注意が必要です。
完成したMK−44 TiCKキーヤー・バージョン
四角いボタンがモード選択用のスイッチです。
この中にエレキーが入っているなんて信じられますか?
パドルの感触 | 高級パドルのようなクリック感はありません。最初の印象は決して打ちやすいという感じではありませんでしたが、使ってみると「そこそこいける」パドルです。 但し基台が軽いので片手で押さえるか、基台を石のようなものに括りつけるかしないと、パドルが動いてしまいます。 丁度、パドルと基台の間に隙間があるのでマジックバンド等を使って固定すると移動運用でも使いやすくなります。 |
TiCKの使い心地 | 押しボタンは、MK-44の為に探したタクトスイッチを使いました。 押し心地も良く、四角い形がMK-44とマッチしていると自負しています。色も赤いMK-44に合わせて白を選びました。 ブザーは、ケースの中に入れましたが、充分な音量で鳴っています。 電源をプラグ挿し込みと連動させた事で、プラグとMK-44との抜き差しで設定がリセットされてしまいますが、TiCKの初期設定が、とても良く出来ていますので、困る事はありません。TiCK2を使う場合は、工夫する必要があると思います。 |
誤動作 | QRPで運用している時は、特に問題ありませんが、出力が大きい場合は、RFの回り込みによる誤動作が起こります。 何らかの対策を入れる必要があります。私の場合もIC-502 3W, IC-505 5Wで誤動作しました。IC-726 10Wでは、問題ありませんでした。古いリグの為なのでしょうか? |
その他 | MK-44に取り付いているジャックは、耐久力が低いようです。交換したほうが良いでしょう。 最後に、今まで使っていた8044を使用したエレキーとMK-44を比較した写真を載せておきます。8044のケースは8mmビデオテープのケースです.(8044の方は、勿論パドルが必要です。) |