SHARP Mebius Noteで Telnet
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Pentium 200MHzの Mebiusを DOSで使ったときのメモ
- 使用NICは、Laneed LD-CDL/T PCMCIA Card。
- OSは DR-DOSを使おうと思ったが、ブート時にハングアップするため、MS-DOSを使った。その config.sys と autoexec.bat はこれ。(←これを読めば以下の説明は不要にも思えます。autoexec.batはページ上でクリックしたときに誤って実行されないようにAUTOEXEC.BAT.TXTとしてあります。)
- autoexec.bat中の、 LANEN.EXEはドライバディスクに含まれている LD-CDL/T用のカードイネーブラーで、MS-DOS上でカードサービス/ソケットサービスを用いずにLD-CDL/Tを動作させるプログラムで、このプログラム使用時は他のPCカードが使用できなくなるとのこと。Diagnostic利用時にも本プログラムが必要。
- 以下、ドキュメントより抜粋
MS-DOS上より"LANEN.EXE"を実行することにより、自動的にリソースを取得する。
動作指定はしなくてもいいが、動作指定する場合のオプション設定は以下のようになる。
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LANEN [/IRQ:dd] [/IOP:xxx] [/STT:n] [/CBS:OFF]
/IRQ:dd 割り込み番号を指定する。
dd= 03,04,05,07,9,10,11,12,15のいずれかを指定する。
/IOP:xxx I/Oポートアドレスを指定する。
xxx=200から3e0までの数値で32byteごとに指定できる。
/STT:n PCカードスロットの指定を行う。
デフォルトでは自動検出。n= 0,1のいずれかを指定する。
/CBS:OFF カードバスモードをOFFにする。
何も記述しない場合(デフォルト)はONになっている。
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** 使用例(IRQ=10,I/Oport=0x300H,Slot=0番,カードバスモード=OFF) **
①MS-DOSコマンドライン上
LANEN /IRQ:10 /IOP:300 /STT:0 /CBS:OFF
②AUTOEXEC.BAT
C:\ENABLER\LANEN.EXE /IRQ:10 /IOP:300 /STT:0 /CBS:OFF
③CONFIG.SYS
DEVICE=C:\ENABLER\LANEN.EXE /IRQ:10 /IOP:300 /STT:0 /CBS:OFF
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- パケットドライバ LDCDLTPD.COM は、パラメーターを指定しなくても自動的にハードウェアパラメータを取得し動作する。(上記autoexec.batではDiagnosticで求めた値を指定して動作させているが。)
- デフォルトの割り込みベクタは 0x62 とのことですが、指定するときの設定範囲は以下のように、96-128の間にするようです。
- LDCDLTPD.COMの書式は、
LDCDLTPD.COM <packet_int_no> <int> <I/O address>
パラメータ:
<packet_int_no> パケットドライバの使用する割り込みベクタ。
設定範囲は96-128の間。
<int> PCカードが使用するハードウェア割り込み。
PCMCIAドライバの割り込みと合わせる。
設定範囲は3,4,5,6,9,10,11,15。
<I/O adoress> PCカードの使用するハードウェアI/Oアドレス。
PCMCIAドライバのI/Oアドレスと合わせる。
です。
- autoexec.bat中の pansi.comはANSIのエスケープシークエンスで動作するソフト用のフリーのドライバ。
- telnetクライアントについて
lnet等を使えばPacket Clusterに接続できる。
lnetの解凍後にできる Packet driver版の実行ファイルを使う。
設定ファイルのうち、lnet.cfgは特別必要がなければデフォルトのままで使える。wattcp.cfgはネットワークに合わせ編集する。