<ケースは、ミズホナノシリーズのものを流用しました>
NN1G(Dave Benson)のお店Small Wonder Labs.から発売されているQRP・CWトランシーバーキットです。1994年11月号のQSTで紹介されました。
キットは、基板とパーツ、マニュアルで構成されています。外付けのVRやコネクタ類は、別途購入する必要があります。Small
Wonderからは、エンクロージャーキットとしてケース、外付け部品をまとめたものが別売されています。
このキットの購入のきっかけは、QRPニュースでJH1KKT松田OMが紹介された記事を見て、松田OMにお願いして共同購入して頂きました。当時 $1=¥80の時代でしたので¥4,000+αで購入できました。
今でもコストパフォーマンスの高いリグとして、アメリカのみならず日本を始め世界中で愛用されているポピュラーなQRPトランシーバーです。
ARRLから出版されている「QRP
POWER」の中には、SW-40(40-40)の改造記事がたくさん載っています。たくさんのQRPerによって更に使いやすく高性能なリグに仕上げられている名機です。
Spec. :
出力 1W(実測) MAX 1.5W
周波数範囲 7000kHz〜7030kHz VFO(発振部3.00MHz〜3.03MHz)
受信部 シングルスーパー
送信部 終段 2N3553
RIT オプション、ケース オプション、 イヤフォン出力
フィルターはクリスタル2段の構成ですが、800Hzくらいの切れで、7MHzのQRMの中でも目的の信号を聞き分ける事が出来ます。コンテストでもマイナーコンテストであれば十分なセパレーションです。
私は、オペアンプを組み込みスピーカーで聞いています。飾りの?Sメーター回路も組み込みました。 ミズホ通信のナノシリーズ(幻の名機)用のケースに入れています。
シリーズとして、1.9、3.5、10MHzの各バンドがあります。
キットに組み込んだSメーター回路
内部の様子
運用実績:
JCC 100 JCG 70 までCfm
しましたが、残念ながら海外とのQSOは未だに出来ていません...
コンテストもこのリグで参加しています。最近は、移動運用で使う機会が増えていますが、シンプルなキットの割には実用性抜群です。
個人的な感想:
よく出来たキットです。実用性も再現性も十分です。既に国内でもたくさんのQRPerに愛用されているリグです。
あなたも1台如何ですか?
購入方法: クレジットカードは取り扱っていないので、国際小為替で送金します。購入についてのアドバイスは、JL1AHE清水さんのホームページに掲載されていますので参考にしてください。