Flagアンテナと地上高
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 JA7AO松本OMのページ中のK9AYアンテナ(受信用)…製作はJA0AOQ磯部さん を読ませていただくと、屋根に上げていた時はよく聞こえていたが地上ではそれほどでないとの記述があります。同じようにスモールループアンテナは雑誌等を読むと、タワー上に置いた方がよいという記述が見られます。それらを検証するためにここでは Flagアンテナを題材に地上高とビームパターンの関係をシミュレーションした結果をまとめてみます。結果だけ言えば、送信アンテナだけでなく、この種のアンテナも地上高の影響を大きく受けるようです。
Flagアンテナ全景
 大きさは 横11m、縦4mです。なお、このアンテナの大きさには特別の意味はありません。このアンテナをシミュレーションするときに使ったデータはMMANAのEWEアンテナのサンプルファイルを元にしたということと、縦の長さが長い方が性能が良さそうな気がしたということだけです。

は給電部です。以下の図で、例えば給電点3mHと表示されている図では給電点部分が3mHという意味です。(この場合、下側のエレメントの地上高は1mHになるということ。)

×は抵抗です。MMANAのEWEアンテナのサンプルファイルをもとにしたものなので840Ωです。この抵抗の値によって指向性・FB比が変化しますが、高さによる指向性の変化の方が支配的なようです。この値が最適のようですが、実際に作るときはFB比が最大になるように調整が必要です。
flag-ant 3mh給電点3mH
flag-ant 10mh給電点10mH
flag-ant 20mh給電点20mH

flag-ant 30mh給電点30mH
flag-ant 40mh給電点40mH