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安い電圧増幅管を眺めよう


電圧増幅のGT,MT球は、外観が特に面白いものではありません。特にミニチュア管などは、もともとテレビ用ですから、表に立つことを考えて作られてはいません。



GT管を眺めよう



6SL7、6SN7などの双三極管を初段に使うアンプが多いとおもいます。いまだにGT管を使っている一番の理由は、その形状にあるとおもいます。
6SL7や、6SN7の後継が6FQ7などのミニチュア球で、テレビ用です。

  1. 6SL7 ソブテック、フィリップス
  2. 6sl7
    左ロシアの最新ソブテック、右のフィリップスは、JAN(ジョイント、アーミー、ネービー)といわれる軍調達品の箱に入っていて、高信頼であるW、改良前期のAがついて、6SLWGTAという長い名前になっていて、いかにも良さそうで、実際高いんだけれど、85年製だったりするので、すべてが良いとはいかないところ。

  3. 6SL7 6SN7 ソブテック
  4. 6sl7

    6sl7
    ソブテックの6SL7と、6SN7.
    ハカマが高かったり、低かったりで、背丈が合わないところがくせもの。

  5. 6SL7 6SN7 ソブテック 6SN7 フィリップス
  6. sovtek philips

    sovtek philips

    sovtek philips
    まわしてみました。双三極、つまり一本に三極管が2つ並んで入っているのが、おわかりですか?
    単純に2つ入っているのが見えやすいのは、2つの間の干渉も少ないようです。

  7. 6SL7 NEC
  8. nec6sl7
    これは古いです。ただし、ちゃんと使えます。さすが国産のHi-S(通信機、測定器用)です。
    紙巻になっていて、中に検査した人のハンコが押してあります。輸出先の人が見たら、「なんじゃ?」てなものでしょう。
    ニッケルプレートとおもわれる、クリヤなガラスで綺麗な管です。音は、いまいち硬かったです。

  9. 6SL7 NL
  10. nl 6sl7
    NL(ナショナル=松下でない商社)のJAN球です。フィリップスよりも音はいいと思っています。見かけたら、ありったけ買いましょう。



MT管を眺めよう



ムラードのようなメッシュプレートの高級品とまではいかなくても、Eiのニッケルプレートでも綺麗なものが安く買えます。
東欧のものが安く入るのが特徴です。国産もまだありますが、通測(Hi-s)用の東芝などは、高級品として扱われています。いずれにせよ、テレビ用途が多かったので、形状はしょぼいです。

  1. ソブテック、Eiの12AX7
  2. sovtek Ei 12ax7

    sovtek Ei 12ax7
    ソブテックのは。ミニチュア中のミニチュアですね。ピンも刺さりやすそうだし。

  3. 12AX7A NL
  4. 12ax7a-nl
    商社ナショナルの12AX7Aが右です。左は先のEiの12AX7です。
    Aがつくとええんじゃないか?とおもいますが、音的にはソブテックの12AX7と、あまりかわりません。
    12AX7は、別名(EU表記)ECC83ですが、6SN7の進化系だとおもいます。6SN7そのものはECC82つまり、12AU7のS/Nの良さに引き継がれているとおみます。その意味では、増幅率の高さで6SL7譲りのところもあります。

  5. GE 6FQ7

  6. 6FQ7は、GT球の6SL7と同じです。

    ge 6fq7
    持ってけ泥棒の5本入りGEの6FQ7.これも高くなってきました。奇数というところが、オーディオではなくテレビの世界だとおもいませんか?



真空管の概論

真空管の値段

安い出力管を眺めよう

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平成14年2月6日 de jp3exe ex je2egz, only for life.。