PC9801 + Win3.1 + MS-LAN Manager + Netscape Navigator + TeraTermによるインターネット接続

• DOSで利用するネットワーク のページはIBM互換機用の記述ですが参考になります。 初めはこのページの記述を元に PC9801用の MS-LAN Managerを動かし、DIS_PKT を動かした後、 TEENEを動かして TEEN用 TELNETクライアントを動かしていましたが、最終的にはTeraTermを使うことにしました。理由：MS-LAN Managerはただでさえメモリを食うのに、DIS_PKTを動かしたり、TEENEを動かしたり、さらに Win3.1を動かし、さらに常駐プログラムを読み込んだ後では、メモリ不足でNetscape Navigatorではインターネットに接続できません。
• Netscape Navigator ver.3 ver.4はこのページにあります。

できるようになったこと
PC9801上で Win3.1と MS-LAN Manager を動かし、クライアントとしてウインドウズネットワーク上にあるコンピュータのファイルが使えたり、Netscape Navigatorでホームページを見ることができ、TeraTermでパケットクラスターに接続できます。

• まずPC9801用のMS-LAN Managerを手に入れなければなりませんが、IBM互換機用はフリーで公開 されているものの、PC9801用は WindowsNTの CD-ROMの中にしかありませんし、フリーではあり ません。入手が最大の問題点だと思います。それが手に入れられる人は次を読む価値があります。
• 前述のDOSで利用する ネットワークのページに記述してあるIBM互換機用のインストール手順と全く同じです。PC9801用 は表示が日本語になっていることと、ファイルは圧縮されていないので CD-ROMから FDにファイルを コピーしてインストール用ディスクを作ることくらいが違いです。インストール用ディスクには聞いたこともないような NEC製の NICドライバしか入ってないというのも違いかも。（笑）
• ドライバの選択の時、インストールディスク中の ドライバでなくて、NICに付属のドライバディスクの中の、MS-LAN MANAGER を連想させるフォルダを指定すればほぼ間違いなくインストールができます。（インストールディスク中の適当なドライバでインストールした後、実際に使うドライバをＨＤＤにコピーし、 設定ファイル(protocol.ini)をエディタで編集する方法もありますが、初めてMS-LAN MANAGERに触るのであればこれは困難だと思います。）
• Netscape Navigatorのための設定
  必要なものは、
  （１）MS-LAN Managerインストールされたフォルダ(標準ではA:\LANMAN.DOS\NETPROG) のSockets.exeとDNR.exeです。autoexec.batの中でこの２つのファイルを自動実行させればＯＫです。
  （２）Netscape Navigatorをインストールしたフォルダにある
  

  netscape.ini中の初めの部分、
  rem [Network]
  rem Use Async=no
  の２つの remを外して　Use Async=no に、
  そして、
  rem you might also need to set
  の次の文の remをはずす必要があります。
  

• TeraTermのための設定：
  特になし、TeraTermのメニュー上で ホスト名入力・エコーバック有無等の設定をするのみ。 （なぜか？）DNSによる名前解決ができませんので、相手ホストの IPアドレスを直接入力して接続しています。