LAA 2003

5月31日、OEのハムフェア-、LAA2003に行ってきました。正式にはInternationale Funkausstellung, 国際無線フェア-とは大げさな名前ですが、今年で16回目、6月のFriedrichshafenでのHam Radio Internationale Amateurfunk-Ausstellungが28回目であることを考えるとそれなりに歴史があることになります。

会場があるのはLaa an der Thaya,ウイーンから車で1時間弱の小さな町です。チェコとの国境の町でそのためかチェコ、ハンガリー、ポーランドなど東欧からの参加者も目立ちます。

会場は,町唯一の見本市会場、ですが…

まあこんな感じの催事場です。後ろに見えるタワーは会場内に常設のローカルクラブOE3XLAのアンテナです。

規模としてはDayton, Friedrichshafenや東京のハムフェアとは比較するほどのものではなく、関ハムよりちょっと小さい程度でしょうか。

さて会場の中は…

まず目に付いたのは販売店のブース。YaesuやIcomの最新機種をフェア特価で販売していました。

メーカーブースはなく話題のIC7800やTS0000などは目にすることができませんでした。

電監のブース。EMC障害の探索のための機材などを展示していました。

右に見えるのは戦前の免許やQSLなどの資料。

軍の通信部隊が展示を行っていました。右は軍用の通信機。コリンズのラインも展示されていました。
ADXBはSWLのクラブ。古いラジオなどを展示していました。 常駐のローカルクラブOE3XLA。SSTVが盛んらしく当日もデモQSOをしていました。(使っていたのはMMSSTV)
連盟 OeVSVのブース。 OeVSVは別ブースでPLCのデモを行ってました。PLCのノイズがどのくらいうるさいか実演していました。

 

会場の外に出ると、そこはフリーマーケット。これは関ハム以上、ハムフェア並か?? 土地柄東欧からの軍放出品が目立っていました。

概観はこんな感じ。これで会場の1/3程。 早速新機種を売っている人も。
JA製のビンテージ物も出てました。 101ライン、厳密には右はSommerkampのFT277Eです。
IcomもSommerkampのOEMやってたなんて知りませんでした。 R390もありました。かなりの美品。
ふるいラジオはいたるところで売ってました。20EURくらいから。 こっちも古ラジオ。(でも売り子のお嬢の方が…)
レーザー送信機なんてのも出てました。 これも売りもんではありません。

 

別会場ではDXコンテストフォーラムが行われていました。規模的にも関ハムみたいな感じです。

会場は50人程度のこじんまりとした会議室。

9A0A IOTA expedition, 6W/F5VHQ, ST0RYのプレゼンが行われました。

国内コンテストの表彰式もありました。
 
ST0RYのプレゼンをしたFalk DK7YYは午後からはDXCCのフィールドチェックもしていました。

2000年のTS7N以来の再会で、次にどこに行くかの話で盛り上がりました。

 

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