CD社ローテーター RC5Bコントローラー修理記録
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症状: ローテーターが制御不能。 どうもコントローラーが壊れたらしい?

コントローラーのふたを開け、部品を見ても壊れているらしい部品や、焦げた臭いはない。
電源トランスをさわると強烈に熱い。初めは電源トランスが壊れたと疑ったが、トランスの二次側の電圧を測ると正常な電圧である。

プリント基板の右下の二つのトランジスタのうち、上のトランジスタ(2SC1815)が強烈に熱い。
ローテーターのマニュアル中の実体図のトランジスタ名は取り違えて記載されている。(少なくとも私の持っている版では) 写真の通りが正解。

2SC1815が強烈に発熱しているが、私にはこの2つのトランジスタのどちらが壊れているか理解不能なので、両方とも取り替えた。

これでコントローラーは正常に動作するようになった。
追記
 コントローラーが壊れる原因の1つは雷のようです。CD社のコントローラーは、コントロールケーブルとねじ止めで接続されているため簡単に外すことができません。雷に対して全く無防備な状態で使われています。脱着可能なコネクタ接続に取り替えておくべきだと思われます。また、雷で壊れるのは回転指示部の 2SA1015と2SC1815、オペアンプ(上記写真の2SC1815の左側のオペアンプ)の3つ共に壊れる場合が多いようです。