JH3YBSについて

このページでは「ボーイスカウト兵庫連盟無線局」の概要を紹介しています。


 この無線局は、営利を目的としないで、ボ−イスカウト運動を通じ、教育訓練に 役立て、あわせて電波法を守り、遵法の精神を養い、無線科学の向上と、スカウト運動 の発展に寄与することを目的に設置されています。 その為に、アマチュア無線局を開設運用し、ボ−イスカウト行事への協賛や電波法、 施行規則および運用規則等の研修をし、また技能章課目のうち、電気章・ラジオ章・無 線通信章・有線通信章及びコンピュータ章の修得の為の研修をします。構成員は、ボ−イスカウトの加盟員を対象とし、アマチュア局の無線設備の操作を 行うことができる無線従事者の資格を有しているものを正員とし、それ以外の者で 無線技術に興味を持つものを準員としています。

 無線局にかかわるすべての経費は、県連盟よりの補助金およびその他の寄附金で充当 しています。
 
 無線局の設立につきましては、1993年頃より、JA1YSS日本ボ−イスカウト アマチュア無線クラブの兵庫県在住による有志により設立の準備が進められているなか 1995年1月17日未明に阪神・淡路大震災が発生しました。

そのなかで救援のボランティアとして全国 から駆けつけてくれたスカウト・スカウタ−の大半はアマチュア無線のハンディ機を 腰にぶらさげて参加してくれていました。まだ携帯電話が一人一台とまでなっていなかった時代でした。このとき多くの方より「兵庫連盟には無線局 は無いのですか?」という言葉でした。もし、連盟としてアマチュア無線局を事務局に でも設置してあれば、不安をもって参加してくれていた彼らにとって、ほんの少しでも 心の支えになったのではないかと悔やまれてなりませんでした。

 このような経過を得て95年6月のコミッショナ−研究集会にて無線局設立が議題と してとりあげられ、12月の理事会でボ−イスカウト兵庫連盟無線局として設置する事 が承認され、1996年度より活動を開始しました。96年8月には第13回兵庫連盟 合同野営大会の会場で移動運用を行い、モ−ルス信号を使ったプログラムを実施して 好評を得ました。

  JH3YBSというコ−ルサインは、「ボ−イスカウト神戸」として活動され、 神戸31団の坂上OM、JA3AGC飯田OM、他旧神戸地区の諸先輩によって築かれた歴史と名誉 そして親しみのあるコ−ルサインです。

  Japan Hyogo 3erea Yang Boy Scout  

以上のようにボ−イスカウトの社団局にとって素晴らしいコ−ルサインを 坂上OM、飯田OMの了解、同意を得て名称変更、移管していただき 「ボ−イスカウト兵庫連盟無線局」として活動しています。

 今後は更に幅広いラジオスカウティングを通じて、スカウト運動の発展に 寄与していきたいと構成員一同強く願っております。


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