de W6/7M1STT

25−April −2000

 W6/7M1STTです。

我が部屋には冷蔵庫が無かった。

これでは風呂上がりに冷たいものが飲めない。アメリカはビールが安い。
12本入りで8.9ドルくらいだから、台湾より安い。しかし、冷蔵庫が無い。
ぬるいビールは美味くない。

そこで、台湾人と日本人の友人と3人で電気屋に見に行ったところ、手ごろな値段でアパート用冷蔵庫を発見。125ドル。ほ、欲しい…でもどうやって持って帰るのか。

店員に「これって、どうやって持って帰るんですかね」と訊ねると、

「あ、これくらいだったら車に乗るでしょう。車までは運びますよ。」

「あ、そうなんですか…そうですよね。これくらいなら乗るよね。ははは…じゃ、これください。」

「お買い上げありがとうございます」

「受取りは駐車場手前のカウンターでお願いします。」

「はい。駐車場前ね。」

カウンターに到着。黒人のお兄ちゃんが、カートに乗せて待っていてくれる。

「お買い上げありがとうございます。どちらのお車ですか?」

「え〜と。バ、バス。」

「What?」

「いや、バスで帰るの。ミュニバス。出口どこですか?」

「バスって、おまえら…。出口はあっちだけど…Oh! No…」

アメリカは超車社会なので、日本のように、無料でお届けのサービスがある所は珍しいみたいです。売り方も、極めておおざっぱで、自分で持って帰ってね。という感じです。

僕ら3人は、冷蔵庫と一緒にミュニバス(サンフランシスコのトロリーバス)に乗って帰りました。みんな、不思議そうな顔をしていました。

これで、生活がまた一つ快適になりました。

慣れてくるとどうもネタが不足します。 最初は何でも珍しいんですが…



      
 
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